俳句と絵本 短い言葉で表す深い世界 | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

忙しく過ごす師走のこの時期。
加えて、

子どもの本屋にはクリスマスという山もあるので、
(これが平地や谷間でも困るわけですが)
やることリストと納期リストを握り締めて、
綱渡りの日々です。

 

後ろが見えない位いダンボールを積み込んで、

配達に出た日、

ラジオでたまたまやっていた、
俳句特集を聞きながら走りました。
リスナーの投稿した句を、

解説したり、
入賞作品を選んだりという番組です。


意外に、

20代30代の方の投稿が多かったですよ。
五・七・五音の短い詩に、
季語は必ず入れなくてはいけませんから、
自由に使える字数はわずか。
その条件の中に、

状況や心情を読み込むのですよね。

 

日本語ってすごい!
言葉を選りすぐって、

こんなに深い短詩が編めるのだから。


それを受けた聞き手も、

言葉の内側に分け入るようにして、

そこに込められたものを読み解こうとします。
すると、

詠み人のその時の感情が、

こちらに流れ込んできます。

 

絵本と同じですよね・・・
これ、絵本を読んでいる時と同じ感覚です。

 

絵本は36ページ前後の短い本の中に、
一つのお話世界が展開します。
短いがゆえ、

完成度の高い絵本ほど、
使われる言葉は選び抜かれ、
絵と文章が一体となって、
聞き手の小さい人たちにその物語を伝えます。


何百ページにも及ぶ大人向け作品にはない、
言葉の純度を感じる、と言ったら、
子どもの本の世界にいるわたしの、

身びいきになるでしょうか。

 

しかしながら、わたしはこの日、

大いに反省しました。

その絵本の世界にいながら、

このところ、
絵本に描かれた世界にしっかり気持ちを向けていないのではないか。


忙しいは心を亡くすと書きますが、
まさにその通り!
「あれをやって」「これをやって」

「まて、あっちが間にあわないぞ」

などと思いながら絵本を手にすると、
まるで、蕁麻疹の出た人が、

かゆみに気を取られながら読むみたいになります。(←わかりますか?)

 

忙しさを言い訳にして
言葉を大切に扱うことを忘れてはいけないな。
ラジオで俳句を聞きつつ、
反省したひと時でした。

 

 

 

クリスマスツリー ・・・・・・ クリスマスベル
 

さて、暗めの話題の後の気分転換に、
美しい画像をどうぞ!

 

シルクのプレイクロスを注文されたお客様が、
そのクロスを使って、

クリスマスの飾り付けをしたからと、
写真を送ってくださいました。

佐橋さん、ありがとう!

 

 

 

 

 

※ デザインと撮影:佐橋さん

 

 

 

 

こんな空間で暮らしたいです・・・。
は~。 夢だわ。 
あせる

 

 

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