「ちむどんどん」第33回~結婚しても・・・幸せですか? | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第33
第7週

「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」
結婚しても・・・幸せですか?

 

 

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暢子) うちと勝負してください。

房子) あなたと、私が?

暢子) うちが勝ったら、

 賄いを作らせてください!

房子) 分かった。

 ただし負けたら…。

暢子) 負けたら?

房子) あなたはクビ。

暢子) クビ!?

 

**********

 

<あまゆ・厨房>

智) 「スパゲッティ、オリーブオイル、

 にんにく、唐辛子、塩、パセリ」。

 材料はこれだけ?

暢子) ペペロンチーノは、「最も簡単で、

 最も奥が深いパスタ」、って、シェフが

 言ってた。智は? 仕事いいの?

智) 今日は休み。

 そうそう、うちの会社、なんと取り引き

 先に、フォンターナも入ってるわけさ。

暢子) まさかやー! しんけん?

智) そのうち配達で顔出すから、

 よろしくな。

暢子) うわ~!

(ペペロンチーノを作る暢子)

暢子) おお…。

智) じっ…実際はよ、フォンターナに

 出入りしてる業者を調べて、そこに

 雇ってもらったわけさぁ。つまり俺は、

 今すぐとは、いかないけど…。

暢子) 今だ!

智) えっ、えっ、えっ、今!?

(パスタの鍋を火からおろす暢子)

智) は、はっ?

 で、でも…暢子がいいなら…。

暢子) はあ…。

(パスタをザルに移す)

暢子) 合ってる? ゆで過ぎ?

 

**********

 

暢子) じゃ~ん! 第1号!

順次・トミ・智) 頂きます!

(試食をする3人)

順次) うん! マーサン。

 マーサンドー。

暢子) おお…。

智) うまいとは思うけど、

 何せ食べたことないから。

トミ) うちも初めて。

 お父ちゃんは味音痴だから。

順次) アゲ。気にしてること言うな。

(味見をしてメモ帳に書く暢子)

暢子) う~ん…。

 「第1号、塩加減、濃いめ」。

 はい、次。

 

**********

 

暢子) お待たせしました~!

 じゃ~ん、第7号! はい。

一同) 頂きます。

(積み重ねたお皿を前に、

 試食をする智たち)

(メモ帳を見る暢子)

暢子) 分かった…。

智) 何がよ。

暢子) 第7号で、

 よ~く分かりました。

トミ) 何が分かったの?

暢子) ペペロンチーノは、

 ものすご~く奥が深くて、

 難しいということ。

順次) それだけ?

 

**********

 

<夜・比嘉家>

(内職をする優子の横で、

 歌子が洗濯物を畳んでいる)

(笑顔を作り、家に入る良子)

良子) ただいま。

優子・歌子) お帰り。

良子) お母ちゃん、歌子、

 うち…金吾さんと結婚する。

優子) 良子…。

歌子) しんけん?

良子) 今、善一さんにも伝えてきた。

(奥へ行く良子)

(居間の隅で寝たふりをしている賢秀)

 

**********

 

(部屋で、ぼんやり鉛筆を削る良子)

歌子) ネーネー。

(部屋に入り、座る歌子)

歌子) うちね、ネーネーが結婚する時、

 多分、泣くと想像してた。ネーネーが、

 うれし泣きをするのを見て、うちも、

 うれしくなって泣いてしまうわけ。

良子) うん。

歌子) 名護の、手紙の人はいいの?

良子) 手紙?

歌子) 好きなんでしょ?

良子) もう終わったことだから。

 顔も見たくない。

歌子) 付きまとわれてるわけ?

良子) そんなことない。

 そんな人じゃないから。

 ただ…うちの幸せは、

 もうそこにはない。

(鉛筆を削る良子)

(扉越しに話を聞いている、

 頭にスーパーバンドを付けた賢秀)

 

**********

 

<サンセットバーガー>

銀蔵) 良子に…金吾の嫁に、

 付きまとってる男?

賢秀) 良子の、過去の男です。

 もちろん、とっくに別れてるんですが、

 最近また、その男がしつこく良子に

 付きまとって。

銀蔵) なるほど。それで?

賢秀) 結論から言うと、

 手切れ金を用意してください。

銀蔵) いくら?

(じゃんけんのパーを出す賢秀) 

銀蔵) 500万!?

賢秀) 5万。いや、えっと…10万円。

 とにかく金に汚い野郎で、

 手切れ金を渡せば、きっぱり。

銀蔵) 間違いないね。

賢秀) 花嫁の兄として、責任を持って

 片づけて、金吾君と良子の結婚を、

 上等に進めます。

銀蔵) 分かった。10万円は用意しよう。

賢秀) 10万は立て替えておくので、

 両家顔合わせの時にでも、

 こっそり渡してください。

 うん。んっ…ごちそうさまでした。

銀蔵) その男の名前は?

賢秀) 中村?

 

**********

 

<名護・東小学校>

児童) さよなら。

歌子) さよなら。

児童) 石川先生、さようなら。

博夫) さよなら。

(博夫を目で追う歌子)

歌子) あっ、あの!

 石川さん…ですか?

博夫) そうですけど。

歌子) 幸せ…ですか?

博夫) 幸せ?

歌子) 幸せですか?

博夫) ごめん、

 そういう勧誘には興味なくて。

歌子) 結婚しても…幸せですか?

