私がセラピストになるまで~社会人編前半~ | 3ヶ月で成約率・顧客満足度を上げて幸せセラピストライフを送る方法

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こんばんは!オープン準備中Aromatherapy salonニワトコ―庭常―の
オーナーセラピスト青野です。

「私がセラピストになるまで」シリーズ
◆バックナンバー◆
・幼少期~高校生編
・大学生編

今日はブログに書くことはすごく抵抗があった社会人編①~1年目~を書きます。
1年で辞めているっていう負い目がずっとありまして。
ですが、自分の判断は間違っていなかったから今があると信じて書きます!


【社会人1年目】
《内定取消し疑惑≫
2010年父の親友のコネで入れて頂いた人材派遣会社に入社。
入社式の1週間前、ふと会社のHPを見たら・・・
(°Д°;≡°Д°;)←PCの前でこんな顔で私フリーズ状態に。
社長変わってる・・・「え、○○おじさん(父の親友)は?」HPを見ると新しい社長の写真とメッセージが。

入社式の案内はその前に届いていたけど
「もしかして社長交代で内定取り消しもありうるかも・・・」と
駅にある求人情報誌を片っ端から集めて、新卒の正社員採用の求人をHPで探して
「門前払いされるかもしれないけどとにかく入社式に行くしかない」と
入社式の日を文字通りガクガク震えて待ちました笑


《カルチャーショック≫
同期の女子は理工学部出身など理系クラスに女子一人だった
学生生活を送ってきた男子より男前な性格の人が多かったです。
ほぼメイクしてないけど見た目で自信を得てるのではなく
「私はこれでええねん」って堂々としてる・
しっかりしている・良い意味で男性を意識してなくて
「この子たちが男性だったら惚れるなぁ」と思って魅力的でした。
10年間女だけの環境にいた私のアタリマエと彼女たちのアタリマエは全然違って。
トイレも一緒・服もお揃い(本当に趣味が合うなら全然アリだけど)・
手を繋いで行動みたいなザ・女子ってノリは苦手だったけど
私にとって女子だけの飲み会=女子会、話題のお店や雰囲気の良いお店
彼女たちの飲み会=おじさんでいっぱいな大衆居酒屋
最初「え、本当にここ入るの?おじさんばっかりだよ?」って戸惑いました。
女子校・女子大に染まってたんだなぁ…、自分の普通って相手には普通じゃないんだとその時初めて気付きました。
すぐに慣れて今じゃ一人で立ち飲み屋も大衆居酒屋も行けるストライクゾーンが広がりました♪


《業務内容》
新卒は基本的に社外に正社員で派遣されるエンジニア採用のみ。
私は本社の社内全体の窓口的な部署に配属でした。
無事に入社出来たと分かっても何だか「身の振り方が分からない」
「心ここにあらず」というか部署の一員ってことに
自覚をいまいち持てないようなフワフワした感覚
でした。
私がやっていたことだと個人情報保護業務・助成金の手続きなど。
業務内容が幅広く、イレギュラーがとにかく多かったです。
とくに代表電話って、業者の営業電話もあり社員からもあり
お取引先からもあり就活生からもハローワークからもあり
社員のお子さんの保育園からもあり最初の2.3ヵ月目はてんてこ舞いでした。
すぐにテンパって過呼吸気味になったりお取引先を待たせてしまったり
イレギュラーや不測の事態、何からすべきか
迅速に判断して正しい順に進めることがとても苦手だということが分かりました。


《パワハラ》
直属の女性課長は新社長派の人で新卒ぎらいで有名。
ものすごく嫌われてました。
私に100%落ち度があるミスだけじゃなく
男性の先輩に両手に抱えてた大量の書類を持ってもらっただけで
「女を売りにするんじゃない!!」と怒鳴られたり酷い時はコーヒーかけられたり。
人格否定、今でいうモラハラにあたることも言われていました。
当時は上司の言動が「どこまでが指導でどこからがパワハラなの?」
「私が甘いの?」って分からなかった。
パワハラ被害を受けていても当時の私みたいに判断付かなくて、
でも心はつらいと感じている人も潜在的にいるんだろうなぁ。
「パワハラです!」と言えなくても「つらい」って気持ちに蓋をせずに
周りに少しずつでも伝えてほしいなと思いますなきがお
とにかく辛くて常に過呼吸気味で朝駅のトイレで吐いてから出社することもざらでした。
心療内科に通っていました。
この頃に「せめてプライベートは仕事から頭を切り替えて充実したい」と
AEAJのアロマテラピーインストラクターのテキストを買いました。
9月ごろ体調を崩して休んだ日に同じ部署の先輩何人かが
「○○課長の教育は指導じゃない、パワハラだ」
と部長に直接言ったことが切っ掛けで翌週から課を異動になり、
「おじいちゃん(課長)とお父さん(主任)だと思って肩の力抜いて頑張ろう」と
言ってくれた主任。ようやく平常心で仕事ができるようになりました。
テンパリやすく焦ると周りが見えなくなる私に
課内のミーティング初日に
「まずは今日のスケジュールを順番を気にしないで
手書きでいいから紙に全部書きだしなさい。
全部書いたら緊急性が高いものから番号をふってみて。
はい、こうしたらやることが山積みだったのが青野さんが今日
まずは何から始めていつごろ終えることが出来るか後回ししてもいいことは何かわかるよね。」
と、所謂TO DOリストを書く習慣をその時から身に付きました。


