日焼けの代償 | ピナ・コラーダ飲みたい。。

日焼けの代償

黒日傘    


初日傘、買っちゃいました。。。黒で晴雨両用のものです。変わった波のような形(マイセンの食器を思わせます)と、白い皮巻の細い持ち手、タッセル使いなどディティールがお気に入り。ふちにぐるっと一周したスワロのラインストーンも日差しにキラキラして、ただの地味ーな黒傘とは一味違います♪


これは、友達の知り合いが作ってるんです。OLでありながら趣味で作ってて、口コミで少しずつ広がっているそう。


今まで日傘には縁がなくって。妹や母がさしてるのを見てもまったく興味ありませんでした。この歳にして大きな声ではいえませんが、ちょっとは…焼けてほしいなーなんて思ってたから。。。


実は、日焼け大好き♪なんです。さすがにもうやりませんが、学生時代は暇さえあれば焼こうとするくらい。というのも当時の私の目標は「イタリアン・マダム」。


雑誌などで見る彼女たちにあこがれていました。今思うと格好から入る単純さがお恥ずかしいですが、マダムたちはみんなそろって「テラコッタ肌」。浅黒い肌に大ぶりのゴールド・ジュエリー、辛い色の仕立ての良いジャケットを胸元を開けて着る…そんなイメージですね。


お気楽大学生の身分を存分に利用して、アルバイトをしてはハワイだのバリだのとビーチにお出かけしてた私(とその仲間)は、海外の強い日差しを浴びる前に「家焼き」「プール焼き」までして肌を慣らす念の入れよう。SPF24くらいから始まって4、5段階かけてSPF2のオイルまでSPF値を落としながら、炎症を起こすことなくディープに日焼けしていたのです。こんなことに一生懸命だったなんて、ほんとバカだなあ。。。


ランカウイ  


どれくらいかというと…真ん中が当時の私。熱帯雨林にとけこみそうな勢いです。一年中、見事に真っ黒黒でした。紫外線ってこわいってことは知りながら、若いし大丈夫ー♪なんて思ってたんですね。


しかし、やっぱりそのツケは来るもので。日焼けすることもなくなり、白くはなった私の肌。肌が変調して大荒れしたのをきっかけにスキンケアに本気で取り組んだため、まだマシだとは言われますが、やっぱりしみが出現ーーー。


対して10代から日傘、ボディまで日焼け止めが当たり前の妹なんかはやっぱりしみがほとんどない。妹に「もうやめとき、とりかえしつかないよ」と言われてきたのを、いまさらながら聞いとけばよかった、なんて後悔。


そこで遅ればせながら、美しい40代のため日傘でも持とうかなーと。もう遅いかな?気休めでもないよりいいかなと思いつつ、日傘をさすと、なんだかとってもエレガントな気分。淑女な気分が味わえて、所作も少しはおしとやかになるような…ってそれこそただの気休めかな。。