こんにちは。 ピラティス&ストレッチ中年男インストラクターのyou-suke(ようすけ)です。
ピラティスには、①狭い場所でトレーニングが可能 ②低体力者と中高年に可能 ③隙間時間で可能 等の特徴があります。
特にマットピラティスは特別なトレーニングスペースではなくても、狭い場所で出来る。
なぜピラティスが畳1畳のスペースで効果的な運動が出来るかという理由は以下の通り成り立ちにあります。工夫の賜物です。
ピラティスさんは、第一次大戦の始まりにより、当時滞在していた英国で、敵国人としてキャンプ(収容施設)に収容されました。
ランカスターのキャンプ(収容施設)を経てマン島のキャンプに入れられました。後に負傷した捕虜の兵士も入ってきており、こうした人たちのリハビリも含め、体力づくりの指導者として一目置かれたようでした。
おそらく看護士としてのスキルをを買われたために、施設では一定の立場を得ていたと思われます。
この施設では、詳細は分からないにせよ、スプリングを施したトレーニング器具、いわゆる現在普及しているピラティスマシンの原型であり、鍛える部位に特化できるように工夫されたトレーニング器具、自重への重力による反作用への抗重力をアシストするスプリング、あるいはトレーニング負荷を増す役割としてのスプリングをつけて、なおかつベッドのような小さなスペースを利用してトレーニング可能な環境を作っていったと思われます。
ピラティス器具のカスタマイズは工夫の賜物ということにも感銘を受けます。
もちろん、看護士としての腕を買われていたために道具を作ってみる自由度があったのではと想像されます。
限られた条件でも工夫次第なんですよ、というピラティスさん(ピラティス創始者)の教えが聞こえて来るようですね。