牛乳神話の崩壊 | 京都☆橋爪ひとみのブログ〜2017年1月まで〜

京都☆橋爪ひとみのブログ〜2017年1月まで〜

~インスピレーションと学びの源泉~
Ripple+ing Garden

子ども英語クラス
大人英語クラス
ホリスティックヘルスコーチング
各種講座開催

うちには4歳になる長男と2歳の次男がいる。とても素敵な保育園に巡り会うことができ、第二の家庭のような存在で親子共々お世話になっている。

保育園では朝と夕方の二回、おやつと一緒に牛乳を飲むことになっている。これはきっとほとんどの園でそういうきまりになっているのだと思う。保健所からの指導?なのかどこからの圧力なのかわからないけど、でも子どもを出産したあとの母親訪問で保健所から派遣されてやってくる助産師さんや保健所での栄養指導の際には必ず牛乳をすすめられるし、公立小中学校では給食と牛乳は必ずセットになっている。日本人っていつからそんなに牛乳飲むようになったの?

牛乳の安全性諸々のことについては、ネットで検索するだけでもかなりの情報が得られるはず。私は現代の日本人がまるで水代わりのように牛乳を飲んでいることはとてもおかしいと感じるし、不自然だと思う。大量生産される牛乳がどうやって作られているか考えてみたら…想像力を働かせるだけでも恐ろしい現実を垣間みることができるのではないだろうか。

だって人間の女性だって生涯ずっと母乳が出続けるわけじゃない。妊娠して出産した後、赤ちゃんを育てるために乳(白い血液)が出るようになっている。おっぱいっはお母さんの血。

牛だって同じ。自分の子ども育てるために母親は身を削って乳を出す。人間の勝手で牛乳を手に入れるために、牛の品種改良をし、本来自然界においては食べるはずのないような人工的な餌を与え(牛乳を甘くするために草ではなく穀物を与えるそうだ。消化器への負担から胃ガンの牛が増えている)、妊娠中からホルモン剤を打って乳を搾り取り、出産後も子牛は母親から引き離され乳牛はろくに身動きのとれない環境でただ乳を搾られ続ける。死ぬまでそれの繰り返し。そんなに不自然なことしてまで牛乳飲む必要ってどこにあるのかな。それで得する人がいるのは確かだけど。

ちゃんと牛を緑いっぱいの草原に放牧して牛への負担を考慮した上で搾乳をするという良心的な酪農家も中にはいる。ノンホモ牛乳は価格も割高だし、うちに届くころにはクリーム分が上のほうに浮いている。それが自然な牛乳の状態。日持ちもしない。
流通や生産者の利便性のために牛乳を遠心分離機にかけて酸化させ、時間がたっても油分と水分が分離しないように加工された一般的な牛乳は骨粗しょう症の原因になることもわかっているというのに、いまだに将来を担う子どもたちに毎日半強制的に与えられている。牛に投与されたホルモン剤や抗生剤、人工的な餌にはいっていたもの、全て牛の血液=牛乳に含まれているから、子どもたちは毎日知らず知らずのうちにそれらを摂取している。ちなみに一般に流通している牛乳を子牛に与えたら子牛は死んでしまうそうだ。それはもはや酵素もなにもない、ただの酸化した水だから。卵についても同じようなことが言えると思うのだけど、質の悪い卵や牛乳を大量に摂取している子どもたちはやたらと生育が早かったり、小学校に上がる前に初潮を迎えたりする例が増えているそうだ。男性の乳癌が増えているのも納得。

子どもは自分が口にするものを選べない。大人が大手企業や国、マスコミの言うことを鵜呑みにするのではなく、自分の子どもを守るためにも正しい情報を自ら知ろうとする姿勢が今問われているのではないだろうか。

質のよい牛乳はたしかに美味しい。特別なときに嗜好品として頂くのはOKだと私は思うけれど、牛たちにとっても人間にとっても全くいいことなしの質の悪い牛乳を当たり前のように毎日飲むのはどうなんだろう。

…というわけでうちの子たちは保育園で牛乳を飲んでいない。かわりにお番茶を飲んでいる。京都府医師会は牛乳を飲まない子どもは必ず医師からの診断書が必要だとしているそうだ。権力とお金の流れ、ここでも想像力を働かせると面白いことがわかるよね。医者が牛乳は体にいいって言えば一般の人は信用するし、たくさん牛乳が消費されれば生産者は潤う。

牛乳は体によくないし害であると声を大にして訴えている心あるお医者さんもいる。

今日は子ども二人と連れてそんなお医者さんのところに行って来た。『牛乳アレルギー』の診断書をもらうため。大量生産された牛乳も卵も百害あって一理なし。そのお医者さんは著書の中で牛乳の危険性についても書いている。

当たり前のことが当たり前でなくなっている現代の日本。国民が北朝鮮なみに情報操作や洗脳されていること、気付いている人はごくわずかだけどいるのは確か。