うたの絵本について ⇒⇒⇒ リズももさんへ | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

先日お店に来てくださった 
リズモもさん・・・→に、
 
傘あふりくまのこクマ の絵本はないですか?
 
と聞かれたのですが、
大好きな歌なのに、
絵本のご紹介はできませんでした。 ダウン

というのも、
歌を丸ごと絵本にした作品というのが、
読み聞かせでは案外扱いが難しく、、
いつも迷いつつ選書しているからなんです。
 
1曲がそのまま1冊の絵本になっている場合、
ページをめくりながら、ひたすら
歌って音符歌って音符
1冊丸ごと歌で終わる・・・
という、ことになります。
 
これがご家庭でなら楽しいことでしょう。
歌ったり笑ったり、口を挟んで脱線したりも、
おうちだからこその楽しみだと思います。 
 
でも、基本一回限りである、
何人かの子どもグループを対象とする、
読み聞かせの場合、
ただ正確な音程で歌って終わるのではなく、
読み手と聞き手の間に、
何らかの気持ちのやりとりをしたい・・・、
という気が、わたしはするのです。
 
これは、
歌の絵本全部についてのことではなくて、
中には、お話会で楽しく読ませてもらっている作品も、
あるんですよ。
たとえば、これ。 ↓↓↓
 
 
 
おべんとうばこのうた
さいとうしのぶ(構成・画) 
ひさかたチャイルド 本体¥900.

 

 

おべんとうばこのうたは、歌といっても
「唱え」なので、
 
(たとえば、こんな楽譜が付いています。)

リズムはあるけどメロディはありません。
したがって、絵本のお話の進行に合わせて、
ゆっくり読んだり、強調したり、止まったり、
つまり読み手は、自分が感じたように、
表情を付けての読みができるのです。

さらに、可愛い仕草付きなので、
その場に居合わせたママさんたちがノリノリで、
おにぎり握る仕草なんかしてくれます。
おにぎり
 
 
また、昨年発売されて以来大好評の、
こちらのわらべうた絵本の場合は・・・↓↓↓
メロディはあるのですが、
一冊丸ごと歌の作りではなく、
お話の進行の中で何回か曲が歌われる、
という構成になっています。
最後にみんなで吊り橋から落ちるところが、
大人気です。
この絵本の場合も読み手は、
自然な表現を付けやすく、
また聞き手の反応をすくい上げながら、
読んでいくことができると思います。
 
 
 
 
どんどんばしわたれ
こばやしえみこ(案) ましませつこ(繪
こぐま社 本体 ¥900.
・・・→

 

 

わたしとしては例外的に、(笑)

 

いぬのおまわりさん 

 

を歌い読んだことがありますが、

こちらの絵本も、実は
始めと終わりはお話になっていて、
子猫ちゃんが迷子になるお話の中に、
曲が挟まれた構成になっており、

その意味どんどんばしと同様です。


※ 以前の記事ですが、興味お有りのかたはどうぞ。↓

 

 

こう考えてみると、わたしの場合は、
メロディを外さず、
始めから終わりまで歌い続けることに、
技術がついていかないか、あせる
または、”歌うだけ”に意味を見言い出せないか、
そのどちらかなのでしょうね。
 
その後、やっぱり気になって
絵本仕立てのあめふりくまのこ
取り寄せてみました。
 
可愛い仕上がりの絵本だけど、やはり、
「丸ごと一曲メロディを外さず歌い切る」
タイプだったので、
もしあの時この絵本があったとしても、
あなたにお奨めはしなかったでしょう・・・
ということなんですよ、リズももさん!てへぺろ
 
リズももさんは、
音楽広場 リズムももっち
というリズム教室を主宰されていて、
いつもその様子をブログで楽しませていただいています。
 
そのご来店の後、
リズももブログを覗かせていただいたら、
木の形のタペストリーに雨を降らせて、
”アカペラ”で歌われたみたい。
そうそう、それですよ。
歌は、子どもたちに直接歌うのが一番!
と、思ったのでした。
 ※その日の様子はこちら ・・・→

リズももさんのあめふりくまのこ
わたしも一緒に歌いたかった~。
あ!いかん。
台無しにしちゃいます。
聞かせてもらったお子さんたち、
楽しかったでしょうね。
 
以上、ブログをお借りして、
あめふりくまのこのうた絵本についての、
リズももさんへのお返事でした。

 

 

応援よろしく


読み聞かせランキング