ストレッチでのイメージ「透明な、まるい空気」など | 動きの哲学、日常のヒント

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ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

イメージングを使ったエクササイズは、普段あまり積極的にはやっていません。

 

 

イメージを使った動きというのは・・・・・・。

仰向けの姿勢で、背骨のS字型カーブをしっかり維持するために、床と体の間に「アリが1匹通れる程度の隙間」をイメージしたり、あるいは、オールフォー(四つ這い)のエクササイズの「スイミング」において身体のバランスをとるために、背中をテーブルとして、その上の見えないティーカップに「なみなみ」と注がれた紅茶がこぼれないようにする。こうして、胴体の安定を保ようにする。などです。

しかし、イメージによる集中力には個人差があります。

 

イメージとして有効なのは、人によって結果の動きに差異が出ないタイプのもの。

シンプルで比喩に個人差が出にくいもの。

 

例えば、「お腹の前の透明なボールの空気」。

これがお腹の前にあることで、Cカーブ(背骨の丸く長いカーブと骨盤後傾)が出来る。

 

また、寝転がった腰の下にボールを挟んでおいて、外してみたときに、ボールがあるかのようにイメージをする。

ウェストの引き上げを感じることができます。

 

もうひとつ例を挙げると、例えば、普段リラックスができない、エクササイズでも肩の力や腕の力が「リラックス」できない。

そんな時は、「腕の脱力」を感じとるために、「でんでん太鼓」をイメージして、うまく「脱力の感覚」を持ってもらう。

これによって、脱力した腕の重さを利用したエクササイズをすることもできます。(重さを使った他動的ストレッチの一種です。)

 

では。暑さは、今日はいくらか楽ですね。

夏バテしないように😊