おばけ50歳!せなけいこ展 | ほんとうのピコットさん

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子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
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10月8日。

曇り空の下、

公園の木々の中には、もう紅葉が始まっているものもありました。

その緑に囲まれた刈谷美術館へ、

おばけくんおばけに会いに!

 

 

 

刈谷美術館前

 

と、気楽に言えちゃうくらいお付き合いの長い、

ねないこだれだ のおばけちゃん。

その作者せなけいこさんの原画展に行ってきました。

 

 

 

ルルちゃん(だと思う)がお化けに連れられて行くシーンが・・・。

ロビーは撮影OKでした。

 

 

 

ねないこだれだ発行から50年だそうです。

発売当時、この本を手にした偉い人たち(だれだ?)の間で、

 

子どもを寝かしつけるのに、

お化けで脅かすなど、けしからん!

 

のではないか等という議論も聞こえてきましたが、

わたしはその頃保育現場にいて、

この絵本を一緒に楽しんだ子どもたちの反応から、

それはちょっと違うな~と感じていました。

 

小さい読者たちはこの無害で可愛いお化けに、

親しい気持ちを抱くのだと思います。

そして、信頼できる大人の読み手の、

決して本気で怖がらせてはいない、

どこか面白がっているような声色の読みを、

ちゃんとわかるのでしょう。

 

自分はしっかり守られた安全な場所から、

ちょっとだけスリルを味わうのも楽しいでしょうね。

 

それは50年間変わることはありません。

いやだいやだの絵本あーんあんの絵本は、

セットで売れていくことが多いのですが、、

その8冊の中でダントツの人気を誇るのが ねないこだれだ です。

ピコットでは単品でも在庫しているのですが、

補充を怠っていると、

 おばけくん ケースから抜いていいですか?

と言われてセットをバラすはめになります。

(↑喜んで・・・ですよ~)

 

子どもたちに支持されて、

他のせな作品で活躍しているおばけたちも、

会場にはたくさん展示されていました。

 

 

さらに、

何度も描き直しながら構想を練った下絵や、

デビュー前の幻灯の作品の展示などもあり、

大変興味深かったです。

 

また、細い細い線の部分までが貼り絵であったり、

大きな形も、鋭い線が必要なところでは、

ちぎり絵でなくきっぱりと切って表現されていたりといった、

せなさんの、貼り絵による表現へのこだわりも、

原画だからこそ、たっぷり味わせていただけました。

 

そうそう、メガネを取ったり外したりしながら、

やたらと顔を近づけて見ていたおばさんは、

・・・わたしです。

係の方、もしもドキドキさせてたらごめんなさいね!

 

 

図録は「ねないこだれだ」の版形です。↑

 

 

ねないこだれだ 誕生50周年記念

せなけいこ展

刈谷美術館

2019年9月21日(土)~11月0日(日)

 

※ 休館日など詳細は主催者にお尋ねください。

HP ・・・→

 

 

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