ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!


テーマ:

溜まっていた印刷物を片付けていて、こんなチラシを発見。

 

 

 

 

 

 

・・・。

 

期待された方があったら申し訳ないです。

これ、2002年のもの。すんまそーん

来年のカレンダーのことではありません。

 

一体どれだけ印刷物を溜めているんだ?

 

それにしても、なんて懐かしい・・・。

この頃はまだ、この先も次々と林さんの作品に出会えるものと思っていました。

でもこの後、

ご本人の体調不良やご主人の征矢清さんの闘病やらで、

林さんは絵本のお仕事から遠ざかってしまわれました。

 

そして、征矢さんが逝かれたあと、

残された原稿をもとに、

 

ひよこさん

 

を出版された林さんは、

絵本を描くのはこれで最後にしますと宣言されました。

 

ピコットのお客様は林明子さんのファンが多くて、

くつくつあるけのほん(4冊セット)が出た時には、

当時の福音館の担当さんに、

 

 ちち ピコットは児童書専門店というより、

    林明子専門店だね。

 

と言われたくらいです。

(褒め言葉です!念のため。)

くつくつが出版された年には、

3日に1セット位の割合で売っていたんです。

大型書店ならまだしも、ちいさな個人書店ですからね、

よくまあこんなに買っていただけたと思います。

 

林さんの代表作はなんといってもはじめてのおつかいだと思いますが、

ピコット店頭でエピソードの多いのは、

不思議なことにくつくつあるけのシリーズです。

 

というようなことで、この先林さんのお気持ちが変わって、

また新刊を描いてくださるんじゃないかな~と、

未だ希望は捨てていないピコットです。

 

ところで、

うちの棚には林作品の定位置というのが、ずっと変わらにずあって、

いつでも手に取っていただけるようになっています。

 

そんな林作品の中で、唯一の季節物。

これだけは秋限定で売っている絵本です。

 

もりのかくれんぼう

末吉 暁子文  林明子 絵

偕成社 本体価格¥1,000.

 

 

 

森に迷い込んだ女の子が、かくれんぼうと名乗る男の子に出会い、

動物たちといっしょにかくれんぼをして遊ぶというお話で、

末吉さんの二重に隠された物語に、

林さんが、幻想的な絵を付けています。

幻想的でありながら、隠し絵の部分は緻密で矛盾がありません。

 

鮮やかな紅葉の森の木の枝や草むらに、

動物たちが隠れている場面は、

最初のページが隠し絵、次のページはくっきり動物が浮き出して、

動物たちがどこに隠れていたのがが読者に分かるようになっています。

 

長いお話を聞くのがまだ難しい小さな人たちにも、

隠し絵の部分は、たっぷり楽んでもらえます。

 

ところで、二重に隠された・・・の意味についてですが、

女の子が森のみんなと遊んだこの場所は、

今では彼女が住んでいる団地が建てられて、

すでに無い森だっただということが、最後で明かされています。

 

女の子 じゃ、もりにいたどうぶつたちは みんなどこへいっちゃったの?

 

という女の子の言葉の意味を、

この絵本を楽しんだ小さい人たちが、

いつか考えてくれるようになるといいな・・・と思います。

 

林明子専門店がおすすめする、秋限定絵本のお話でした。

 

 

 

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