目標の設定法について 個人的にいつも思うこと。
これはピラティスエクササイズでも同じですが、 目標設定基準は「過不足ない目標」これにつきます。
例えば、スクワットをやろうと決めたとします。
まず10回でもいいから、一日のノルマを低く設定します。
増やすのはいつでもできますからね。
徐々になれてキツさがなくなったら、今度は別の注意が必要です。
それは、飽きが来るとやめてしまうので、飽きに注意ということです。
飽きてくる前 に、バリエーションを入れるのです。
例えば
ヒンズースクワット(両腕で反動をつける、膝の屈伸運動ですね)や
ブルガリアンスクワット(ランジから後ろ足を椅子などの台に乗せて、片脚だけでスクワット)など
をいれて行う。
つまり
① 少ない回数で始める。
② 回数はすぐに増やさず。
むしろバリエーションで質の刺激を与え 強度を上げる。
つまりは必要なのは相反する2つ。
🔶キツすぎない目標
🔶簡単すぎない目標
刺激があること、つまり、やっていることに意味づけでき、なおかつ、ちょうどいいツラさが必要ですよ。
結局、人は過度なツラさには心が折れるけど、ちょうどいいツラさは好きなんです。
そう思いませんか?
適度なツラさは 心を適度に刺激して、面白くするからです。
だから 筋肉にも心にも適度な負荷が必要。
従来の日常と新しく現れた現実の落差。それがチョッピリ辛い苦しいのに、うれしい。
達成感があるからですよね。そんな感じね。
運動を行うのは、つまり人間が誰でも持っている不思議な感覚を使うべきだと、私は常々思うのです。
だから「過不足ない」
目標設定で運動を継続しましょう。
キツすぎて挫折しないように、同時に飽きてしまうような軽すぎる運動は、刺激がなくなることを警戒しよう。「回数やればいい」は禁物。体力向上もストップするので、ちょうどいい負荷の運動を工夫のバリエーションで対応しよう。
これが運動習慣、継続の秘訣です。
ピラティスにしても、負荷の調整をすることがめちゃくちゃ大事なのです。これがピラティスの8原則にもある継続(習慣化)につながるのです。
