話の始まり↓
しあ楽1.
途中に
読みきりシリーズとして
★なな潤や
★さと輪のお話が入ったりします
なな潤&さと輪シリーズは
ちょこちょことしあ楽シリーズの中に
挟まれているので
良かったら読んでみてね☆
おさらい↓
しあ楽602お話の本筋へ一度もどる?
・・・・
.miniなな潤★しあ楽603 二章
これは、なながまだずっと幼い頃に
翔さんがオレにかけた呪いの話だ
日本での大きな仕事を終え
久しぶりに、あのもう一つの我が家へと帰る
鞄にはみんなへの土産と
子供たちにもプレゼント
そして数日過ごすために着替えなどを調達する為に、市内へと寄る事にした
寒い時期の為に
定期で開催されている
メイン広場のマルシェ
そこには精肉店なども店を開いている
ありがたい事に仕事も切れず
財布は潤っている方だ
だから自然にその店へ歩みを進めた
店はテントというか
タープのような作りで
天井からもソーセージやベーコンが吊るされており
簡易ケースに
比較的に高価な肉が並べられている
「 翔さんとこはベーコンが多いよな・・ 」
隣のお宅がジビエ素材の加工を上手にされるから
いただく事も多くて
その肉を使う料理が多いイメージ
煮込み料理の方が印象に残ってる
オレはその中でも
色が綺麗な物を顔を近づけて眺めた
「 その肉は新鮮ね!ラムチョップがおすすめだ! 」
そうかラムか
それは柔らかいんだろうな
子供たちが旨そうに
手にラムチョップを持ち
嬉しそうに食べる姿を思い浮かべてしまう
隣の家族にも日頃のお礼に多めに買って行くか
残ればまた加工しても良いし
ベーコンやハムを作ってみたいという思いもあった
「 じゃあこれ、他にも欲しい物があるから後で届けてくれない? 」
まだ衣類など
着替えなどを購入出来ておらず
大量の肉を持ち移動するのも面倒だし
買い物した後にここに来るかと言えば怪しい
だが肉は欲しいというジレンマだ
「 配達はしていないんだが ・・ 」
店主は表情を濁らせる
「 ふぅ~ん ・・ そうか 」
「 兄さん買って行きなよ 」
自分が肉を持ち
街をうろつくって・・まぁ無いよな
今日は久しぶりなのもあり
ちょっと自分でも良く見せたくて
ブラックレザーのジャケット
肘にそんな袋をかければシワが出来てしまいそうだ
そのケースの中でも
一番高いラム肉へと再び顔を近づける
「 それは一番おススメ!!食べれば口の中がパラダイスだ 」
だろうな・・
おおよそで計算しても
グラム5000円だもんな
良い品なんだろうけど、こちらの物価はだいぶと高い
「 これ沢山買うから送ってよ 」
「 だから悪いが・・ 」
店のオヤジが言いかけたのを
オレは決定打になる言葉で打ち消した
「 5㎏買う、それならどう?」
「 そんなこ・・ えっ?本気かあんた?? 」
「 あぁ、それでもダメか?あと、なんか他にも買って行くから頼むよ 」
結局その店に10万以上をつぎ込むことになり
店のオヤジは大喜びで家族に電話をかけていた
今夜はみんなで
ラムチョップを食べる!!
他にも香草や
添えの物を軽く買って行こう
到着時間の指定と
先に一部の金を渡し
あとは家で必ず払うからと
住所を伝えた
しかし・・
オレはその店でラムチョップを購入したことを
後で後悔することになる
しあわせなど一瞬だ
悪夢は永遠に感じるのを体験したからだ
・・・・つづく
おはようございます
朝からラムチョップが食べたい
いや昨日から食べたくて
ずっと考えてたら
この話が思い浮かんで
少しだけお付き合いください♪
また大人なな潤の話も
どこかでゆっくりと書くね
本篇も中々動かせないので
来週はちょっと書けないと思うので
かなり週末ハードだしw
ゆっくりと書きます
仕事も来月から
少し抑えることにしたので
何処かで書いて週末に上げるかもしれません
平日も書いてたのが懐かしいわ
余裕が出来たら
また話を色々書けるパワーが出ると嬉しいな
昨日雪を心配していましたが
なんとか晴れました
少しお出かけしてくるね
良い一日を♪
'◇')ドラマ決定祝☆