ダイヤモンド好き(愛)☆の皆さんへ
毎日夜中の12時更新
ダイヤモンド好き集まれ!ひろ助です
昨日の続きで、
「この市場と消費者をぐるぐる回るダイヤさん、」って、、、、
ダイヤモンドの世界で、「中古」ダイヤと呼ばれるダイヤがないこと、昨日のブログでお話しました。
この中古とは呼ばないけど、「使用感のある」ダイヤ、、、、クラリティに影響があったり、影響のないぎりぎりのプレミッシュ(小傷)があったりして、ルースダイヤモンド専門の業界間同士の取引では、、、、わかることもお話しました。
だた、それ以外にこの子達の特徴として、カッティング(この場合研磨技術のことです)が古いのが多いです。
20年前に、GIAさんのクラリティがフローレスのダイヤさんを持ってると、驚かれました。
見たことがない業界の人もいました。
IFでさえ、店舗さんでは取り扱いがないジュエリーショップ珍しくありませんでした。
でも、、、現在だと、ひろ助のお店も10個あれば、一つか二つフローレスさんです。
0.4ctのD フローレスさんです
この20年で研磨技術が格段に進歩しました。
以前は、職人さんの技術が低く、高いクラリティのダイヤさんが研磨できなかったのが、現在、技術向上により高いクラリティのダイヤさんを研磨し流通しています。
また、世界的にダイヤさんに大きさよりもクラリティを求めるようになっており、例えば、ある1.7ct~1.5ctダイヤ原石から以前は0.9ctのVSさんを研磨したのが、ct数が小さくなっても0.7ctのIFさんを研磨するようになっています。
うえの0.4ctの子も、原石は1.051ct
無垢な部分だけ研磨してフローレスになりました。
「この市場と消費者をぐるぐる回るダイヤさん、」
クラリティより、カラット数を求めたなごりなのか、研磨技術が高くなかった時代のせいなのか、クラリティが低いダイヤさん多いです。
そして、業界間では死語になりつつありますが、
BGM
という単語があります。
この意味は、カラーシェイドがB=ブラウン、 カラーシェイドがG=グリーン 透明感がM=ミルキー
(このBGM、クラリティに影響ないけど、業者間ではBGMがわかるという、僅かに感じられるほどのBGMです)
4~5年ほど前までは、業界間の取引するとき「Non、BGM」を必ず一番先につけていました。
今だと逆に、BGMのあるダイヤ、、、、良心的な研磨業者は、信用にかかわるので扱いません。
このBGM、わずかでも感じられると、クラリティに影響がなくても、ひろ助としては本当に残念な子になります。
このBGMがあるダイヤさん、「この市場と消費者をぐるぐる回るダイヤさん、」にそれなりの割合であります。
「紙で買う」=鑑定の4Cでダイヤさんを判断して買うのであれば、構わないのですが、求められても、やっぱり飽きられるのか、永く手元に置かれず、
このダイヤさん達、再び「この市場と消費者をぐるぐる回るダイヤさん、」として、市場に戻ってくるような気がします。
古いカットでも、丁寧に研磨され、今のダイヤさんとは違う柔らかい光を出すダイヤさんもまれにあります。ただ、そういう子はすぐにお嫁に行き、末永く愛されるので、なかなか市場では見れません。
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キラキラなダイヤを身に着けて、みなさんが ☆輝く☆毎日を過ごせますように☆彡
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