おはようございます。
モテ塾
のパーソナルプロデューサー
市川浩子
です。
12月半ばに階段から落ち、尾骨のひびの経過を知るために
先日整形外科に。
その受付で変な日本語を目にしました
正確ではないですが、下記のような感じでした。
受付に張り出されていたものです。
「受付後、呼びましたときに居られなかった場合、
順番が変わる場合がございます」
どうおかしいかと言うと・・・
×呼びました → ○お呼びしました
×居られなかった → ○いらっしゃらなかった
尊敬語と謙譲語がごっちゃになってしまっている例です
「おる」に「られる」を加えても、
「おる」という言葉自体が謙譲語。
自分を謙る(へりくだる)ことにより、
相手に礼儀を表す謙譲語は
自分の行為に使う言葉です
(自分が)「午後はオフィスにおります」などのときには言いますが
相手に対しては言いませんよね
研修を行うと、「難しい!」と言って
50~60代の上司や経営陣まで間違いやすいのが
この謙譲語と尊敬語の使い分け
でも、それ以外の丁寧語は簡単そうで
間違えやすい部分でもあります。
例えば、下記のような例です。
「あっちのほうにございます」
「その件でございますが・・・」
×この・その・あの・どの → ○こちら・そちら・あちら・どちら
その他にも、下記のような例があります。
×昨日(きのう) → ○昨日(さくじつ)
×明日(あした) → ○明日(あす・みょうにち)
×お客様がご存じの人 → ○お客様がご存じの方
他には、お正月番組を見ていても、年賀状を読んでいても
とっても気になったのは「ら」抜け言葉。
「今年は、○○が見れるように頑張ります! 」
最近非常に目立つ、この「ら」抜け言葉。
「見れる」ではなく「見る」+「~できる」なので、
「見られる」ですよね。
ただし、最近この「ら」抜け言葉に対し
日本語を教える職業の方や、マナー講師の中でも
色んな意見がでているようで
「江戸時代に『書かる』から
新たに『書ける』という可能動詞が作られて、
いまはふつうに使われていることを思えば、
この発達は日本語として自然な動きで
止めることはできないでしょう」と言う方もいらっしゃいます。
時代によって言葉使いに変化はあるものの、
友人同士のトークのみにしておいて
公式の場では、きれいな日本語を使う人が増えればいいなと
切に願います
昨日、infoから先方に送ったメールに気付いた社長が
「多分~だと」というフレーズを使った従業員に対し
「メールの文章が雑だから、今度から『多分』ではなくて
『おそらく』と言うようにして」
と言っていました
日頃使わない言葉は、いざというとき
出てこないのかもしれません
このように、その場で指摘してもらえる環境は幸せだと感じました。
昨日は成人式で、新成人が124万人誕生
新たに日本を支える新成人の方々にも
是非、日本語を大事にしていただきたいです
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