ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!


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ピーターラビット展(名古屋市博物館)を見てきました。

 

 

 

名古屋市博物館前庭

 

 

 

 

ビアトリクス・ポター生誕150周年 ピーターラビット展 入口

 

 

 

当時ポターが飼っていたうさぎを主人公に描いた、ピーターラビットのお話。

以降の巻でも、畑や森の小さな動物たちが活躍します。

ポターの素晴らしいところは、この作品を生み出した上、

その作品を自分の力で出版した行動力にもあると思います。

時代は100年以上前のことですからね・・・。

 

 

ピコットが営業をはじめてしばらくしてのことですが、

日本語版である福音館発行のシリーズの、

すべての版(ガッチャンガッちゃんと印刷する、あれです。)が、

すっかり作り変えられるという、今思えば画期的なことがありました。

 

当時の担当さんからの説明では、

印刷技術が進んで、ポターの繊細な描線が、

紙の上に再現できるようになったので、版を変えたとのこと。

つまり、ポターが100年前に描いた細やかな線を、

わたしたちはこの時、本当の意味で目にすることが出来たのですね。

 

 

それまで、淡い感じというか滲んだ感じというか、

それがポターの作風だと思っていたのです。

(たぶんわたしだけではないはず。)

ところが、新しい版では細部までくっきりと見えて、

え?え?という感じ。

なんだか違う作品を見ているようでした。

 

例えて言えば、虫眼鏡で覗いて細部を見た時のような感じ・・・

といったらわかっていただけるでしょうか。

ふんわりと曖昧な感じに馴染んでいたので、

イメージの違いに戸惑ったものです。

でも、それがポターの描いた世界だったのです。

 

一見可愛らしい生き物たちの活躍するこのシリーズですが、

実は、お話はかなり現実的です。

現に、ピーターのお父さんは、

マクレガーさんにパイにされてしまったという設定です。

 

また、無邪気なストーリーの中にも、

その動物本来の行動パターンや仕草が描き込まれています。

こねこのトムが、せっかくおめかしさせられた身なりを、

お茶会の前にめちゃくちゃにしてしまう過程なんて、

ほかでもない猫だもの、そりゃするよな・・・と、納得し共感します。

 

ポターの描くそんな世界を支えているのが細密な画風であるなら、

印刷技術のおかげで、

原画とほぼ同じうさぎや畑や猫たちを見られ今の時代を、

すごいな・・・と思います。

 

さて、原画展の方ですが、

私家版、スケッチや素描が、見応えがありました。

カレンダーやゲームも展示されていました。

でも、絵本の原画については、いつものことながら、

 

    女性 早くうちに帰って、絵本でゆっくり見たい。

       心ゆくまで、めくったり戻ったりしたい。

 

というのが、わたしの感想です。

貴重な原画を目に出来る機会を、なってこった!なんですが、

やっぱりね、絵本は、絵本のかたちになったものが最高です。

原画の希少価値より、

どの子の手元にもあって、

好きなだけめくって楽しめるものであってほしいと思います。

 

あと、小さなサイズの水彩画を照明を落とした会場で見るのは、

ちょっと厳しいという個人の事情もありました。glasses*

 

で、帰ってさっそく手にしたのが、このちっちゃい箱。

まあこれも小さすぎかもしれませんが、

あるだけで嬉しいモノです!笑顔

 

 

 

ピ-タ-ラビットの絵本・ミニチュアコレクション

ビアトリクス・ポタ-作 石井桃子訳 

福音館 本体¥3,000.

 

 

 

 

図録 税込¥2,000.でした。

 

 

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