今回は、大食い選手権に出ているようなフードファイターたちについて書いてみます。
信じられないほどたくさんの量を食べる姿は、爽快感さえ感じさせてくれます。
まったく苦しそうではなく、食べているときは、本当に幸せそうに食べています。
「たくさん食べたら、太ってしまう」とびくびくしながら、ダイエットで苦しんでいる人にとっては、大量に食べても太らない彼らは、うらやましくて仕方がないように見えるでしょう。
でも、彼らは本当に大量に食べても太らない特異体質なのでしょうか?
人よりちょっとたくさん食べても太らない、やせの大食いというレベルの人は、たくさんいます。
これは、説明のつくレベルですし、驚くようなものではありません。
しかし、大食いファイターたちの食事量は、そんなレベルとはまったく次元が異なります。
20人前、30人前など、あっという間にたいらげていきます。
そんな食事をしていて太らないなんて、いったいどんな特異体質なのでしょうか?
実は、ごく最近、大食い選手権で優勝経験のある女性のフードファイターが、摂食障害(現在は、極度の拒食症)で入院されました。
その方が、過食嘔吐で苦しんできたことや、他のフードファイターの人たちもほとんどの人が吐いているということをブログで告白されました。
ある程度、そうだろうとは思っていましたが、実際に本人がブログで語るのを見るのは、やはり衝撃的でした。
大量に食べても太らないフードファイターの人は、褐色脂肪細胞の働きが非常に活発だとか、胃下垂だとか、腸の乳酸菌の働きが活発だとか、医師が分析しているのを見たことがありますが、話半分以下にとらえておいたほうがよいでしょうね。
普段は、吐いていないにしても、1日に2回も3回も大量に食べなければならないので、吐かなければ、勝ち上がることはきっと難しいでしょう。
そして、フードファイターの人たちは、実際に摂食障害で苦しんでいる人もかなり多いだろうということです。
初期のころは、太目の人も多くて、それはそれは苦しそうに食べていました。
その苦しさと戦っている姿を、必死に応援したくなったものです。
その苦しさは、誰にでもわかりやすいものなので、大食いはエンターテイメントとして、とても面白いものだと思いました。
私は、たまたま初回の大食い選手権も見ていました。(大食い選手権なんて面白そうだと思って、予告を見たときから、わくわくしていました。)
その第1回大会は、エベレストラーメンという巨大なつぼに入ったラーメン(20人前とか30人前くらいなのだと思います。のびまくって、ひどいものでした。)を24時間の間に、3杯食べられたら優勝で賞金100万円とかそんな感じでした。
優勝者は24時間で2杯くらいを完食しました。
ただ、決勝戦の24時間の間は、どこで何をしようが自由という、かなりアバウトな戦いでした。
もちろん、トイレも行き放題で、これは吐きまくっているみたいだなということが、伝わってくるものでした。
まあ、あまりにも無茶すぎる挑戦だったので、それも暗黙の了解という感じでした。
その極端な第1回大会を見たことと、初期の頃の優勝者が、自分以外はみんな吐いていると言っていたのも知っていたので、大食いと嘔吐、摂食障害は非常に関係が深いものだろうと思っていました。
塩分などの致死量的にも、無理があるだろうと思っていました。
具体的な致死量の数値ははっきりとしませんが、塩分を100グラム以上とると、かなり危なくなるとされているので、1人前で塩分量5グラムくらいのカレーを30人前、50人前と食べているのを見て、これは危険すぎると思っていました。
どんなものであっても、とりすぎると毒物となります。
たとえば最近でも、水をどれだけ大量に飲めるかという大会で、死者が出ています。
塩の大食い大会とかでも死者が出ています。
大量に摂取すると、あらゆるものは毒物となってしまうのです。
今回、優勝者がブログで告白されたのを見て、大食いは見た目は楽しそうだけれど、実際のフードファイターたちは、いろいろな苦しさをかかえているのだろうなということをあらためて感じました。
昔の大食いは、本当に苦しそうに食べていたので、面白さと頑張れという気持ちで、よく見ていました。でも、まったく苦しくなさそうに、ただただ幸せそうに大量に食べ続ける人たちが増えてきて、これは明らかに病的だなと感じるようになって、番組自体をあまり見なくなりました。
食べているときは幸せそうですが、それは、満腹になれない、満足できないということであるのです。
適量で満腹になって、満足できるということがどれほど幸せなことなのでしょうか。
私たちが目指すべき状態は、大量に食べても太らない体質ではなく、適量で満腹になって、満足できるという状態です。
ただ、それだけです。
食べても太らない・・・とか、いろいろなダイエット情報が氾濫していますが、それらの情報に流されないように気をつけてくださいね。
次回は、アメンバー限定記事で、前回の限定記事の続きを書いてみたいと思います。
現代科学ではダイエット問題を解決できるはずがない理由や、脳科学が根本的に間違っていたということ、そしてうつ病をはじめとした精神病の問題も根本的にひっくり返ることになるといったことも触れます。
といってもそんなに難しい話ではないです。
むしろ、感覚的には当然と感じられると思います。
残念ながら、それくらい科学も医学も根本的にひどく間違っていたのです。
そもそも根本的に間違っていたのですから、ダイエットもうまくいくほうがおかしかったということです。
次回は、そのとんでもなく間違っていたということについて具体的に語ります。
お楽しみに。
信じられないほどたくさんの量を食べる姿は、爽快感さえ感じさせてくれます。
まったく苦しそうではなく、食べているときは、本当に幸せそうに食べています。
「たくさん食べたら、太ってしまう」とびくびくしながら、ダイエットで苦しんでいる人にとっては、大量に食べても太らない彼らは、うらやましくて仕方がないように見えるでしょう。
でも、彼らは本当に大量に食べても太らない特異体質なのでしょうか?
