おふくさんの てるてるぼうず | ほんとうのピコットさん
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ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

東海地方、5月16日に梅雨入りしたそうです。
え?もうですか?


田んぼの稲やカエルは

きっと喜んでいますね。
でも、まだ爽やかな季節を楽しみたいわたしは、
全然喜べない。

 

さらに、梅雨が明けたら夏になる訳ですが、

このままだと、ひょっとして、
夏も長くなっちゃうということかも。

勘弁して欲しいです。

・・・ ぐだぐだ ・・・。

と、
梅雨入り宣言に挫けていたところへ、

こんな嬉しい新刊が届きました。
ご存知、おふくさんシリーズ。

  ↓ ↓ ↓
10にんのおふくさんと、
その、ふくふくにこにこ穏やかな暮らしに

何かと乱入してくる、
我がままでおこりんぼな
おにのおはなし。


3作目になる今回は てるてるぼうずです。

どの作品でもそうですが、
おふくさんたちは、いっつもにこにこ。
決して怒らないしイライラもしないところが、

わたしと大分違う・・・。
きっと作者の服部さんも、
おふくさん暮らし
なんでしょうね

 




 

おふくさんのてるてるぼうず

服部美法 文・絵

大日本図書 本体¥1300.

 

おふくさんたちのところへ、
おにさんが、
雨をやませろ!と、
我がまま言って怒鳴り込んできましたよ。

いやいや、
雨はおふくさんたちのせいじゃないでしょう?
なのに、10人のおふくさんは

おにさんのために

一生懸命に考えて、考えて・・・

てるてるぼうずを つくりましょ!


そして、
怒り顔のおにさんも誘って、
みんなで、

ふんわり丸顔のてるてるぼうず

たくさん作ります。
できたらそれぜ~んぶ軒下に吊るして、

それから、
おまじないの歌を歌います。

あ~~した てんきに~~

しておくれ~~ ♪

でも、おにさんは待てません。

今すぐ雨が上がって欲しい。

ムキー
まだかまだかと怖い顔をするのを、
おふくさんたちがゆったり調子でなだめます。

穏やか~に、やさし~く。


絵本4ページ分なだめたり歌ったりているうち、
5ページ目ではとうとう、

みんな眠くなってきちゃいました。

グーグーグー スースースー
そして、みんなが目覚めた時・・・

 




虹の掛かった最後のページには、
こんな言葉があります。

ふくは ねてまて
※ もう少し長いのですが、著作権を守るためこれだけ。
 

これを作者は、子ども読者に向けて、
様々な意味を込めて書かれたのでしょう。


ですが、

コロナ感染拡大に悩まされる今のわたしにも、
この言葉は響きました。
おだやかなおふくさんたちと

最終ページの晴れ上がった空のお陰ですね。

先が見えないことへの不安や、
普通の暮らしが送れない事への苛立ちが、
一瞬す~っと抜けていった気がしました。

長引くこんな毎日に、わたしも
想像以上に疲れているのかな?
す~っを味わいつつ、
そんなことを思った、おにさんな「ピコットでした。

 

 

なお、服部美法さんはじめ、

矢野アケミさん、林よしえさん、石川基子さんは

メリーゴーランドさん主催の絵本塾で学ばれ、

現在愛知在住で絵本制作にご活躍中です。

名古屋の片隅の子どもの本屋にとって、

誇りでもあり、心強くもある存在です。ラブラブ

 

 

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