いわゆるラウンド指導(クラスのエクササイズの最中、参加者の間を行き来して、直接動作の修正をするなど)について思う事。
いわゆる多人数クラスでは、これが十分にはできません。
しかし・・大事なこと。
あんまり、無駄に回りすぎてもお客さんも落ち着いて自分のペースで取り組めないので。
ほどほどに必要ということです。
観察、質問、言葉のやり取り・・・
それと、このラウンド。これはピラティスの要です。
基本的には、ラウンドでは、お客さんのマット相互のすき間のスペースに入り込みながら移動し、近くで見て回って、動きの修正や声がけをしています。
意外とこれが、隙間を縫っての「ラウンド」が楽しいのですよ。![]()
ときどきは、マットとマットの間を横に薄くなって移動。
お客さんは「忍者みたい」と言ってくれましたが、忍者というよりカニです。
お客さんが自分の世界に入っているとき、あるいは自分の「感覚」に向かい合って深めているとき。これを邪魔しちゃいけないから、難しいです。
今日も、忍者やエビ・・・いや、カニになりつつ「感覚」に深く入っているお客さんの邪魔はしないようにお声がけをする。
声掛けも、「膝を少し遠くに」「あ、いや、そっちではなく、こっち・・あ、そうそう」みたいな感じで、一言で終わらない場合があり時間が十分でないことがある。
しかし、言葉がけに工夫を加えるのは、ピラティスの醍醐味です。
きっと他のインストラクターさんも、言葉がけとラウンド、ここに工夫がなされているし、個性もあると思います。
では。