こんにちは。朝風呂読書家です。
中学受験の国語学習において、
小3までは、読書を中心に語彙力と読書速度をつけることで十分です。
しかし、
小4からは、読書を中心に語彙力と読書速度をつけることに加えて、問題の解き方を「経験させてあげる」ことが大切です。
小4の国語(新小4、学校では小3の時期)の授業で本当にあったこと。
最初の事例は‘よくある’ことですが、
【問題】~ふさわしくないものを次から選び、記号で答えなさい。
多くの生徒が‘ふさわしい’ものを選んでいました。
大人は、問題をよく読んで!言いますが、‘いじわる問題’を解いた経験が少ない素直な子供たちはまちがえてしまうのです。
次の事例です。
【問題】この文章を二つの場面に分けるとすると、後半はどこからになりますか。後半の初めの五字を書きぬいて答えなさい。
複数の生徒から、同じ質問が出ました。
どんな質問だと思いますか?
それは、
「先生、五字のところなんてないよ。」
お分かりになりましたか?
生徒たちが言っていたのは、「ぴったり五字のところ」なんてないよ!ということでした。
こどもたちは、とても素直ですね。
こどもたちに問題の解き方を「経験させてあげる」ことはとても大切なことです。
その経験量の差が対応力の差=得点力の差になっていきます。