向かいの家のおじさん(60歳くらいだと思う)が亡くなりました。

心筋梗塞で。

それから数ヶ月たち、少しずつ少しずつ笑顔も増えてきたおじさんの奥様が、家の前で落ち葉掃除をしてたんですよ。

そしたらそしたらそしたら

ご近所のじーさんが散歩の途中で足を止め、でっかい声で奥様にむかって

『あんなに若いのに、運が悪かったのか』

『運ばれた病院が悪かったんじゃないのか』

『俺も何度も救急車のお世話になってるが、まだ生きてる』

『俺は83歳だけどあちこち痛えが元気だ』


…うぅー書ききれない

じーさんは声がデカいのはまぁ仕方ないとしてもどうなんですか!その質問たち。

悪気はないんだろう。だってじーさんだもの。

でも残酷なんだよね、じーさん世代の、全て言わなきゃ気が済まないあの感覚。

知らん!!って代わりに答えそうになったよ道路の向かい側から。


あのじーさんに伝えたい。

『何か困ったことがあれば、このじじぃで出来ることならやるから言ってくれよ』

って言えるじーさんになろうよ(家族になろうよ風)


あたしはね、あのじーさんを見て決めた。

人の胸の奥の痛みをわかってあげられるような、せめて寄り添ってあげられるようなそんな人になりたいよ。