ひとまねこざるの お父さんとお母さん | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!


テーマ:

おかざき世界子ども美術博物館に、

おさるのジョージ展を見に行ってきました。

 

 

 

 

おさるのジョージといえば、

「ひとまねこざる」のシリーズで親しまれている、

日本の絵本で最も有名なおさるさんですね

 

ジョージは好奇心旺盛でパワフルで、

人間の子どもの幼児期そのまま!

子どものやってみたいあらゆることを、

お話の中でやってみせます。

 

この展覧会では、絵本の原画やラフスケッチから
近年放映されているアニメーションの作り方までが紹介されていました

 

最初の絵本の作品化は1941年

アメリカでの出版は、経費節減のために、

2色刷り・4色刷りとなりました。

水彩原画から色分け版を起こし、

インクを順に重ねて、

ジョージの茶やジャングルの緑の色を出したのです。

 

レイの手になる色分け版も展示されていました。

カラーコピーが当たり前のわたしたちには、

気が遠くなるような作業に思えますが、

レイがこの技術を習得したことで、

シリーズの作風に、独特の軽妙な雰囲気が加わったということです。

 

絵本で実際には使われなかった場面の原画なども展示されており、

絵本が出来るまでの過程を実感することができました。

  

 

ところで、

原画が切り抜いて別の台紙に貼ってあったり、

(配置を決めるため?)

ペタペタとテープの跡があったりしましたけど、

これは時代なのか、作者の気質なのか、

どうなんでしょね・・・。(^^)

 

作者のレイ夫妻はユダヤ人だったので、

第二次世界大戦中にナチスから逃れるため、

アメリカへ逃れて来たといいます。

逃避行中は、おさるのジョージの原画を、

離さず持って!

 

4ヶ月に及んだその苦難の旅を、

夫妻は冒険と呼び、悲壮感はなかったようです。

ジョージのシリーズの出版はアメリカでのことになります。

 

夫妻がその冒険の旅の間も原画を手放さなかった事で、

今も世界中の子どもたちが、

ひとまねこざるのシリーズを読めている、

そう考えるとレイ夫妻は二重の意味で

ひとまねこざる=ジョージの両親ですね。

 

このジョージ展では、

ジョージが部屋にいたずら書きする場面が、

3D(?)になっていたり、

動画の上映もされていました。

 

して、ここで何と・・・何と!

見逃した映画 Monkey business が放映されていたのです。

内容は、夫妻がナチから逃れてアメリカに渡までのお話で、

実写の画像の街町並みに、アニメーションで、

まだ若かった頃のレイ夫妻が描かれています。

 

名古屋の映画館には掛からなかったこの映画を、

思いがけず見ることができました。

(ダイジェスト版だと思います。)

※ 映画監督は山崎エマさん

 

連休中ゆえ、道は混んでおりましたが、

ジョージに会いに行けてよかったです。

 

 

 

 

 

おさるのジョージ展

「ひとまねこざる」からアニメーションまで

 

おかざき世界子ども美術博物館

~5月26日

 

絵本(岩波書店:刊)

① ひとまねこざるときいろいぼうし
② ひとまねこざる  
③ じてんしゃにのるひとまねこざる
④ ろけっとこざる
⑤ たこをあげるひとまねこざる
⑥ ひとまねこざるのABC
⑦ ひとまねこざるびょういんへいく

 

※ 岩波子どもの本シリーズにも収録されています。

⑥はオリジナル版形のみ

 

 

応援よろしく!


読み聞かせランキング

ピコットさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