お正月だし、歳のはなし | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!


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昨秋出版されたこの本。

高名な神学者の方の著書とのことですが、

児童書ジャンルではないので、

こぐま社から出版されていなかったら知らないでいるところでした。

 

歳を重ね、不自由なことも増え、

別れの時間も間近になったことを感じつつ、

そんな今に満足し、喜びとともに過ごしているという、

その気持ちが綴られています。

 

現在のわたしのちからでは、

まだその半分も受け止めることができませんが、

いつかこんな感じ方に近づけたらと思います。

 

 

 

 

わたしは よろこんで 歳をとりたい

イェルク・ツィンク 著  眞壁伍郎 訳

こぐま社 本体 ¥1,200.

 

 

さて、

この本を手にしたせいでという訳でもありませんが、

祖母から聞いた歳取りのお話を思い出しました。

 

わたしの田舎では、

大晦日に家族揃ってご馳走を食べて<歳取りを>します。

今ではそういった風習も変わって来て、

<歳取りをしました>になっているかもしれませんが。

 

食卓には、おせち料理・お刺身・焼き鮭・茶碗蒸しに、

たくさんの根野菜と細切り昆布の入った 味噌汁お菜 が並びました。

 

他地域では元旦を祝うであろう料理を、

わたしの育った岐阜の田舎では大晦日に楽しみ、、

そして、食卓を共にした人は揃って

<ひとつ歳を取った>ことになるのでした。

 

その<歳取り>の席で、繰り返し祖母が語った短いお話。

 

  むか~し、歳を取りたくない娘がおってな、

  年取りの時に、竹やぶに隠れておったって。

  ご馳走が食べられないのを可哀想に思ったお母さんが、

  おにぎりを3つ作って持っていってやったげな。

  正月が来るとみんな、いくつ歳とった?と聞かれる。

  ほかの子達は ひとつ」 と答えるが、

  その娘は、そう聞かれて、

  「みっつ!」

  って返事したって。

 

この話を、祖母は毎年聞かせてくれて、

結末はわかっているのに、

みんなで笑ったものでした。

 

そして、わたしはひとつでよかった・・・

と思った記憶があります。

実家のすぐ裏に竹やぶがあったので、その話はなかなかリアルでした。

思い出すと、何だか自分が昔話の中にいたような気がします。笑

 

そんなことも思い出しながら、

ホームページの1月の特集は “歳を取る・若返る”の号 にしてみました。

お時間あったらお越し下さい。

 

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