<東北復興の遅れを象徴する出来事>
 モンゴル相撲とイチロウ旋風に徹していた安倍のNHKが、昨日は東北の鉄道が開通したという大報道に代わった。それをラジオで確認した。これこそが、東北復興の遅れを象徴する事件だった。
 当初は耳を疑った。「今更なんだろう。開通式なら安倍の声も」と錯覚したほどである。
 房総半島に住んでいると、三陸鉄道のことを知らないのだが、それにしても8年間も放置されてきた東北の民の辛抱強さに、改めて驚かされた。
<中国では無数の高速鉄道・高速道路が開通>
 中国では、今年の正月に1日1000万人の人民を移動させる、日本だと新幹線が活躍していた。いたるところ高速道路網も。
 この8年間で、中国の鉄道と道路は、ほぼ完成した感があるのだが、日本の安倍内閣は、たかが地方の鉄道に手を焼いていた。
 おかしい。不思議な現象であるが、それもこれも政治の腐敗と関係している。東北棄民という言葉は、本当だったのだ。

<五輪利権に吸い取られた東北・東日本>
 最近、発覚した100人ほどの除染会社の役員の給与は、3年間で77億円。これこそが東北復興の血税の行方を裏付けていた。
 この会社から裏金を懐に入れた政治屋は極刑にすべきだと思うが、福岡の県民はどうだろうか。
 77億円を地元に還元させよ、である。腹が煮えかえるような現実を、地元の人たちは、どう受け止めているのであろうか。
 東北の復興資金は、除染と五輪利権事業に吸い取られてしまったのだ。自公政治の悪辣さに反吐が出てくる。

<JOC竹田逮捕?で止まるかどうか>
 2020五輪は、犯罪五輪としてその名を後世につたえることになろうとか。「福島東電放射能の処理は終わった」という趣旨の安倍宣伝ともう一つは、安倍ー森喜朗ー石原慎太郎ラインによる、国際オリンピック役員に対する大がかりな買収事件の結果だった。
 これは世界が周知の事実である。隠しようがない。フランス検察が「竹田逮捕」で満足するだろうか?
<東電福島の東芝3号機は核爆発>
 「犯罪五輪」に大義はない。不浄なスポーツ大会を、人類は感動的に受け入れてくれるだろうか。そんなことはない。
 ギリシャの人々は納得するだろうか。カネと犯罪にまみれただけではない。地球を破壊する放射能汚染について、到底容認できないだろう。
 改めて言いたい。東芝製の3号機爆破は、水素爆発では断じてない。核爆発である。いかなる壁も貫き通す中性子が飛び散って、東北や首都圏の市民の健康を破壊している。
 東芝と東電の責任は、永久に問われていく。そして政府・霞が関の責任である。さらに原発推進世論を形成することに貢献した読売以下のマスコミ人の責任も重い。
 この始末、どうつけるか。日本政治の課題となって、後世に引き継がれる。安倍・自民党と山口・太田の公明党の責任も、きわめて重い。

<房総半島水源地に放射性廃棄物1万トン投棄!>
 いまだに千葉県民は気付いていない。ごく一部の市民だけのようだ。
 房総半島の水源地・大福山にある巨大な産廃場に放射性廃棄物1万トン投棄事件に関与した、業者と政治屋の責任について、である。
 東電福島の放射能汚染が、茨城県を飛び越えて、民度の低い千葉県民をモルモットにさせるという大事態が起きている。
 急ぎ撤去するしかない。見逃して、房総半島と東京湾を、死の世界にするわけにはいかないだろう。

<安倍・自公を叩き潰せ!>
 まともな人間であれば、安倍・自公を叩き潰すしかない方法はない。彼らは人間ではない。人間であれば、決してしないことを、数多くしでかしてきた。
 人間に譬えると、血も涙もないやくざである。魔物であろう。

 4月の統一地方選と7月の衆参ダブル選挙で、完膚無きまで追い詰め、叩き潰すことが天の声・民意であろう。沖縄に負けないで、今度は東北・東日本が決起する番である。政治が変わ
らないと、国民生活は変わらない。
2019年3月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

三陸鉄道、つながって「リアス線」誕生 津波被災の区間復活 久慈-盛163キロ
(毎日新聞) 2019/03/23 10:37

釜石駅に入る三陸鉄道リアス線の記念列車=岩手県釜石市で2019年3月23日午前9時50分、喜屋武真之介撮影
(毎日新聞)
東日本大震災の津波で不通になっていた岩手県沿岸部のJR山田線宮古―釜石間(55.4キロ)が23日、第三セクターの三陸鉄道(三鉄)に経営移管され、8年ぶりに同区間での運行を再開した。同区間を南北に挟んで三鉄の「南リアス線」(釜石―盛)、「北リアス線」(久慈―宮古)とつながり、全区間を「リアス線」と改称。第三セクターでは最長となる全長163キロの路線が誕生した。

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「木更津レイプ殺人事件」の教訓<本澤二郎の「日本の風景」(3263)

<全女性は立ち上がり!声を上げよ!>
 性被害者は、それでも告発しない。自ら沈黙し、隠してやり過ごす。これが日本の強姦社会・レイプ文化の日本を、根底から決定づけている。TBS山口強姦魔のような事件は、この日本で相次いで起きている。レイプを本業としている、入れ墨やくざが跋扈する日本である。
 これこそが日本の真実・負の文化である。北京の外交学院でも、このことを訴えてきた。この事実を教えてくれたのは、やくざに強姦され、性奴隷、遂には命を奪われた、戦争遺児の美人栄養士だった。

