「カムカムエヴリバディ」第103回~めちゃくちゃかっこようなってへん!? | 日々のダダ漏れ

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カムカムエヴリバディ 

第103回 第21週「2001-2003」
めちゃくちゃかっこようなってへん!?

 

 

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<撮影所・道場>

ひなた) ぶ・・・文ちゃん・・・?

五十嵐) ひなた。久しぶり。

 元気そうだな。

ひなた) な・・・何で? えっ・・・

 ハリウッドのアクション監督て・・・!

五十嵐) 俺だよ。まあ正確には、

 そのアシスタントなんだけど。

 

Ten years have passed since 

Hinata broke up with Igarashi.

 

ひなたが五十嵐と別れてから、

10年近くがたっていました。

 

**********

 

五十嵐) 変わってないなあ。

ひなた) 何でなん?

 東京で、お父さんの会社、

 手伝うんやなかったん?

五十嵐) 親父の会社は、

 もともとうまくいってて。

 覚えることはたくさんあったけど、

 そんなに大変じゃなかった。

 でも・・・つまらなかった。

 朝は虚無蔵さんにもらった木刀

 で素振りしてた。そして夜は・・・

 トミー北沢のCDを聴いてた。

ひなた) えっ? 

 文ちゃんがジャズを?

五十嵐) ひなたのお父さんがくれた

 んだよ。俺は音楽には疎いのに・・・

 トミー北沢のトランペットに夢中にな

 った。アメリカで録音したっていう、

 そのCDを聴いてるうちに、親父の

 会社で、兄貴の下で働いてる自分

 が、何かばかに思えた。もっと広い

 世界があるのに、何やってんだろ

 って。それで、2年で会社辞めて、

 アメリカに行った。

ひなた) ようご家族が

 許さはったなあ。

五十嵐) 許してくれなかったよ。

 何度同じ失敗を繰り返すんだって。

 ほとんど勘当だった。もちろん、

 ハリウッドは太秦よりずっと厳しい。

 言葉の壁も想像以上に大きいしね。

 それでも、アジア人で殺陣ができ

 ることは、武器になると思った。

 まあそんな簡単じゃなかったけど。

 でも、ここでやってきたことが役に

 立ったよ。死体役とか、斬られ役

 とか。寒空の下の土左衛門とか。

ひなた) あ・・・。

五十嵐) どんなことでも厭わないで

 やってたら、ニックが・・・あっミラー

 監督が気に入ってくれた。あの頃

 見た夢は叶わなかったけど・・・よ

 うやく、自分の道を見つけられたよ。

 あ~そろそろ行くな。

 ニックと打ち合わせがあるんだ。

ひなた) あ・・・。

五十嵐) ひなたもオーディション

 会場にはいるんだろ?

ひなた) うん。

五十嵐) じゃあ、2日間よろしく。

ひなた) うん。

(立ち去るスーツ姿の五十嵐)

ひなた) はあ・・・。

(道場から顔を出し、

 五十嵐を目で追うひなた)

ひなたの心の声) っていうか・・・。

 っていうか・・・っていうか・・・

 っていうか文ちゃん・・・。

ひなた) めちゃくちゃ

 かっこようなってへん!?

榊原) うわあ!

ひなた) 榊原さん!

 す・・・すいません!

榊原) どないしたん?

ひなた) ごめんなさい。

榊原) 何? 急に。

 

**********

 

榊原) ホンマや・・・アシスタント

 アクションコーディネーター、

 「Bun Igarashi」て書いたある。

 目は通してたけど、あの五十嵐

 君とは結び付かへんかったわ。

ひなた) ああ分かります。

 漢字の印象強いさかい。

榊原) 大月さん、大丈夫?

ひなた) えっ?

榊原) もしやりづらかったら、オー

 ディションの現場外れてもええで。

ひなた) いえ、大丈夫です。

榊原) そうか。

ひなた) うん。仕事やし。

 それに・・・フッ、もう10年も前の

 ことやさかい。

 

**********

 

(通りかかった中庭で、

 足を止めるひなた)

 

(回想)

ひなた) 私、うまいんやで。

五十嵐) 邪魔すんな。

ひなた) あっ。もう・・・。

(おもちゃの刀で真剣白刃取り)

ひなた) 痛~。

 

**********

 

(ラジオをかけた朝の大月家)

ラジオ・ロレッタ) 「・・・same year!」

ラジオ・ジェリー) 「Me too.

  I 've never met anyone like you.

  By the way, where were you born?

 I mean, which city?」

ひなた・るい) I mean, which city?

(台所にるい、居間にひなた)

ラジオ・ロレッタ) 「Seattle, Washington.」

ひなた・るい) Seattle, Washington.

るい) Oh my goodness!

 I was born there, too!

 Really? It's unbelievable!

ひなた) Wow, we were born in the 

 same city at the time 30 years ago!

