エリック・カールさんのお仕事 | ほんとうのピコットさん

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子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

わたしたち絵本に関わる者は、
読み継がれてきたロングセラー絵本を
特別大切に位置づけています。

 

たとえば、

今なお現役のロングセラーの発行年数は、

 

星 ぐりとぐら 58年
星 いないいないばあ 55年
星 しろくまちゃんのホットケーキ 49年

 

こうして見ると

現役パパママの年齢を越していて、
祖父母年代の方と変わしませんよね!

 

50年も出版し続けられているというのは、
出版以来50年間売れ続けているということ。
子どもたちに選ばれ支持され続け、
読み継がれて来たたからということなんです。

だから、

50年商品として存在できているのですね。

 

昨日は、

エリック・カールさんの訃報が駆け巡りましたが、
その代表作 はらぺこあおむし
日本語版45年(原書初版1969年で52年)です。

そして、はらぺこあおむし発行以降も作者は
独特のコラージュの手法で、
次々と新しい作品を描いて来ました。

 

 

 

ありえない

エリック・カール アーサー・ビナード

偕成社 2021/04 本体¥1600

 

はらぺこあおむし 改訂 

エリック・カ-ル 森比左志

偕成社 1997/04 本体¥1200


はらぺこあおむし木の人形 

Plantoys 税込¥3300.

 


お仕事を振り返ってみますと、

 

 仕掛け絵本の数々
 ともだち関係がテーマの作品群、
 ものづくりをテーマにしたもの、
 心の内面を扱ったもの


など次々と新しいテーマに

向かい続けて来た歩みが見えます。

はらぺこあおむしが50年読み継がれるのは

すごいことです。
でもそこで満足しないで、
90代の年齢まで新しいことに挑戦し続けてきた

その姿勢を尊敬しないでいられません。

 

わたしの周りでは、最近何かと
「終活」を口にする人が多いのですが、
でも、今から死ぬ時の準備ばかりしないで、
いつまでもワクワクと挑戦できるものを持とうよ。

エリック・カールさんの作品 ありえない は、

2015年Copyrightとなっています。

85歳で描かれていますよね。

 

あ~

よそ道に逸れました・・・。


言いたかったのは、

終活反対!とかではないんですよ。

エリック・カールさんは、

はらぺこあおむしの作者であるだけじゃない。
彼が生涯作り出して来たものを、
わたしたち、

しっかり見せてもらわなくっちゃ!ということ。

今度は何が出来るだろうかと

次に向かうことが人生だよと
彼の作品群にお教えてもらえる気がします。

 

すっかり大人の感想になってしまいましたが、

最後に、お気に入りの絵本をご紹介しますね。

お誕生日にもらった不思議な手紙の謎を解き、

素敵なプレゼントを手に入れるお話です。

エリック・カールさんといえば仕掛け絵本、

という印象ですね。

この本は仕掛けといっても平面的ですが、

その仕掛けがおはなしの展開そのもので、

計算し尽くされた物語に仕上がっています。

 

エリック・カールさん、

沢山の作品をありがとう!

 

 

たんじょうびのふしぎなてがみ

エリック・カ-ル 森比左志

偕成社 本体¥1200

 

 

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