5月の空
空の青さと綿飴のような真っ白な雲
それを縁取るかのように煌めく緑の木々たち
そのコントラストが実に美しい
五月晴れってよく申しますが
5月の晴れた空って意味ではなく
本当の意味は梅雨の晴れ間とのこと
青空だけではない
空にも
色んな空があるのよね
などと改めて実感いたします
だからこそ
人の心はよく空に喩えられるのですね
私たちの感情には色んな種類があります
楽しい嬉しい悲しい辛い
怒る笑う泣く喜ぶ
これを感じる為に
人間に生まれたと言っても
過言ではないかもしれません
その時々に色んな感情を出して表現して
思いっきり人間を味わう
人間として生まれた醍醐味
ただし
思う存分感じたら
そこで終了
その感情にサヨナラする方が
良いみたいです
その感情は
最悪なものでも
最高に素敵なものでも
持ち続けると
執着心へと変わってしまいます
この素敵な思いを忘れたくない
この幸せにずっと浸っていたい
もしくは
この悔しさを絶対に覚えている
・・・そんな風に
その時の思いを握り締め続けたら
どうなるでしょう
私たち本体から
思い出と繋がった
目に見えないコードがあるとします
印象に残る思い出が出来る度に
本体と思い出を
コードで繋ぎ続けていたら
動きづらくなって
前に進めなくなりますよね
更に更に
コードが繋がったままですと
その思い出に引っ張られて
その時点に後戻り
なんて事もある訳です
だから前に進む為にも
思いっきりその時を味わったら
その思いはサッと手放して
もっと素晴らしい事が待っている未来へ
身も心も軽くして
進んでいきましょう
私もまだまだ思い出に
コードを差し込んだままです
今はその不要なコードを
せっせと外しております
これもあれも大事って
繋ぎ続けたコンセント
恐らくブレーカーが上がる寸前でした
日々 内観
日々 断捨離
人間らしく生きて
宇宙人らしく手放して
素敵な人生を送りたいものです
