以前からですが、ヨガとピラティスの違いについて聞かれることが時々あり、運動不足解消のためにヨガかピラティスのどちらかをやろうかな、と考えている人が多いことの現れでもあったのかなと思います。
今は多くの方にとって、家にいる時間が多くなっているので、さらに家ピラと家ヨガの両方に関心を持つ人もいるようです。
確かに家ならば、両方でもやりやすいですね。
以前はフィットネスクラブや教室に通っている人で、ヨガとピラティスの両方をやろうとする人は相当な努力家か、もしくは体づくりが人一倍好きな人であるか、そのいずれかであったような気がしますが、しかし、今ですと、家ヨガ・家ピラを両方やる方も普通にいそうですので、ひとつ組み合わせのヒントを申します。
エクササイズの組み方であり、あくまで、考え方のひとつではありますが。
「脚力の鍛練」をどうやるか、というテーマです。
実はこのテーマは若い人はあまり意識しないかもしれませんが、中高年を過ぎると、脚力の充実が、生活の可能性を拡大します。
ピラティスは比較的、脚力のトレーニングが少ないと思います。リフォーマー等のマシンを使ったピラティスの場合は、いろいろ脚のトレーニングも考えられますが、多くの人が行うマットピラティスの場合は、やはり脚の鍛錬が不足ぎみだと思います。そこで、不足する脚力のトレーニングはヨガのポーズで補完する、という考え方が自分自身役に立つと考えています。
ピラティスで、どんなエクササイズが脚力のトレーニングになるかと言いますと、例えばこれです。↓
上のようなシングルレッグストレッチ、または両脚を使うダブルレッグストレッチのようなタイプのエクササイズが、「脚の重さ」を負荷にした自重トレーニングです。
これは、体幹部を鍛えるついでに、脚（太もも）の筋肉を鍛えるものです。
そして、この筋肉をさらに強くトレーニングするには、「脚の重さ」だけでなく「全身の重さ」を負荷として使う必要があります。
そこで、ヨガのポーズがもってこい、ということになります。
例えば、「戦士のポーズ」↓
などをすると脚の筋力が強くなります。以前言ったように戦士のポーズはキツイのですが、大腿四頭筋に負荷がしっかりと来たなという充実感があります。
そして、なおかつ、バランス系統のポーズであるためか、キツイながらも、精神の平衡がなんとなく感じられるポーズだと思います。
脚力の増強、集中力と充実感を得られるのが戦士のポーズだと言えるでしょう。
これは3日ぐらい前の散歩中撮影のツツジです。非常にきれいです。
自分は、たくさんの花をが咲いている景色を遠くから観るのも好きですが、こうしてアップで観るのは、もっと好きですね。
では。
おじさんでした。また、ここでお会いしましょう。