親しい人を亡くしたお子さんのための絵本 その2 | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

プランターに水をやろうとしたら雨がザ~。雨

雨の中でじょろを持っているのを見られるって、

なかなか恥ずかしいものです。

 

でも軒下の鉢には雨が掛りません。

だから、水をやらねば。

一般常識にとらわれないで行動を取れる強い心の人になろうビックリマーク

と自分に言い聞かせたことでした。ニコニコ

雨の中で水やりしているおばさんを見ても、

笑わないでくださいね。

 

さて、更新のはかどらない当ブログですが、

それでも、古い記事を遡って見てくださる方もあるようでして、

もう2年ほど前に書いた

親しい人を亡くしたお子さんのための絵本 

   2017-05-27  ・・・⇒

も、アクセス解析によく上がってくる一つです。

 

こういうテーマで探す方があるというのは、

予想外であり、また心重いことでもあります。

そして、大変申し訳ないことに、その後、

ご紹介したうちの ねこたちのてんごく は品切れになりました。

 

それで、記事を読み返し、

何かご紹介したいと思い立っては見たものの、

当たり前のことですが、

どんな子の悲しみも癒してくれる、

万能の1冊などという、

都合のよい絵本はありません。

 

だから、本来なら、

一人ひとりの状況にふさわしい絵本を

その都度手探りしていくべきでしょうね。

 

でも、その手探りのために、

ブログに来てくださる方もあるので、

もう1冊こちらをご紹介したいと思います。

 

 

 

 

ずーっとずっとだいすきだよ

 

ハンス・ヴィルヘルム 文と絵  久山太市 訳

評論社 本体¥1,200.、

 

少年と犬のエルフィーは、一緒に育ちました。

家族みんながエルフィーを可愛がったけれど、

エルフィーは少年の犬でした。

少年の背がぐんぐん伸びる頃、

エルフィーは少しづつ弱っていき、

もう出来ることは無い、

年をとったんだよ、と獣医さんに言われました。

それでも少年は今までと変わらず、

エルフィーを自分の部屋で寝かせ、

ずーっとずっとだいすきだよ

と言って聞かせたのです。

毎晩・・・。

 

やがてエルフィーは死んで、

家族中が悲しみました。

少年も喪失感を味わいましたが、

だいすきだよ!

と伝え続けた気持ちを、

エルフィーはわかっていた、

という確信によって、

彼の心は支えられたのでした。

 

 

 

別離がテーマであるにも関わらず、

少年とエルフィーの間の強い絆が、

ベースの響きのように背景に流れていて、

不思議と穏やかな気持ちで読めるお話です。

これはペットとの別離のお話ですが、

人と人との間の別れであっても

その本質は大きく変わらないように思います。

 

死がテーマの作品を読み返しつつ思ったのは、

死は、生きている今と繋がっており、

だから大人は普段からもっと、命について

子どもと話したほうがいいということです。

難しいんですけどね・・・。

 

別れの悲しみに遭遇してやむを得ず、

といった時ばかりでなく、

普通の平穏な日々のなかでも、

命について、生きるということについて、

親子で話し合うのに、

絵本はそのお手伝いができるはずです。

 

命についての絵本は、

ホームページで特集しています。

こちらもどうぞお読みください。

 

夢文庫ピコット:ホームページ

特集2019.6月

 “命について考える絵本”の号 ・・・⇒

 

 

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