ストレッチのデメリットについて | 動きの哲学、日常のヒント

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あっという間に大晦日ですね。

 

ピラティス&ストレッチのyou-suke(ようすけ)です。

 

ストレッチには、デメリットもあることをご存知ですか。

スポーツの世界でよく言われているのが、ストレッチにより、競技のパフォーマンスが落ちる可能性です。

 

 ここで言うストレッチとは、じっくり数秒かけて伸ばす、いわゆるスタティックストレッチ(静的ストレッチ)のことです。

 

 スポーツ選手の場合は、スタティックストレッチ(静的ストレッチ)ではなく、競技の動きを模した動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)を取り入れております。

 

 

 

私が初めてストレッチを知ったのは、高校柔道部の練習に取り入れられた時です。OBの勧めでストレッチを柔道の練習のクールダウンに取り入れました。その時のストレッチはスタティックストレッチ、いわゆるじっくり伸ばす「静的ストレッチ」でした。

 

ストレッチが流行し始めた頃です。

手に取っ手勉強した本は何となく覚えていますが、いま検索などで調べてみますと、1975年にボブ・アンダーソン(Bob Anderson)氏 の書いたストレッチング」という本です。彼の提唱したやり方が静的ストレッチになります。

 

 

 

その後2000年代くらいから、静的ストレッチのデメリットとしてパフォーマンスの低下の原因になると言われました。

ゆっくり伸ばして、可動域も広がると、スポーツ競技においては方向転換や素早い動きや爆発力が落ちてしまうことが指摘されているのです。

 

私は、以下のことに留意します。

 

① 筋力トレとセットにする。

② 昔ながらの柔軟体操のようなバリスティックストレッチ(動的ストレッチ)も行う。

特に、①は必ず実行します。

これで、スタティックストレッチ(静的ストレッチ)のデメリットはクリアできるものと考えております。

 

ではでは。

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