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ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
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前の記事の よし!力こぶ から1ヶ月近く空いてしまいました。

この間、確定申告のための決算書作りでした。

実感としては身を削ってというか、命からがらというか・・・。

つまりは、普通の人には普通にやれることが、

わたしにはすご~く大変だったという事です。涙

 

ところで2年くらい前に、

読めば子どもが絶対に眠る!

という触れ込みの絵本が、

マスコミに大々的に取り上げられて、

これ、みなさん買われたようです・・・。。

ピコットでは売らなかったけど。

 

その後あの絵本は、どうなったんでしょうね。

 

冷静に考えれば、

聞いただけで眠くなってしまうなんて催眠術で、

それなら、術を解く方の絵本とセットで売らないと、

危なくないですか?というのが、わたしの考え。

 

確かに小さい人のいるご家庭では、

寝かせつけは深刻テーマです。

だから、絵本に詳しい訳でもないマスコミが話題性で取り上げ、

ブレイクしちゃった!というのもわかります。

 

でも、少し絵本を知っている人だったら、

あんなに長いお話は、

一人で眠れない小さい子が聞くのは無理だ、

・・・ってわかるんですが。

テレビなどで取り上げられると買いたくなるのは大人の習性ですね。

 

さらに、それからしばらくして(2017年)発売されて、

これまたマスコミで大いに取り上げられた絵本に

もいもいがあります。

東京大学あかちゃんラボの教授が監修され、

赤ちゃん学に基づくがゆえ、

赤ちゃんの目を釘付けにする、

というのがキャッチフレーズです。

 

もいもい

市原淳 開一夫監修

ディスカヴァ-・トゥエンティワン

本体¥1,400.

 

 

 

この絵本のこともまたケナすんだろ?

と思われるかもしれませんが、

いやいや、こちらは完成度の高い作品です。

面白いです。

ただ、すごく斬新!という感想はありません。

何故ならば、我が絵本界には既に、

もこもこもこ や、おおきいちいさい・・・→や、

もけらもけら や、

ごぶごぶごぼごぼ などがあるからです。

 

 

 

もこもこもこ

谷川俊太郎 元永定正

文研出版 

本体¥1,300.

 

 

 

 

ごぶごぶごぼごぼ

駒形克己文・絵 

福音館 

本体¥800.

 

 

だから、もいもいは楽しい絵本だけど、

おおーっ!というよりは、

なかまだね~~~

という印象を受けました。

 

ストーリーや意味をどう取るかは、

読者の子どもにお任せしつつ、

読者の想像力を大いにかき立てるこのタイプの絵本たちを、

(おはなし絵本に対して、)

イメージ絵本とわたしは呼んでいるのですが、

一般的にはどう分類されているのでしょうか・・・。

 

それなら、

おおーっ!と思ったのはどんな本なんだ?と聞かれれば、

(聞かれていないけど)

まだ本屋になる前、

こっぷ や きんぎょがにげた

に出会って大きな衝撃を受けた覚えがあります。 

 

モノの本質を、こんなふうに捕らえることができるのか!

小さい読者をこんなふうにお話世界に解き放てるのかと、

絵本の可能性について気付かされたのでした。

絵本はすごい!

 

でも、良い作品を作るのは当然の事として、

絵本業界も、もっとマスコミに話題を提供して、

売るワザを研究したほうが良いかもしれません。

読者に情報を届ける工夫が必要だと思います。

絵本、子どもたちのために残していかなくちゃなりませんからね。

 

わたしも事務仕事としばらくサヨナラして、

絵本の仕事に専念したいと思います!

 

 

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