ラジオ・ロレッタ) 「It's fate, isn't it?」

ひなた) It's fate, isn't it?

ラジオ・ジェリー) 「I'm getting the same・・・.」

ひなた) It's fate, isn't it?

 (これは運命だよね)

 It's fate, isn't it?

るい) Wow, good luck you guys!

 Well, that's all the time・・・.

ひなた) It's fate, isn't it?

 これは・・・運命・・・。

(ひなたを見るるい)

るい) どないしたん?

ひなた) うん?

るい) 何や、うわの空やで?

ひなた) あのな、お母ちゃん・・・。

るい) 何?

ひなた) あ・・・いや、何でもない。

るい) うん・・・そうか?

ひなた) うん。

(台所へ戻るるい)

 

**********

 

<道場>

女性) 大月さん。

 私下の受付行きますね。

ひなた) よろしく。

女性) はい。

(入り口に「オーディション会場」

 の看板を出すひなた)

ひなた) はっ・・・! 

 Ms.Hirakawa. (ヒラカワさん)

アニー) Oh. Ms.Otsuki. 

  Nice to meet you.

  (あらこんにちは、大月さん)

ひなた) I'm pleased to see you again!

 (またお会いできてうれしいです)

アニー) I'm pleased to see you again, too.

 (こちらこそ)

 Thw day has finally come.

  (とうとうこの日が来たわね)

ひなた) Yes! I'm so excited.

  (はい!わくわくしてます)

アニー) This is my nephew, George.

  (甥のジョージよ)

  George, this is Ms. Otsuki.

 (ジョージ、大月さんよ)

  She works here.

 (こちらの社員さん)

ジョージ) Hi, Ms.Otsuki.

 Nice to meet you.

  (よろしく、大月さん)

ひなた) It's nice to meet you too, George.

  (こちらこそよろしく、ジョージ)

アニー) He's a kind of my assistant.

  (彼はなんていうか、

 私のアシスタントのようなものよ)

  And he's been into samurai movies 

 since he was a little boy.

  (子供の頃からサムライ映画に

 夢中だったの)

ジョージ) And baseball! ホームラン!

 (それと野球にも夢中)

 I'm the best person for this project.

  (僕よりこの企画にふさわしい

 人間はいないんだ)

ひなた) Please come on in.

 (どうぞお入りください)

  Everything is ready for the audition.

 (オーディションの準備は

 すべて整ってます)

  I hope you'll find 

 good actors here in Kyoto.

  (京都でいい役者が見つかる

 ことを願ってます)

 I'll be back.

(笑顔で立ち去るひなた)

ジョージ) Is she an interpreter?

 (通訳さん?)

アニー) No. (ちがうわ)

ジョージ) Really? 

 Do Japanese people usually 

 speak English that well?

 (え? 日本人ってあんなに

 英語を話すものなの?

アニー) I don't yhink so.

  (ふつうは話さないでしょうね)

 She reminds me of myself

  when I was younger・・・.

  (彼女を見てると、

 若い頃の自分を思い出すの・・・)

 

**********

 

(映画村の江戸の町を歩く五十嵐)

(橋の上に着流しの後ろ姿)

五十嵐) 虚無さん!

虚無蔵) 分四郎。久しいな。

五十嵐) はい。

 ご無沙汰しております!

 あの、俺・・・。

虚無蔵) 聞き及んでおる。

 鍛錬を怠らなかった証しだ。

(子供にするように五十嵐の頭を

 撫で、歩き出す虚無蔵)

五十嵐) オーディション会場、

 道場ですよ?

虚無蔵) 拙者は受けぬ。

五十嵐) えっ? うそでしょ!?

虚無蔵) まことじゃ。

五十嵐) どうして・・・。

虚無蔵) 拙者は時代劇が栄えて

 くれればそれでよいのだ。

(振り向かず、去って行く虚無蔵)

 

**********

 

<受付>

女性) ハリウッドオーディション、

 受付こちらで~す!

男性) おはようございます!

男性) ・・・走ってきました!

女性) はいありがとうございます。

男性) お願いします!

男性) おはようございます!

女性) おはようございます。

 

**********

 

<オーディション会場>

ミラー) Could I get another bottle of water?

 (もう一本お水をくれる?)

ひなた) Sure. Right away. Here you are.

  (はい!すぐにお持ちします。どうぞ)

(ミラー監督に冷えた

 ペットボトルを渡すひなた)

ミラー) Thanks. 

ひなた) My pleasure.

 (どういたしまして)

ミラー) Shall we?

 (いいかな?)

クラーク) Yeah. (はい)

アニー) Go ahead.

  (お願いします)

五十嵐) それではこれより、

 オーディションを始めます。

 1番の方に入ってもらえますか。

榊原) はい。

 

**********

 

山下) 失礼します!

