今回ご紹介するエクササイズでは、ソフトジム(小型バランスボール)があれば、それを使い、なければ、代わりに適当な厚さに折りたたんだタオルをつかいます。
では、ひとつエクササイズをやってみたいと思います。
エクササイズというよりは、ポーズですね。
そして、これは感覚の養成法みたいなものです。
『骨盤を立てる』感覚の養成ですね。
まず、長座で(両足を前に伸ばして)床に腰かけます。
次にソフトジム(小型バランスボール)、あるいは、折りたたんだタオルを(ソフトジムの場合は、少々空気を抜いて柔らかくしたものがいいです)4分の1か3分の1くらいをお尻と床の間に挟み込むようにします。
ふだん、長座ですと、どうしても骨盤が後傾(骨盤が寝てしまう)し、腰がヘタれる感じになってしまいます。
腰抜けの感じになってしまうんですね。
ソフトジム、あるいはタオルをお尻の下に挟み込むことで、骨盤が起こされるようサポートされます。
つまり、骨盤が立った状態になります。
この状態で、「骨盤が立つ」感じを良く体に覚え込ませ、そして徐々にソフトジムやタオルがなくても骨盤が立つようにしていきます。
姿勢も良くなるし、お腹の奥のインナーマッスルも働くようになりますよ。