「虎に翼」第74回~第15週「女房は山の神百石の位?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第74

第15週「女房は山の神百石の位?」

 

 

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(手で口をふさぎ、涙を流す寅子)

直治の声) くっそ~!

直人の声) 次は取るぞ。

直明の声) 次は取る?

優未の声) 次も取る。

直明の声) 次も取る?

 

**********

 

優未) 次も勝つ。

直明) 次も勝つ?

優未) うん。

(カルタで遊ぶ笑顔の優未)

直明) 知らぬが仏。

直治) あっ!

 

**********

 

(涙をぬぐい、家に入る寅子)

(優未たちの顔から笑みが消える)

花江) お帰りなさい、トラちゃん。

優未) あのお母さんお帰りなさい。

直治) ああお帰り。

直人) お帰り。

直明) 今日は随分早かったんだね。

直治・優未) そうだね。

道男) そりゃそうだろ。今日早く帰

 ってこなかったら終わってるって。

直人) おい、黙っとけ。

道男) いいや黙らないね。

 ばあちゃんが死ぬ前のあんたは、

 もっと普通のおばちゃんだった。

花江) 道男君。

道男) でも今は変わっちまった。

花江) 道男君もういいから。

道男) いいや、よくないね。

寅子) そう、よくない。

(みんなの前に正座する寅子)

寅子) 今道男が言ったみたいなの、

 もっと教えてほしいの。私のどこ

 が変わっちゃったのか。今から、

 家族会議を開始いたします。

 

**********

 

(子供たちと並び、

花江も寅子の前に座る)

花江) トラちゃんごめんなさい。

(頭を下げる花江)

寅子) えっ。

花江) こういう時こそ、家族みんな

 で、支え合わなきゃって、お義母

 さんがいたら絶対そうしたわ。

 だからね、みんなとも話したんだ

 けど、私も、直人直治も、新潟に

 ついていこうと思うの。ねっ?

直治) はい。

花江) 優未とのことも、もっと私が

 間に入ればいいだけのことよ。

 もうお利口さんのふりをするのは

 やめようって話したんだよね?

優未) うん!

花江) 何でもかんでも、トラちゃんの

 せいにしてごめんなさい。これから

 はもっと、私が、気を配って、みんな

 が仲よくしていけるように・・・。

寅子) はい! もうスンッ禁止。

 私の前でスンッはやめて。

直人) スンってさせてるのは

 トラちゃんだろ。

道男) そうだそうだ。

寅子) 確かに、そうだわ。

 禁止を押しつけるのも偉そうよね。

 ごめんなさい。

(頭を下げる)

寅子) ほかに、意見がある人は?

直人) はい。お母さんにお茶頼む

 時とか、起こしてもらう時、ありが

 とうって言わないのが嫌だ。やっ

 てもらって当たり前だと思ってる。

寅子) いつの間にか感謝を忘れ

 ていたわ。ごめんなさい。

(頭を下げる)

寅子) ほかには?

直治) はい!

 何でもやらせてくれるのはいいん

 だけど、その道をきわめろ、1番

 じゃなきゃ駄目、って態度をされ

 ると、みんなやりたくなくなる。

寅子) 盲点だったわ。

 ごめんなさい。

(頭を下げる)

直人) みんながトラちゃんみたいに

 頭がいいわけじゃないのに、努力

 しないからだ、みたいな顔される

 のも嫌だ。

直治) 朝からお酒臭いのも嫌だ!

直明) はい!

 就職先に悩んでる時、話を聞いて

 くれるって言ってたのに、結局聞

 いてくれなかった。

寅子) 直明・・・。

直明) ずっと待ってたのに、いつも

 忙しそうで、声をかけにくくて・・・。

道男) こいつ、笹山のおっちゃんの

 ところまで話聞きに来たんだぞ。

 結局、花江ちゃんと俺が、子供と

 関わることが合ってるって、背中

 押したんだぞ。

直明) 僕の、仕事の話も、ろくに

 聞こうとしてくれない・・・。

 もう僕に興味ないのが悲しい!

寅子) そんなふうに思わせて

 しまってごめんなさい。

(頭を下げる寅子)

直明) みんなが新潟に行っちゃう

 のも寂しい! いい年して、何言

 ってるんだって思うだろうけど、

 みんなと離れたくない!

 戦争の時みたいに、

 あんな思いは嫌だ!

直人) 俺らだって行きたくない!

直治) そうだ! 行きたくない!

道男) 俺だって行ってほしくねえよ。

花江) みんなそのことは

 もう話したでしょう?

寅子) ううん。いいのよ。

 だから、花江たちは新潟には来な

 くていい。このままここで、暮らし

 続けてください。

直明) 待って。じゃあ、それじゃあ

 やっぱり優未だけ連れてく気?

 それは駄目だよ。賛成できない。

直人) うん、駄目だよそんなの。

道男) 寅子も、分かるだろ?