 山下陽平です。

 よろしくお願いします。

五十嵐) アクションコーディネーター

 の、ブン・イガラシです。まず私が

 殺陣をつけます。そのとおりに動

 いて、斬られてください。

山下) はい。

五十嵐) ハハッ。

 大丈夫。そんな緊張しないで。

 いつもどおりに。

山下) はい。

五十嵐) じゃあこちらへ。

 斬りかかっていくと、刀を、落とされ

 ます。で、受け流し。で、下がって受

 け。添え手で受け。グググググ~が

 あったら、おなか蹴飛ばしてください。

 で、崩れたところに、真っ向で斬りに

 いくと、銅を斬られる、ので、崩れて

 ください。

山下) はい。

五十嵐) 大丈夫そうですか?

山下) はい。

(廊下から見ているひなた)

五十嵐) Okay?

ミラー) Anytime.

  (いつでもどうぞ)

五十嵐) Ready, action!

 (よーい、スタート!)

山下) でや~!

男性) てや~!

山下) うっ! ぐう・・・。

 えいやっ! やあ~!

 うわっ・・・。ぐあっ・・・。

五十嵐) カット!

山下) ありがとうございます。

パトリシア) Thank you, very much.

ミラー) Bun. Ask him to walk.

  (ブン、歩いてもらって)

五十嵐) Okay, Nick.

 (わかりました)

  向こうから、歩いてもらえますか?

山下) はい。

ミラー) And・・・.

五十嵐) Are you sure?

 (いいんですか?)

ミラー) Yeah.

五十嵐) Yeah.

(監督の指示を受け、

 候補者に斬りかかる五十嵐)

五十嵐) 御免。たあ!

山下) うあ~!

五十嵐) お疲れさまでした。

(五十嵐を見ているひなた)

 

**********

 

<大月家・ひなたの部屋>

 

(手帖のページにひなたの文字)

 

3月29日(thu)

I'm okay.

It was almost 10 years ago.

 

**********

 

<ホテルの一室>

(ノック)

ジョージ) Hi. It's me, George.

  (僕だよ、ジョージ)

(電話の呼び出し音)

アニー) George. Come on in.

  (ジョージ、どうぞ入って)

  Oh. He isn't answering.

  He's unbelievably stubborn.

  (出ない。相当な頑固者のようね)

ジョージ) What? 

 Are you calling him directly?

 (え?彼に直接電話してるの?)

アニー) Yes. (そうよ)

(電話の呼び出し音)

アニー) I don't want to leave Japan

  without meeting him.

  (彼に会えないまま、

 日本を発ちたくないのよ)

ジョージ) Hmm・・・. Take it easy.

  We still have one more day.

  (まあまあ、あと一日あるんだから)

アニー) Right. I won't give it up.

  (そうね、あきらめないわよ)

ジョージ) Auntie. (伯母さん)

アニー) Yes?(なに?)

ジョージ) Do you really want to leave 

 Japan without visiting Okayama?

 (ほんとに岡山へ行かずに 

 帰っていいの?)

 You didn't last time either, right?

 (前回も行かなかったんだろ?)

(目を伏せるアニー)

ジョージ) Are you sure 

 you won't regret it?

 (後悔しないと言える?)

ジョージ) Aunt Annie.

  (アニー伯母さんってば)

(顔を曇らせるアニー)

アニー) George. (ジョージ)

 It's my life. (私の人生よ)

 And that's the way life is.

  (そして、

 それが人生っていうものなの)

 

**********

 

さすがにハリウッドのアクション監督になって

たら盛り過ぎだと思うけど・・・。アシスタントぐ

らいならあるかも?と思いこむことにして・・・。

 

朝は虚無蔵さんにもらった木刀
で素振りしてた。そして夜は・・・
トミー北沢のCDを聴いてた。

 

虚蔵蔵さんの木刀での素振りは想定内だけ

れど・・・トミー北沢のCDにはまるのは想定外。

錠一郎が五十嵐の心に火種を残したんだね。

 

あんこ、英語、ジャズ。この3つが安子から受

け継がれたものだとすれば、ついに五十嵐に

もその要素がそろったんだね~。もうとっとと

復縁しておくれ!結婚なんてしてたら虚無蔵

さんにバッサリ袈裟切りしてもらうからね~!

 

めちゃくちゃかっこようなってへん!?

 

だって、一番の感想がこれ。大丈夫。10年も

前のことと文字にしちゃうほど気になってる。

10年なんてあっという間。気にならない方が

おかしい。いや、でも、これで妻子がいたりし

たら、めっちゃヘコむよね。どうかどうか・・・。

 

It's fate, isn't it?
(これは運命だよね)

 

運命だよ!!!

 

単純に考えたら、アニーヒラカワはカムカム

英語・平川さんの娘、電話の相手は虚無蔵、

だと思うのだけれど・・・(そうあってほしい)。

もうあと9話しかないなんて。どうするんだ~。

なんだかホント、みぞみぞしてきちゃったよw

 

 

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