あらためて、ストレッチの注意点は意外と忘れがち | 動きの哲学、日常のヒント

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ストレッチングの注意点をあらためて少し詳細に。
これは気を付けるだけで、同じストレッチでも、結構効果が違ったりします。



注意点を以下4点にしてみました。


・フォームの崩れに気を付ける。
⇒これは特に、体幹部の崩れに気をつけるだけで違います。
ストレッチングを解説した本などを見ながら行う場合、必ずしも、イラストや写真などの通りに廻旋角度、屈曲角度にすることよりも、
むしろ無理をしないで、そのかわり「体幹部」が崩れないようにすると、伸ばしている肝心の部位の効果が上がりやすい。




・どこを伸ばしているのか意識すること。
⇒複数の部位を伸ばすストレッチングが意外と多いですから、そんなときは、「どことどこ」がストレッチング動作のターゲットか、あるいは特にひとつ「どこ」を伸ばしたいか、をはっきりイメージするといいです。




・反動を使わない
⇒これは、通常のストレッチング(スタティックスストレッチと呼ばれます)の場合です。
つまり、あえて反動をつける「バリスティックスストレッチ」と呼ばれるものはこの限りではありません。

反動をつけることのデメリットは、可動域以上に伸ばしてしまいがちであること。また、反動をつけると、伸張反射として、逆に筋肉が収縮しようとしてしまう。つまりカタダの防御反応として逆の効果がでてしまうことがある。

そんなデメリットがあります。


呼吸はゆったり
頑張って息を止めてしまわないようにしましょう。




参考になれば幸いです。