子どもの本と流行り ・・・ 続きです | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

子どもの本を選ぶのに、
流行りを気にする必要はないですよ~
と書きましたが、
補足させていただきます。

 

反対のことを書いてるね!

と言われるかもしれませんが、

流行りの本に大人が影響されなくても、
子どもたちの方が、

友人の情報や世間の流行りに敏感になる、

という時期がやがて、

イヤでも、

やって来るのですよ・・・。

 

宇宙人くん だってぇ、ともだちはみんな持ってるよ!

が、その始まりです。

 

守られていたまじかるクラウン両親王国から出て、

外の世界を経験する年齢では、
同年代の価値観に惹かれるのは自然なことです。
大人の奨めるものは堅苦しく感じられ、
同世代の持っている情報が、
甘美で魅力的に感じられる時というのは、

どの子にも来るのです。


友だちが見せてくれる新しい世界を覗く、

ワクワクともドキドキとも言える感じ、
わたしも、遥か昔の記憶に確かにあります。
誰もが通る道ですよね。


むしろ、
本はお母さんに選んでもらうから~
・・・のまま成長するというのは不自然です。

 

何故それをあせるという本を手にするのを見ても、
だから大人の側は、

否定の言葉を呑み込みましょうよ。


子ども時代はお試し期間だもの、
ロクでもない
ドクロのから名作キラキラまで読んで、
その経験から、
自身の糧となる本を選ぶ力が付くよう、

しばらくは見守って下さい。


ですが、それは、

ここで手放してしまえばいいんだ、ハートブレイク

ということとは違います。


質の高い児童文学やY・Aについて、
大人(本屋を含む)は情報を持っています。
青少年の時期にこそ触れて欲しい、
そういった様々な作品を、

タイミング良く伝えられないのでは、

あまりに残念です。

 

仲間からの情報だけでなく、

大人のお奨めにも気持ちを向けてもらう、

それにはどうしたらいいの?

っていう事なんですよね・・・。


本屋として長年、小さいお客様と付き合って、
その彼らが成人し、
一般書店を経てまた子どもの本屋に戻ってくれる、

(↑子ども関連のお仕事についたり、パパママになって、ね。)
その経緯を見て来たわたしが思うのは、

読書は食事と同じ!
ということです。

 

きちんとした食生活で育った子は、
学校帰りに甘い飲料ガブガブ飲んでも、
仲間とコンビニの前にしゃがんで

何やら食べても、
家に帰れば、

お野菜たっぷりの夕御飯がおいしいいはず。

 

読書も、同じことだとは考えられませんか?


本読んで!
とお膝に入ってくる年齢に、
良質の児童書を一緒に楽しんでおくことは、
お出汁の味のわかる子に育てることと、

同じだと思います。

 

そして、

子どもと本とおとなのその時間の中で、
大人の持ってる本の情報は(も)おもしろいぞ!
という信頼を得ておけば、

その後も、
本の情報を伝え合う関係は続くはずです。

 

本屋はまた立場が違うのですが、

ちいさいお客様から、

何か面白い本、ない?

と聞いてもらえる大人であるよう努力しています。

そして、

よし、じゃあこの本ね~!とおしゃべりしながら、

こっそり魔法をかけていますよ。

大きくなってまた戻ってきてくれますように。ハロウィン

 

 

 

 

2回に渡る理屈っぽい記事に、

お付き合いいただきありがとうございます。

さわやかな画像で気分転換をどうぞ!

 

 

 

GRIM’Sの積木で構成されています。

まるで美術館みたいですが、

ご家庭の玄関なんですよ!

 

佐橋さん、いつも素敵な画像をありがとう!

 

 

 

 

応援よろしく


読み聞かせランキング