「忍者」には、カラダのことに興味を持つきっかけになったと言ったら言い過ぎですが、いまだに子供の頃のように「忍者」の話には反応してしまうんです。
しかも、求人票には、「黒装束・秘伝書支給」なんてことが書いてあります。
Twitterなどで話題になったようです。基本給は900円~2000円とのこと。「新日本教育」という愛知の会社が「ハローワーク」を通して「忍者」を募集しているとの記事でした。

実際の仕事としては、小学生を対象とした「忍者教室」の講師。そして「秘伝書」の販売だそうです。
たぶんこの仕事は、身体能力以上に、コミュニケーション能力がキモですね。
小学生自身とその親を対象に、教室の楽しさへと引き込んでいく仕事で、たぶん親とのコミュニケーションも大事になるのかな、と思います。
そして「秘伝書」の販売も大事な仕事です。
実は僕は昔、アルバイトで怪獣の縫いぐるみに入っていました。
デパートの屋上等で行われる「ウルトラマンショー」といったヒーローショーでの悪役が仕事です。
この仕事で印象に残っているのが、10数名ぐらいの一座の中での役割分担です。
怪獣役や、等身大ヒーローものの悪役戦闘員などは比較的仕事が簡単なほうで、僕らのような若手でもできました。
ウルトラマン役は、ある程度ベテランです。やはり身体能力が高い人が担当だったと思います。
そして、もっとも重要なのが、悪役のボスの役です。この役に扮するのは大ベテランのリーダー的な人でした。
なぜならば、ショー前半の進行をコントロールするのがこの人だからです。
進行の中でお客さん(つまり子供たちと、その親)とのコミュニケーションを上手にとってショーを盛り上げる必要があるのです。
当時の僕のような新参者には到底及ばない仕事でした。
実際、そのボスの進行は上手でした。
こうしたヒーローショーでは、後半のクライマックスに正義のヒーローが登場しますが、それまでの前半ステージでの悪役がコントロールする演出部分がポイントです。
この時間は、悪役ボスが、ステージ上から会場のお客さんとの対話によるパフォーマンスを行うわけですね。
「そこのお母さん、綺麗ですね」とか言いながら親も参加させる形でした。
今回、求人している忍者は、僕の想像ではその仕事のような気がするのです。
想像を膨らませましたが、昔から興味のある忍者。
これ、昔の僕であれば、求職を考えたかもしれませんね。
⇒ところで、忍者の「身体能力」ってすごかったんですよ。
ピラティス的見地からも驚嘆します。
常識を覆すほどです。⇒よろしかったら詳しくは姉妹ブログにて。忍者求人! 忍者の信じがたい身体能力とは