《縦・横の繋がりの大切さ》
でもパワハラ女性課長がいたからこそ他の先輩方に心配して頂いて
飲みに連れて行って頂いて時には励まし時にはお叱りを頂いたり
部署関係ない飲み会で私の業務に関連する他部署の上司と繋いで
仕事をしやすくして頂いたりとたくさん助けて頂きました。
途中から本社の他部署配属になった同期との結束が深まったり
社内のサークルに誘って頂いてランニングサークルに入ってました♪
怖そうに見えた他部署の上司や同じ部署の多趣味な先輩も年次関係なく
一緒に汗を流して楽しかったです!!
よく社内の飲み会やサークルに参加しませーんって人もいるって聞くけど
勿体ない!私は参加して良かったと思います。


《アロマ・美容》
せめてプライベートは充実させたいと
アロマテラピーアドバイザーの認定講習に出てから買った
アロマテラピーインストラクターの問題集。
む、難しい…!範囲広っ!化学まで出てくるの?!
官能基って何だっけって本当にそこからでした。
でも、苦手な化学も出てくるのに分からないままにしたくなくて
いつか受けたいな~と捨てずにいました。

大学生の頃は百貨店コスメオタクでした。
ストレスから肌荒れがひどく、どんなに高い美容液もクリームも何も効きませんでした。
高い基礎化粧品や@コスメで良かった口コミのものを試すコスメジプシーになっていました。
学生の頃みたいにお金がピンチだったらガッツリバイトして稼いでなんて出来ないし
美容雑誌を読んでも広告多いわ情報多いわでダメ、入っていかない。
「トレンドはもういいから結局何が正しいの?どうやったら見極められるの?
「自分に合う美容法って結局何なんだろう」とフラストレーションが溜まっていた頃でした。


《3.11》
退職のため業務引き継ぎの打ち合わせ中に大きな横揺れが起きました。
最初は揺れに気付かず「え、どうかしましたか?」でしたが初めての地震酔い。
オフィスの看板は落ちてる。電車はすべて停まる。タクシー乗り場もバス停も人であふれてる。
繋がりにくい安否確認の電話。
コンビニも薬局も棚にほとんど食料品がない中走り回って就活生や部内の人の分の食料の買い出し。今でも忘れられません。
「コンビニに行けば当たり前のように食料品があって。当たり前なことに慣れるってことが怖い」と普段は絶対手に取らないパンを食べながら思いました。
当時は恥ずかしながらその時の自分のことで精いっぱいでした。
仕事の引き継ぎはどうなるの?復興はいつごろなんだろう?有給消化中に行く予定の転職先の面接も先方から白紙に。
先が見えないことへの恐怖感が強かったです。


《退職を決意》
年明けに会社の組織改編で部署や人事もすべて変わることになりました。
若手社員は地方の営業職(確か福岡だったかな)か
エンジニアへの転向(全国転勤あり)を命じられました。
私には「初孫」「長女」フィルターが入って甘いけど
母と妹に暴言を吐く父方の祖母の介護が始まり家庭内もぎくしゃく。
そんな状態の中今実家を出るわけにいかないと断り、自主退職しました。
私は家族が大事。
早期退職にはなる負い目・不安はあるけど転勤後に家族に何かあったら
後悔してもしきれない
と迷いはほとんどありませんでした。

以上、社会人編全般でした(^-^)/
私がセラピストになるまでシリーズ、次回「厄年!24歳編」です。
そのあと「セラピストスクール編」「サロン勤務~現在編」をお送りします。
お付き合いいただき、本当にありがとうございますハートハート