出版業界裏事情・・・新刊注文なぜ来ない? | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

「夢文庫ピコット」店主です。
名古屋市天白区で子どもの本と木のおもちゃの小さなお店をやっています。
「このお店ず~っと前からありますよね?」と言われるようになりました。

バラしてはいけない裏事情かもしれませんが、

書きます。

(怒ってるから。 ぷんぷん!)


3月に新刊予約を頂いていたお客様の書籍が、

今日やっと入荷しました。


お待たせしてしまってごめんなさい!

急ぎ入荷のお知らせをしたところ、

喜んでいただけました。


(件名) 待ってました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


>やっとですね~(u_u)
>発売からほぼ1ヶ月~待ちましたわ*\(^o^)/*


こんなに待っていただけるなんて、本屋冥利・・・

だなんて、喜んでいる場合じゃないのです。

一体全体、新刊がすぐに届かない理由は何なのか?


発注ミスした訳じゃないんですよ。

それに、児童書については、こういうことは起りません。

児童書業界は、中小の規模が多いものの、

どこもお客様に対して、誠実で親切ですもん。


でも総合出版社は、推測するに、

いろいろと駆け引きがある模様です。


経過はこんなふうでした。

「もうすぐ続きが出るから、お願いね。」

と、ある書籍をご注文いただいたのが、3月上旬。


未刊の書籍はNETで発注できないため、

(これだって変だけど。)

出版社宛に注文書をFAXしました。

すると・・・


事前予約はお受けしておりません。


という返事が来ました。

なぜ予約を受けない!は後に回すとして、じゃあ発売日はいつなの?

(書いてない。)

再びFAXで、発売日確認。

そして、発売日に、改めてFAX注文。



それから・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


待てども暮らせども商品は届かず。


そうこうするうち、先週末、

取次のネット在庫を見付けたので、それを仕入れました。

そして前述の、「やっとですね~」となった訳です。


(?あの注文書はどこへ行った?)


児童書専門店を30年やっていますが、

実は、一般書の入手で前述のような事態がたびたび起こります。


出版流通の先端、お客様に一番近い場所にいる書店は、

求めて来てくださる書籍を、なんとしてもお客様のお手元に、

という気持ちでいます。

なので、「予約を受けない」というのがわかりません。

どこかの大手書店店頭にはその本が山と積んであるのに、

注文されたお客様に、

それが届かないシステムというのもさっぱりわかりません。


本が売れない売れないと言いながら、

買おうと言ってくださるお客様を大事にしないで、どうする!


ということで、わたしは今日一日吠えまくっておりました。


ウオー!ウオー!

  ウオー!ウオー!

    ウオー!ウオー!



健全で確実な流通がなくては、

書店はお客様に本をお渡しできません。

出版流通、頼みますよっ!