腸腰筋と腹横筋の関係

こんにちは！

恵比寿Mind_Bodyパーソナルトレーナー田中章浩です。

前回、姿勢改善やウエストの引き締めには「腹横筋」が重要な役割を持つことをお話させて頂きました。

近年、「腹横筋」と同様に「腸腰筋」も重要な役割を持つと言われています。

では、「腸腰筋」とはどういった筋肉なのでしょうか？

【腸腰筋とは？】

背骨と脚の付け根を結ぶ「大腰筋」と、骨盤と脚の付け根を結ぶ「腸骨筋」を合わせた筋肉であり、上半身から下半身に繋がっている唯一の筋肉でもあります。

身体の深層部にあり腰椎に付着していることから、お腹のインナーマッスル「腹横筋」と共に、姿勢保持や脊柱の安定に関わり、歩くのに大事なインナーマッスルです。

また、腰椎、骨盤と大腿骨を繋げて骨盤を安定させたり、骨盤の回転をサポートしています。

【腸腰筋は骨盤の傾きに大きく関与する】

腸腰筋は主に、ももを上げるときに使われる筋肉です。

直立した状態で片方の膝を上げて立つと、上げている方の脚の付け根辺りが疲れてくると思います。

その部位が腸腰筋です。

また、この腸腰筋は骨盤を前に前傾させて、腰椎の前への反りを保つ役割を担っています。

ですので、腸腰筋の衰えは骨盤を後ろに傾かせてしまう一つの要因にもなります。

骨盤の後傾は猫背の原因になるだけでなく、お尻も下がってしまったり外見的にも良い影響をおよぼしません。

なので、姿勢を良くする上でも腸腰筋のトレーニングはとても大事になってきます。

【腸腰筋のトレーニングで得られる効果】

・ウエストの引き締め

・冷え症やむくみの改善

・姿勢改善

・ヒップアップ効果

・腰痛改善

【まとめ】

筋肉は30代を過ぎてから衰えはじめると言われています。

階段を使わずにエレベーターやエスカレーターを使用していませんか？

階段上りは簡単にできる腸腰筋のトレーニングです！

筋トレで腸腰筋を鍛えることも重要ですが、まずは日常生活の中から腸腰筋を鍛えてみてはいかがでしょうか？

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