かわ みず 自然 | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

 

以前のブログで加古里子さんの

かわという絵本に触れたのですが、

 リブログページの下半分です
この絵本には
分水嶺から河口までが描かれています。


わたしは山間部の育ちなので、
川のイメージといえば、渓谷。

この絵本ならはじめのほう、

2~4ページ辺りでしょうか。

 

名古屋では庄内川と新川が

豊かな水をたたえて港へと流れ込み

その水量には圧倒されます。
けど、わたしの親しんだ川ではない・・・。

それで実家のお墓参りに行った際に、

馴染みの川を覗いてきました。


 

付知川(中津川市付知)



この気候で水量は少なかったのですが
水は変わらず川底が見える透き通った緑でした。
流れが石にぶつかって白い泡となるのも美しく
そうそう、

これがわたしの思い浮かべる川だ・・・と。

 



 


1日中どこからともなく
流れの音がしているのも山間部特有ですね。
日本は南北に長い列島に

尖った山岳が乗っているような地形。
傾斜を駆け下る小さな川がどこにもあって、
水の流れる音は

夜も昼も休みなく聞こえています。

キャンプなどに行って、

悲しい 流れの音が耳について眠れない
…という経験をした方は、町育ち。
川の流れに誘われて眠りに落ちるのが、
われら山間部育ち・・・かな。

加古里子さんはどの作品でも
様々な形で地球の自然について触れ、
読者の子どもたちに、
自然は素晴らしいよ!

地球を大切にね!
というメッセージが

そこに込められているのを感じます。

地球の地形は人間が随分と変えてしまったし、

温暖化とか、紫外線とか、

安心して子どもたちを戸外に出せない

条件も増えていますが、

子ども時代にこそ、自然に触れる

機会をたくさん持ってほしいですね。

その経験と加古さんの絵本で、
自然を大切にする心が育ちますように。

 

 

 

 


みずとはなんじゃ

かこさとし 鈴木まもる

小峰書店 本体¥1,500.

 

みずがあるから、

わたしたちは食べたり遊んだりできますね。

植物も動物も水があるから生きられます。

水は地球上に生きる私たちみんなに

無くてはならないものです。

また、みずは

水蒸気になったり氷になったりしながら

地球環境を守っています。

地球の生き物の一人として、

水を守っていきましょう。

 

 

応援よろしく!


読み聞かせランキング