③聖母の奇跡・ナザレ・フリーメイソンについて「ポルトガル旅行記」 | ポポ山に祈りを込めて

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しばしの休憩を。

「ドン・ファスの奇跡」(ポルトガル・ナザレ 聖母の奇跡)

1182年、霧のかかった朝、ドン・ファス・ロビーニョという城主が馬に乗って狩りをしていた。


獲物の鹿を岬の端まで追いかけていくと、鹿は急に姿を消した。


目の前は海が広がる断崖絶壁だった。


馬は後ろ足のみで岩の上で踏ん張っていたものの、


前足部分の下にはぱっくりと深海が口を開けていた。


その時、突然聖母マリアが現れ、馬は奇跡的に後戻りをし、九死に一生を得た。」


そのご加護に感謝して、ここに礼拝堂を建てたという。

こちらは聖母の奇跡が起こった場所に建てられたメモリアル礼拝堂。

右の階段を下がっていくと、幼いイエスを抱いたマリア像がありました。
マリア像の向かいにある小窓の外は断崖絶壁。
動画の中で最後のほうにチラっと写ったのがここです。

ポルトガルのナザレはリスボンから車で2時間程のところにあります。

前に記事で動画で紹介した所です。

海と景色がとても素晴らしく綺麗で静かな町でした。


聖母に感謝し、信仰を心の拠り所にして、


隣人と助け合いながら自然の中で平凡に幸せに生きる。


そんな心が豊かになるような時間の流れを、ナザレの町にいると感じられます。

そしてナザレの教会では、

はるか遠いパレスチナから運ばれたマリア像を見ることができます。

ロマノという聖職者が、イスラエル(パレスチナ)からここポルトガルのナザレの地にやってきたときに、

彼は秘かにマリア像を携えていたのです。

ナザレといえばイエスです。ナザレトのイエズス。それが町の名の由来です。


↓ロマノのマリア像。まるで東洋人のような顔立ちです。

どちらかというとマグダラのマリアのほうが中東の質素な顔立ちなのかもしれません。

マグダラのマリアがイエスの奥さんと言われているけれど、私はそれには懐疑的です。

マグダラのマリアはイエスの敬謙な弟子の1人だった。

たとえ人生がどん底に落ちたとしても、どんな人でも必ずそこからまたやり直すことが出来る。

愛の力は偉大。愛そのものが人生を変える。それはけっして簡単なことではないけれど。

マグダラのマリアはけっしてイエスに依存することはなかった。

常に自分の小我と葛藤し、真摯に教えを学び、最後までイエスへの信仰を貫いた人生だった。

だからこそ受難のときに彼女が必要だった。

復活を疑わずに聴く耳をもつ者だけがあの場所に行くことが出来たからです。

いつも一緒にいた弟子たちですら復活を疑っていたからです。

それがマグダラのマリアから伝わる学びです。

ロマノはその像を死ぬまで隠し持っていました。

>ロマノは死の直前にマリア像を崖の洞窟の中に隠し、468年後に羊飼いたちがこれを見つけだし、さらにドン・ファスの聖母マリアの奇跡が起こったため、巡礼者たちが押し寄せるようになった(ちなみに、あのヴァスコ・ダ・ガマも訪れている) 地球の歩き方より引用。

このマリアの奇跡を記念して建てられたのが、ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会です。

ここにはナザレの守護聖人が祀られています。

 奥の階段からは祭壇中央のマリア像を近くで見ることもできます。

祭壇付近から翼廊まで旧約聖書を題材として18世紀のアズレージョで飾られている。

前回の記事でモニュメントの紹介をしましたが、

大航海時代に活躍した彼らはキリスト騎士団のメンバーです。

記事の中でエンリケが船酔いと書きましたが、

あれは身を隠し安全を図る上の詭弁だったのかもしれません。

キリスト騎士団とはテンプル騎士団が解散した後に続いたもので、

名前が変わっただけで元テンプル騎士団といってもいいと思う。


キリスト騎士団はポルトガルから始まりました。

(ジェロニモス修道院)

フリーメイソンといえば都市伝説で有名になりましたが、

メイソンの全てが悪いわけではないと思います。


メイソンの組織はとても複雑化しています。

世界中にまるでアリの巣の様に拡がっていると思う。


メイソンの中には純粋に愛と平和のために活動しているグループもあれば、

イルミナティや世界新秩序(NWO)に加担するグループもあって、

逆にそういった組織に対抗するかのように、

真実の世界平和を取り戻そうと闘っているグループもあります。

メイソンが単なる石工職人から始まったと思っている人も多いようですが、それは間違いです。


フリーメイソン自体は新しく作られたものであり、

メイソンの元々の起源はイルミナティが最初ですが、

創立者はアダム・ヴァイスハウプトではありません。

イルミナティの歴史は、はるか太古、アトランティス時代にまで遡るのです。


私はその話を聞いたときになるほどと思いました。

たしかにアトランティス時代というのは闇が蔓延った時代とも言えるからです。

前にも書いたと思うけれど、

アトランティス大陸が消滅した以降も逃げて生き残った彼らによって繰り返された惨劇は、

実は今も尾を引いているからです。


だからといって、誰が悪いから自分がこうなったと世間のせいにするのもどうかと思う。

たしかに今も社会はおかしな方向に進んでいるけれど、

あなたは間違っている、自分は正しいと互いに言い合うのではなく、

闇を知りながらも、

その中で今の自分はどう賢く心平和に生きられるのかを、

自分の中で黙々と考え実行すればいいだけのことだと思うのです。


地球人類は神の自然の法則の元に、

精神と物質のバランスが保たれなければいけないのですが、

今の時代は残念ながら感謝や思いやりの心を忘れ、

便利さや経済を追求した物質面に偏りすぎています。


しかし、令和の新時代からはそういったお金がすべてとか、学歴が一番とか、

働き続けることに意義があるなどという、

古い価値観が取り払われていく方向になっていくと思います。


ここ最近の闇ニュースでは、

アメリカのビールのCM「バド・ライト」の映像に隠された暗号が話題になってます。

私はちょっと考え過ぎじゃないの?なんて思ったりしたけれど(笑)

でもたしかに今露骨に彼らが表に出始めていますので。


でもいくら闇が表に出ようとも、

私たちの中には誰にでも輝く光(神の愛)が存在することを忘れてはいけないと思います。