人よりちょっとたくさん食べても太らない、やせの大食いというレベルの人は、たくさんいます。
これは、説明のつくレベルですし、驚くようなものではありません。
しかし、大食いファイターたちの食事量は、そんなレベルとはまったく次元が異なります。
20人前、30人前など、あっという間にたいらげていきます。
そんな食事をしていて太らないなんて、いったいどんな特異体質なのでしょうか?
実は、ごく最近、大食い選手権で優勝経験のある女性のフードファイターが、摂食障害(現在は、極度の拒食症)で入院されました。
その方が、過食嘔吐で苦しんできたことや、他のフードファイターの人たちもほとんどの人が吐いているということをブログで告白されました。
ある程度、そうだろうとは思っていましたが、実際に本人がブログで語るのを見るのは、やはり衝撃的でした。
大量に食べても太らないフードファイターの人は、褐色脂肪細胞の働きが非常に活発だとか、胃下垂だとか、腸の乳酸菌の働きが活発だとか、医師が分析しているのを見たことがありますが、話半分以下にとらえておいたほうがよいでしょうね。
普段は、吐いていないにしても、1日に2回も3回も大量に食べなければならないので、吐かなければ、勝ち上がることはきっと難しいでしょう。
そして、フードファイターの人たちは、実際に摂食障害で苦しんでいる人もかなり多いだろうということです。
初期のころは、太目の人も多くて、それはそれは苦しそうに食べていました。
その苦しさと戦っている姿を、必死に応援したくなったものです。
その苦しさは、誰にでもわかりやすいものなので、大食いはエンターテイメントとして、とても面白いものだと思いました。
私は、たまたま初回の大食い選手権も見ていました。(大食い選手権なんて面白そうだと思って、予告を見たときから、わくわくしていました。)
その第1回大会は、エベレストラーメンという巨大なつぼに入ったラーメン(20人前とか30人前くらいなのだと思います。のびまくって、ひどいものでした。)を24時間の間に、3杯食べられたら優勝で賞金100万円とかそんな感じでした。
優勝者は24時間で2杯くらいを完食しました。
ただ、決勝戦の24時間の間は、どこで何をしようが自由という、かなりアバウトな戦いでした。
もちろん、トイレも行き放題で、これは吐きまくっているみたいだなということが、伝わってくるものでした。
まあ、あまりにも無茶すぎる挑戦だったので、それも暗黙の了解という感じでした。
その極端な第1回大会を見たことと、初期の頃の優勝者が、自分以外はみんな吐いていると言っていたのも知っていたので、大食いと嘔吐、摂食障害は非常に関係が深いものだろうと思っていました。
塩分などの致死量的にも、無理があるだろうと思っていました。
具体的な致死量の数値ははっきりとしませんが、塩分を100グラム以上とると、かなり危なくなるとされているので、1人前で塩分量5グラムくらいのカレーを30人前、50人前と食べているのを見て、これは危険すぎると思っていました。
どんなものであっても、とりすぎると毒物となります。
たとえば最近でも、水をどれだけ大量に飲めるかという大会で、死者が出ています。
塩の大食い大会とかでも死者が出ています。
大量に摂取すると、あらゆるものは毒物となってしまうのです。
今回、優勝者がブログで告白されたのを見て、大食いは見た目は楽しそうだけれど、実際のフードファイターたちは、いろいろな苦しさをかかえているのだろうなということをあらためて感じました。
昔の大食いは、本当に苦しそうに食べていたので、面白さと頑張れという気持ちで、よく見ていました。でも、まったく苦しくなさそうに、ただただ幸せそうに大量に食べ続ける人たちが増えてきて、これは明らかに病的だなと感じるようになって、番組自体をあまり見なくなりました。
食べているときは幸せそうですが、それは、満腹になれない、満足できないということであるのです。
適量で満腹になって、満足できるということがどれほど幸せなことなのでしょうか。
私たちが目指すべき状態は、大量に食べても太らない体質ではなく、適量で満腹になって、満足できるという状態です。
ただ、それだけです。
食べても太らない・・・とか、いろいろなダイエット情報が氾濫していますが、それらの情報に流されないように気をつけてくださいね。
次回は、アメンバー限定記事で、前回の限定記事の続きを書いてみたいと思います。
現代科学ではダイエット問題を解決できるはずがない理由や、脳科学が根本的に間違っていたということ、そしてうつ病をはじめとした精神病の問題も根本的にひっくり返ることになるといったことも触れます。
といってもそんなに難しい話ではないです。
むしろ、感覚的には当然と感じられると思います。
残念ながら、それくらい科学も医学も根本的にひどく間違っていたのです。
そもそも根本的に間違っていたのですから、ダイエットもうまくいくほうがおかしかったということです。
次回は、そのとんでもなく間違っていたということについて具体的に語ります。
お楽しみに。