今日はプロレスの日 | 動きの哲学、日常のヒント

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こんにちは😃

ピラティス・健康ストレッチインストラクターのアラフィフ後期ようすけです。

 

 

やってみたいプロレス技ある?

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そう、今日はプロレスのですね。

試しに お客さんに今日が「プロレスの日」であること知っているひとが何人いるか聞いてみました。一人もいらっしゃらなかった(  -_・)のですよ❗️

予想通りです。

 

しかし、プロレスの話をきっかけにして、空手チョップの〝手の形〟を作った上で、先日ブログに書いたエクササイズ(寝っ転がり=サイドポジションの〝サイドベント〟【下図】)をお客さんにもやってもらいました。

   

 

 

やってみると、チョップを床に立てることで、『肩の巻きこみ』(巻き肩のようになる感じ)

が回避できることが実感出来ます。肩に体重がかかり、ただでさえサイドポジションは

「肩がキツいよぉ」と言う方も多いので、

「肩を、ちょっとでも楽にする」道具として 

  ↓

 

 

空手チョップの〝手の形〟でエクササイズを行うバリエショーンをご紹介したのでした。

 

言い忘れましたけど、「空手チョップ」は力道山の得意技として、当時は「街頭テレビ」の立観の聴衆で盛り上がった、プロレス黎明期の象徴です。

 

さて、ついでなので、なぜ今日が「プロレスの日」なのか、と言いますと、

1954年(昭和29年)の今日 2/19、日本初のプロレスの本格的な国際試合を含むプロレス興行が、蔵前国技館で開催されたんですね。

 

力道山・木村政彦組 対 シャープ兄弟とのNWA世界タッグ選手権タイトルマッチです。日本テレビとNHKがテレビ中継しました。NWAっていうのはプロレスの世界で権威のあるタイトルで、ボクシングで言うとWBCとか WBAのようなイメージですね。

 

 

 

 

それなわけで、プロレス技で、「やってみたい技」は何?と聞かれれば、一つは「空手チョップ」と流れ的には答えると昨日ぐらいの自分の記事とつながるのでいいのですが、しかし「やってみたい」となると・・・

 

やってみたいのは、卍固め😃

アントニオ猪木の技ですが!難しいので小学生、中学校の時に出来なかった。そのリベンジっと思った次第です。

 

しかし、「卍固め」って皆さんご存知でしょうか?

 

リングの真ん中で、相手の頭を後頭部から自分の膝裏で抑えつつ、自分の肘を「ぐりぐり」相手の背中に押し当ててバランスをとる技です。説明しづらい技です。一応「何とか」卍の形に「見えなくもない」です。

 

 

 

 

実はアントニオ猪木さんが、たしか「スポーツ平和党」として、政界に進出した時に「国会に卍固め!」というキャッチフレーズが、選挙ポスターに踊っていたのを覚えているのですが、政界進出後、どの時代におけるポスターか、記憶が少しごちゃまぜになってはっきりしないのです。

 

「国会に卍固め」、「消費税に卍固め」の踊るフレーズが、私の頭の中でも踊っており、当時、道を歩いているときにスポーツ平和党の選挙街宣カーが、私の近くを通り過ぎようとしたとき、「猪木が乗っているのか」と思って手をふったら、猪木さんではなく、ウグイス嬢が手を振ってくれたことを思い出します。

 

そんなわけで、お題「プロレス技」は、バランスが難しすぎて、小・中学生の時にできなかった「卍固め!!」です。

 

 

 

 

他にも、素晴らしいプロレス技は山のようにあります。

ちなみにお題のイラストの技は、ジャーマンスープレックスホールドでありますが、これは、難しい、とっても技量と訓練の必要な技で、まさに一流のレスラーでなければ、きれいなジャーマンは出来ませんから、「キレイに極まった」ジャーマンには、ウットリするような、「技」の深みを伴う美しさがあるのです(⌒∇⌒)

そうですね、まるで、強靭に設計された「アーチ橋」のようです。

 

構造体が圧縮力を持って、重さを支える、まさに「アーチ橋」のようなブリッジ。そもそも、ジャーマンスープレックスホールドをかけた瞬間の「姿」のみならず、相手の体重を支える「筋肉と骨格」の仕組みに、アーチ橋との物理的な類似性があるから、この体の運動を「ブリッジ」と呼ぶのでしょうね、たぶん。

 

〝アーチ橋〟は古代ギリシャもしくはメソポタミア文明に始まり、起源前1世紀には古代ローマ帝国に継承されたそうです。アーチ橋は、レンガや石材で構成されていたようですが、「プロレス技」ジャーマンスープレックスホールドを支える「ブリッジ運動」こそ、「骨格」そして「筋肉」によって、その「機能的な強さ」が「美しさ」を伴って、体重100キロほどもある対戦相手の大男を「支える」力を発揮する構造体を形成しているのですから、〝体の不思議〟を思わせる一例なのです。

 

Michael KleinsasserによるPixabayからの画像

 

 

 

では、以下、一応まとめです。

・「空手チョップ」を、小技として、ピラティスエクササイズのバリエーションに使うと、肩が少しだけらくになる。

 

・自分の今こそ、リベンジでやってみたい、小学生の頃は難かしくてできなかった技は(「国会に、消費税に卍固め!」の)

「卍固め」!

 

・ジャーマンスープレックスホールドは、古代ギリシャから連綿と続く、アーチの強靭な構造体を石材レンガでなく、鍛えた体躯で体現できるものとしての「ジャーマンスープレックスホールド」!!

 

 

 

以上です。

プロレスに全く興味のない人には、ごめんなさいでした。

ではでは。

 

これから、寒い日とあったかい日が断続的に入れ替わりながら繰り返すと思いますので、体調崩さないように。風邪ひかないで。

歯磨きもしっかりと!

 

ではでは、またお会いしましょう。