読み聞かせの誤解 | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!


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お店をはじめる前、

保育園で働いていた時に出会って、

衝撃的だったこの絵本。

40年を経た今も新鮮です。

 

 

 

もこもこもこ

谷川俊太郎 昨 元永定正 絵

文研出版(1977/04刊) 本体¥1,300.

 

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、この絵本は物語ではなく、

谷川さんから溢れ出た奔放な擬音を、

元永さんが、これ以外にないだろうというばかりの絵にした、

いわばイメージ絵本です。

保育園の子ども達と、溺れるくらいなみだなみだなみだ読みました!

 

そんなぞっこんの絵本なのですが、

お店をはじめた当初には、

この絵本をおすすめすると、

 

  男女性オコジョこどもこども これ、どういう意味なんですか?

 

と、よく聞かれました

いや、意味どころか理屈も筋もないんですけど・・・、

と言ってしまっては身も蓋もない。

説明能力がないため、読んでお聞かせしたものです。

 

でも、そういえば最近は、

そういう質問が無くなってきました。

小さい頃に様ざまな表現の絵本を楽しんだ世代が、

パパ&ママの時代になって、

フィーリングで読む絵本の楽しみをご存知なので、

戸惑いが無いのでしょうね。

 

それでも、読み聞かせの誤解といおうか、

勘違いと言おうか、

絵本は読んで教えるものだと思っている方はまだまだ多いです。

 

どうも読み聞かせが上手くいかない、

というご相談の中で結構多いケースなんですが、

読んでいる途中でつい、

 

  おかあさん。 わんわは何している?

  店長 黄色いお花はどこかな?

 

などと、お話と関係ない言葉を挟んでしまう・・・。

 

お子さんがちゃんと聞いているか、

読み手としては確かめないでいられないのでしょう。

その気持ちはわからないでもないです。

 

でもね、絵本は文と絵が一体となって完成している作品なので、

他の言葉は挟まず、

絵本にすっかり任せて読んであげて欲しいのです。

絵本の持っているリズムを崩すことなく、

丸ごと楽しんで欲しいのです。

 

聞き手のお子さんが楽しんでくれていたら、

それで十分です。

何かを感じたお子さんから言葉があったら、

その時には答えてあげてください。

 

前述のもこもこもこなど、

説明できるタイプの絵本ではありませんが、

一緒にワクワクするのには最高の一冊ですよ。

もしまだでしたら、一度手に取ってください。

 

 

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