セロテープを貼らないで・・・本の補修のこと | ほんとうのピコットさん

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子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

絵本の補修について

お客様からお尋ねがあった日に、

偶然、図書館司書さんの、

本が破れてもテープは貼らないで!

という訴えを、NET記事で読みました。

 

絵本は小さい人たちの身近にあります。

それだけにアクシデントも発生します。

たまたま力加減が悪くて

借りた絵本にしろ、買ってもらった絵本にしろ、

 

ビリッ! 

 

となることは不思議じゃないし、

破いたらどうなるのか?の実験を びっくり

やらかす子だって中にはいる訳です。

そんな時、

周りの大人はどうしたらいいのでしょう・・・。

 

保育園・幼稚園さんには、

専用の補修テープを

クラスごとに置いていただくようお奨めしています。

 

お母さん もし破れたら教えてね!

と普段から子どもたちに伝え、

破れちゃった~と持って来てくれたら

目の前で直していただけるように・・・。

補修作業を見せながら、

絵本には作った人の思いが詰まっていること、

本の破れは、

<転んだ時のみんなのお膝>

のようには直らない事など話して、

修繕が終わったら、

大切に扱ってね、お願いね。

と子どもたちの手に戻してあげて欲しいです。

 

あ、また破ったの!

 

と叱っていると、

お子さんは100%間違いなく、

破いたことを隠しますよね。

大切なことを伝える機会を逸すことになります。

 

日常的に、大人が丁寧に扱って見せることで、

大切にするってどういうことかを、

知ってもらうほうが近道ではないでしょうか。

 

ところで、破れの補修に使うテープについて、

前述の、わたしが目にした記事の主旨は、

 

セロテープで直して返される方があります。

お気持ちは嬉しいけれど、

セロテープは本を傷めるのです!

貼らないでそのままお持ちください、

 

という、

司書さんの訴えでした。

 

貼ってある場合、時間をかけてテープを剥がし、

改めて専用の補修テープで貼り合わせるのだそうです。

 

ご苦労、お察しします!

 

と思う反面で、

それ、知らなかった~という方が

多いだろうとも感じます。

 

店頭へ補修のご相談に見えたお客様も、

大事な絵本を直してあげたいけれど、

どうすればいいのかわからなくて・・・

とお困りでした。

 

ここでちょっと、修理用品の説明です。

お店で本の補修にお奨めしているのは

この2種類の図書館用品、いずれも透明タイプです。

1) 破れを直すページヘルパー

2) 補強用のブッカーテープ

 

 

ブッカーテープ

(商品名:Bコート/キハラ株式会社)

台紙から透明のテープを剥がして使います。

幅3cmから各サイズありますが、

絵本の背には5cm幅×50m巻がおすすめ。

価格¥1760(.本体¥1600.)

 

ページヘルパー

(キハラ株式会社)

大きな破れ以外は1.5cm幅で対応できます。

価格¥1320(.本体¥1200.)

 

 

 

ページをビリっとやってしまった場合には、

1)のページヘルパーを使っていただきます。

これは、薄手で丈夫、

そして、貼ったら2度と剥がれないもの!

と思ってください。

 

だから、図書館の本には、

これも貼らないでくださいね。

ごめんなさいをお伝えして、

修理は司書さんにお任せしましょう。

 

2)のブッカーテープは、一般的に、

表紙をカバーしたり、

背表紙などの補強に使います。

そして、このブッカーテープは、

きれいに剥がすことができるんですよ。

(上の画像の商品は、ということです。)

なので、園では、

個人の棚にお名前シールを貼るなど、

本の補修以外にも使われることが多いんです。

 

件のお客様には、直し方のご説明をして、

くたびれて緩んできた愛読書の補強のために、

このBコートをお求め頂きました。

 

本好きなご家庭ではお子様も本の扱いが丁寧なので、

ブッカーテープ50M巻は、

実際のところ、使い切れないかもしれません。

 

でも、<剥がせる>テープですから、

お子さん専用の生活用品の置き場所や、

おもちゃを片付ける位置に、

可愛いカットを貼ったりなどと、

生活の中で様々に活用していただけると思います。

 

ご家庭の書棚に並ぶ絵本は、

お子様の生育歴そのものですよね。

破れてもくたびれても、大切にされますように。

 

 

↑ こちらは記事とは何の関係もありません。

入荷アピールです。(^^)/

 

 

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