愛の見えない時代の恋人たちね | ふたつぶの真珠

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考えを巡らせながら距離を詰める。
絶対零距離の眼差し。



色素色素色素
口付けであかいくちびるの君に笑みが下弦。

指の腹
日帰りの新幹線のホーム

嫌いじゃない。
恋には落ちれない。
愛し合えない。
見離せない。


やらかいねってうれしそうに微笑む声が年齢を呼び覚ます。




ああごめんね。

ー行ってらっしゃい。ー





アクセントは命令




終わらない夏。




残念でした。



また来週ね。絶対零距離の黒い眼差し。


きみは私の戦場。
あそこは私の天蓋。