ダイヤモンド好き(愛)☆の皆さんへ
毎日夜中の12時更新
ダイヤモンド好き集まれ!ひろ助です
昨日から、ファンシーカラーダイヤさんの仕入れのお話をしていますが、このお話の中で ”フレッシュダイヤ” という言葉が出ています。
お話がそれてしまいますが、最初に、この”フレッシュダイヤ”のお話をさせてください。
昨日お話しましたが、ルースダイヤモンドには新品とか中古という概念がありません。
中央宝石研究所さんからの出典になりますが、14の有名ダイヤモンドというページがあります。この14のダイヤモンド、一つとして”新品”はありません。
新品とか中古という判断では中古になってしまいますが、誰もこのダイヤさん達を中古とは呼びません。世界で一番有名なブルーダイヤのホープダイヤモンド。
現在の所有者のスミソニアン博物館を含めれば最低7回、WIKによれば12回以上は所有者が変わっています。
この、いろいろな時代にホープダイヤさんを求められた方々、「中古って」とは思わなかったはずです。
WIKIさんからお借りした、ホープダイヤモンド
ルースのダイヤさん、人の手を経ても、あくまでその時の状態、クラリティで判断されます。
ダイヤモンドは、自動車やお家、高級時計やブランドもののジュエリーと異なり、経年劣化が起こりません。
何億年前? に誕生したダイヤモンドさん、何億年か先まで劣化しません。
このため、ルースダイヤモンドに「新品」「中古」という概念がないこと、ご理解いただけたでしょうか?
では、では、、、、フレッシュダイヤという言葉をなぜ使うのでしょうか?
ひろ助
この子、フレッシュダイヤさんなのですが、参考までに、このお写真、
エッジ上にベアーデッドと言われる、研磨工程上に治具との接触でできてしまったマークがあります。大きさは約0.2mm! シャープペンの芯の半分ぐらいです。
この子のGIAさんの鑑定クラリティは確かVVS2かVS1だったと記憶しています。
このくらいのマークやガードル上の僅かな”擦れ”、現物だと見過ごされるますし、クラリティもまあまあ
もしかしたら、ベアさんなければ、VVS1かIFになっていたかも
それを考えるとお買い得なのかもしれませんが、、、、ムンバイの研磨業者さんからの提案でしたが、、、、、、、お断りしました。
実はひろ助、エッジ上の小傷やガードル部の欠け、好きじゃないんです。
また、ひろ助、のネットショップをしているため、
”お写真が命”
フェイスアップの写真以外、いろいろな角度とパビリオン側からのアングルも20~30倍拡大してアップします。
このため、このような些細な瑕疵も、20~30倍拡大してしまい、、、、、、、ひろ助のお店では扱えません。
実は”フレッシュ”ではないダイヤさん、こういった、エッジ上の細かい 「こすれ」 がある場合があります。
クラリティにほぼほぼ影響のない 「こすれ」 なのですが、
写真映りが悪いですキリッ
(ひろ助のお店のお写真だと 「こすれ」 があるダイヤさん、お写真に出てしまいますので、、、扱えません。)
重ねて申し上げますが、ひろ助、
”お写真が命”
残念ながら、この使用感のある”フレッシュ”ではないダイヤさん、取り扱えないのです。
国内のルースダイヤモンド市場、クラリティグレード、カラーグレードによっては”フレッシュ”ではない使用感のあるダイヤさんが多く流通しています。
鑑定書やソーティング上、同じクラリティであっても、使用感のあるダイヤさん長く市場に残り、フレッシュなダイヤさんが、売れていくため、流通量のわりに多く、思えるのかもしれません。
このため、ひろ助もなかなか、国内市場での買い付けは、、、、、、、、しますが、とても難しいです。
世界のダイヤさんの9割を研磨しているといわれる、インドのムンバイ。ここの業者さんでも、”フレッシュ”ではないダイヤさんが取り扱われることあります。
まあ、こういうの気にするのは日本人だけだと、、、、、、、、聞いたことあります。
ファンシーカラーダイヤさん、仕入れる間口(ダイヤモンド市場のファンシーカラーダイヤさんが占める割合、1割以下、、、ひろ助の体感では、20分の1以下かも) がさらに狭く案ってしまいますが、 それでもムンバイの流通業者さんからではなく、安心できる研磨業者さんから、仕入れたいと思います。
裏を返せば、ネットではなく、目でみる場合は、こういったこすれ 肉眼ではわかりません。
お写真で細かく見る方が安心という見方もあります。
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