 優未は、ここにいるのが一番

 幸せだって。

寅子) ええ、十分すぎるくらい分か

 ってるわ。親と一緒にいるのが幸

 せなわけじゃない。周りに支えてく

 れる大人がいればいい。親と、縁

 を切った方がいい時だってある。

 でも・・・。

道男) よし、優未に決めてもらおう。

優未) えっ。

直人) そうだ、優未はどうしたい?

直治) トラちゃんじゃなくて

 優未が決めるべきだよ。優未も

 僕たとち一緒がいいよね?

花江) おやめなさい!

 そんな決断優未にさせないで。

直明) 花江さん。

花江) この決断の責任は、

 トラちゃんが負うべきよ。

寅子) ありがとう、花江。

(花江の隣でうつむいている優未)

(優未の正面に座り直す寅子)

寅子) 優未、今まで、

 駄目な母親でごめんなさい。

(頭を下げる)

寅子) お利口さんでいてって、

 呪いをかけてしまって、ごめんね。

 私は、おばあちゃんのようにも、

 花江のようにも、なれないと思う。

 優未には、絶対寂しい思いをさせ

 てしまうと思う。あなたのことを思

 えば、花江に預けるのが一番だ

 って、分かってる。でもね、今ここ

 で、優未と別れてしまったら、私

 と優未の間も、取り返しのつかな

 いことになるってことも、分かるの。

 だからこれは、お母さんの、ワガ

 ママと、勝手でしかないんだけど

 ね・・・。お母さん頑張るから、生

 まれ変わるから・・・。だから、一

 緒に、新潟についてきてください。

 お願いします。

(頭を下げる)

優未) はい。

(頭を上げる寅子)

(スンッとした顔の優未)

寅子) ありがとう。

(優未を見つめる寅子)

(目をそらす優未)

 

**********

 

<家庭局>

寅子) 桂場さん、

 私、今分かりました。

 私思い上がっていました。

 一度は逃げた法曹界・・・

 今度こそは、壁を登り切った!

 あとは理想を追求するだけだと。

 お三方から、たくさん学ばせても

 らっていたのに、すっかり天狗に

 なって・・・。桂場さんは、そんな

 私に失望して、鼻をへし折るた

 めに、異動を決めてくださったん

 ですよね。

多岐川) そうなのか?

桂場) 全く違う!

寅子) えっ。

多岐川) えっ。

桂場) 君は全く分かっていない、

 自分の立場を。

寅子) ですから、

 思い上がって天狗に・・・。

桂場) 違う!

 腹立たしいが君は有能だ。

 そして俺たちに・・・

 好かれてしまっている。

 それが問題なんだ!

寅子) えっ?

桂場) キャリアを重ね、俺たちと

 いう後ろ盾がある君は、もう昔

 の弱い者じゃあない。今の君の

 「はて?」は、非常に重い、周り

 を動かす力がある。

寅子) それは悪いことでしょうか。

桂場) 悪くはない。だが、今のまま

 では君の土台はいずれ崩れる。

 君は、裁判官として、正しく成長

 する道筋を飛び越え、一躍、時の

 人となってしまった。それに甘ん

 じている君に、家裁は、いや、ど

 んな役職も任せられん。だから

 地盤を作るんだ。

工藤) だから本来の裁判官たちが

 詰む経験を、支部でしてこいって

 こと?

桂場) そうだ。

寅子) 桂場さん・・・。

多岐川) おい・・・。

 桂場・・・それはお前・・・

 飛びきりの、愛じゃないか!

桂場) 愛愛うるさい。

工藤) ハハハ。

 タッキーそりゃそうだよ。

 桂場君は、穂高先生直系の、

 理想主義者かつ、潔癖なまで

 の正論主義者なんだから。

桂場) 工藤お前も黙れ!

多岐川) ああ、どうすりゃいいんだ。

 家裁の問題は山積みなのに・・・。

 俺の理想には、佐田君が不可欠

 なのに。そういうことなら、快く旅立

 ちを見送るしかないじゃないか!

寅子) 皆さん、

 ありがとうございます。

 新潟で、一から自分を、

 見つめ直してきます。

 土台、しっかり固めてきます。

工藤) 失敗した時の慰める

 準備はしておくから。

寅子) はい。

汐見) 愛されてるな、佐田さんは。

小橋) 羨ましい。

多岐川) ハハハ・・・。

(小橋を抱き締める多岐川)

(汐見も稲垣も引き寄せ、4人

の中心に寅子を包みこむ)

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

寅子らしく唐突に始まる家族会議w

みんなの駄目だしが容赦なくて笑う。

分かるけどね、吐き出すの大事だし。

 

とりあえず優未と寅子が新潟へ。寅

子が責任を負うことにしたのは良き。

とりあえず、2人になってみないとね。

 

とはいえ、上司に愛されている寅子。

そうね、土台は大事だね。正々堂々

経験積んで、さらなる道を切り開くの

だ。先駆者は辛い。頑張れ寅子~!

 

 

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