 悪党のような心臓の言葉に踊らされてはならない。日本の全女性は、自ら立ち上がって、声を上げよう。自立して、やくざを利用するような、政治屋・政党を排除する政府を打ち立てる、2019年にしなければならない。

<自公の甘言に騙されるな!>
 この6年間、人のいい日本人は、アベノミクスというまやかしの経済政策に騙され、財閥1%のための政治に翻弄されてきた。秋には10%消費税である。同時に「女性優遇」という、まやかしのラッパを6年間、聞かされてきた。

 極右政府は決して、女性の敵である強姦魔・やくざ根絶の政策を掲げようとしなかった。TBS強姦魔をチャラにしてしまった。それでも、被害者の詩織さんは、ひとり立ち上がり、声を上げている。
 性被害者は声を上げよ!強姦魔を極刑にする闘いを開始しなければならない。強姦魔を政治の世界に送り出してはならない。心臓の甘言に騙されるのは、もうやめなければならない。

<薬物・強姦・盗撮・性奴隷=格子なき牢獄>
 いま元巨人軍の清原はどうしているだろうか。彼のお蔭で「覚せい剤」なる薬物を知った。強姦魔が女性を奴隷にする武器である。この薬物が、日本には腐るほどある。

 やくざなど強姦魔は、性行為を盗撮、そうして女性を奴隷にしてしまう。「木更津レイプ殺人事件」の被害者のK・T子さんは、この恐ろしい罠にはまってしまった。110番通報どころではなかった。
 「格子無き牢獄」の生活を抜け出そうとして、やくざ浜名から「全てをばらしてやるッ」と恫喝されて即死してしまった。父親は戦場で殺され、遺児はやくざに殺害されてしまった。

 この国のレイプ文化が、魅力的な女性を次々と奪ってしまっている。
<カエルの子はカエル>
 あるブログに「暴力団員の息子」の証言が掲載された。
 結論をいうと、カエルの子はカエル、やくざの子はやくざにあこがれて、中学3年から覚せい剤におぼれ、強姦魔になって、父親の後を追っていく。
 「父親のやくざは、覚せい剤の常習者。高級車を3台、4台乗り回す。次々強姦しては愛人をつくり離婚。母親も男遊び」と世間の常識と無縁、息子はそんな生活にあこがれて生きてきたという。
 やくざは、血も涙もない人間の屑である。彼らの標的は、魅力的な女性。相手が戦争遺児だろうが、栄養士だろうが、性ビジネスの対象者であれば強姦対象者として合格なのだ。

<やくざ退治の勇気ある候補に投票せよ!>
 法制面では、強姦に死刑を科すのである。それでもやくざは止めない。どうするか、フィリピンのドゥテルテ大統領の方式を採用すればいい。
 入れ墨やくざを逮捕、豚箱にぶち込む。抵抗するやくざは、拳銃で撃ち殺せばいい。現在、中国の武装警察も、やや似たようなやくざ退治を開始している。
 アメリカでは、マフィアの親分が殺害された。

<南スーダン・ホンジュラスでいいのか>
 3月8日は国際女性の日である。そこで国連の特別代表は「南スーダンでは、自宅を追われた女性や少女が故郷に戻らない。原因は、暴力の脅威からだ」と警鐘を鳴らした。
 ここでいう暴力とは強姦のことである。

 同じことが中南米・ホンジュラスでも起きている。この国の女性たちは、必死でメキシコ国境へと向かっている。理由は、性暴力からの逃避である。
 21世紀の今日、こんなひどいことが起きている。日本も、この国のレベルでいいのであろうか。強姦死刑を世界で実行すればいい。その先頭に日本は立つのである。

<日本は強姦魔の国でいいのか>
 2月25日にすごいニュースが届いた。
 「日本人政治家が、200万ポンドでアゼルバイジャンの女性を買った」とイギリスのミラー紙が報道した。200万ポンドは日本円およそ3億円近い。
 政治屋だろうが、異様な性癖の持ち主に違いない。本人の名前と政党名を知りたい。やくざの性奴隷に手を付けた大学病院の教授がいたが、彼らにとって数億円は高くはないのだろうか。
 改めて従軍慰安婦の汚名を着る、日本男子が世界的に有名になった。

<スカルノに日本女性を紹介した通産官僚>
 もう時効に違いないが、永田町の事情通が、小泉純一郎の姉のことを話してくれた。
 「小泉の姉が通産官僚の豊島という男に嫁いだ。この豊島は、インドネシアのミナス油田を狙っていた。そんな時、スカルノが日本の女性に興味を示していたことを知った。豊島の努力で、スカルノは日本人女性を手に入れることが出来た」

 明治維新政府は、日本郵船の船を使って、日本人女性を全国から呼び集めて、世界各国に性奴隷として売りさばいて、武器弾薬を購入したという、驚愕すべき報道に接したばかりである。
 従軍慰安婦の第一弾は、維新からだった。

 日本郵船は三菱の岩崎弥太郎だ。ついで商船三井が続いた。維新政府の正体も、150年を経て判明してきている。岸・安倍家とも三菱との関係が深い。維新を名乗る政党もあるほどだ。そのせいで、大阪戦争の行方が注目を集めている。

<日本を変えるのは女性の自立>
 明治維新を実現したのは、天皇でも岩崎でもなかった。無数の女性が命・人生を投げ出したせいである。
 今年は2019年。女性が自立して選挙戦に応じれば、日本を変えることが出来る。
 「木更津レイプ殺人事件」の被害者の叫びは、この一点にある。
2019年3月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)