お客様よりオーダーいただきました。

皆さん、こんばんは。

名古屋の革職人ことカワザイカー近藤雅士です。

先日、このような仕事をいたしました。
長年愛用していらっしゃった「ラルフローレン」のキーホルダーが壊れてしまったとのことで同じようなサイズ感のものを作ってほしいとのご依頼でした。


教室でもやってみると面白いかもと思いましたので
記事にしてみましたよ。

まず、土台となる背面の革とあんこになる一回り小さい革をカット。

背面の革は回りを薄く漉いてあります。（こうすると仕上がりがきれい）


あんこを背面に貼り付けたところで今度は表の革を貼り付けます。
この時、表の革は薄く一回り大きいものを使用します。
ヘラで形を整えながら入念に張り合わせていきます。

貼り合わせた後、きれいにカット。
そして縫い穴をあけていきます。

実は久しぶりの手縫い（笑）
サクサク縫っていきます。

糸の処理を終えたら、今度は表面のつやだし加工。
高級感を持たせます。

コバを磨き、コバ染色剤で塗装。
最後にキーリングを取り付けて完成。

シンプルではありますが、厚みが8ミリほどあるためかなりの存在感。
こういう作業もやってみると面白いですよ。

ワークショップメニューに追加できるよう考えておきますね。

お楽しみに☆

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