博夫) 何の話?

歌子) ……。

博夫) ひょっとして、デージ

 恥ずかしがり屋の、良子の妹?

(頷く歌子)

歌子) ネーネーが、

 結婚してしまっても、幸せですか?

 幸せじゃないなら、ネーネーを、

 止めてください。お願いします!

(走り去る歌子)

(歌子を目で追う博夫)

 

**********

 

<比嘉家>

良子) アイヤー!

 あっ、あっ…。

歌子) 失敗した?

良子) どうしてもソーミン

 チャンプルーが食べたくて。

歌子) うち、作るよ。

良子) いい。もう一回

 自分でやってみる。

 待ってよ。

 

**********

 

<あまゆ>

電・トミ) 暢子ちゃん、お姉さんから。

電・暢子) もしもし、ネーネー?

 どうしたの?

電・良子) ソーミンチャンプルー

 が食べたくて。

電・暢子) ソーミンチャンプルー?

電・良子) 暢子が作った、

 肉も入ったあれ。

 絶対食べたいんだのに。

電・暢子) 今、それどころじゃない。

 もともとあれは、お母ちゃんの

 ソーミンチャンプルーだよ。

 覚えてない? ネーネーが中学生

 の時、ごはん炊くの失敗して。

電・良子) ああ…。

 

(回想)

賢秀) アキサミヨー!

 いくら勉強ができても、ごはんも

 炊けん女は一生結婚できないよ。

良子) 豚の世話しか

 取り柄ないくせに!

賢三) ケンカやめれ。

優子) 何かサッと作るから。

暢子) うちも手伝う。

賢秀) 良子は結婚できない。

 ぜ~ったい!

良子) できる! うちは必ず

 幸せなお嫁さんになる!

 

(回想)

優子) はいお待たせ。

賢三) よし、頂きます。

一同) 頂きま~す。

(肉やニラを、そーめんと炒めた、

 ソーミンチャンプルー)

暢子) ん~! デージマーサン!

賢秀) うん、マーサンヤー。

賢三) 良子、どうした?

良子) うち…結婚、できないと思う?

賢三) 大丈夫。良子は、誰よりも家族

 思いで、心がとってもきれいだから。

 お父ちゃんが保証するよ。良子は、

 いつか大好きな人と結婚して、

 必ず幸せなお嫁さんになれる。

良子) 本当?

賢三) 心配するな。あれ、冷めるよ。

良子) うん。

 おいしい。フフッ。

暢子) お母ちゃん、作り方教えて。

優子) ちょっとしたコツがあるわけさぁ。

 

電・良子) そっか、そうだったね。

電・暢子) だから、

 お母ちゃんに聞いて。

 うちはもう、ペペロンチーノで

 頭がいっぱいだわけ。

電・良子) ペ…ペペロン?

電・暢子) 負けたら、

 仕送りもできなくなるから。

電・良子) よく分からんけど、お金の

 ことはネーネーに任せて。暢子は、

 暢子のやりたいことを頑張って。

電・暢子) ネーネー、

 何か無理してない?

電・良子) あ~10円玉なくなる。

(わざと電話を切る良子)

暢子) ネーネー…。

(受話器を置き、厨房に戻る暢子)

(ぼんやり考える)

暢子) そうだ! あれだ!

 

**********

 

(やんばるの浜に座り、

 夕日を見ている良子)

 

**********

 

(閉店後のあまゆ)

(厨房で、ペペロンチーノの

 試作をしている暢子)

(味見をする)

暢子) うん。うん!

 

**********

 

<比嘉家>

善一) 本日は、え~お日柄もよく。

 ええ、もうよくご存じと思いますが、

 喜納銀蔵さんのご嫡子の、金吾さん。

 喜納製糖工業株式会社の専務さんで。

 こちら、比嘉家、ご長女の、良子さん。

 

両家の顔合わせ。

この晴れの日に、

誰も予想していなかった事態が

訪れようとしていました。

 

**********

 

歌子は小さいころから「幸せ」にこだわるね。

幸せに生きることが、人生の目的みたいだ。

 

ネーネーが、結婚してしまっても、

幸せですか?
幸せじゃないなら、ネーネーを、
止めてください。お願いします!

 

ここまで言われて動かない男は男じゃない。

てか…歌子が来なかったら、動こうと思わな

かったのかな。動かなかったんだろうなぁ…。

(勝手にもう博夫が動く前提になってますが)

 

それにしても賢秀よ…駄目だ。駄目すぎる。

お金が絡むだましは駄目。たとえ良子のた

めを思って縁談をぶち壊すためなのだと仮

定してみても、あれは人として駄目。アウト。

 

誰も予想していなかった事態が訪れるとい

うけど…予想通りのような…。まさかやー!

と言ってくれるのは暢子だけのような気が。

 

オーナーに勝負を挑むというありえんことを

やらかした暢子の、絶対気まずいはずのフ

ォンターナでの様子は見せず、あまゆでの

自主練…という名の強制試食会。あのあと

どうなったわけ? そっちが見たかったのに。

 

きょうだい4人の人生は欲張りすぎたかも

ね~。ヒロインの人生がすっかり薄味だよ。

とりあえず、ヒロインがもう少しまともな社

会人になってくれるまで、本土の常識を身

につけるまで、ひたすら我慢我慢、我慢…。

 

 

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