「カムカムエヴリバディ」第39回~るい18歳、雉真の家を出ま~す! | 日々のダダ漏れ

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カムカムエヴリバディ 第39回
第8週「1951−1962」
るい18歳、雉真の家を出ま~す!

 

 

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ラジオ) 「臨時ニュースを申し上げます。

 帝国陸海軍は、本8日未明、アメリカ、

 イギリス軍と、戦闘状態に入れり」。

 

A long time ago 

むかしむかし

 

女性) おめでとうございます。

 

During the war a baby girl was born.

戦争中に誕生した、

女の子がおりました。

 

安子) るい・・・。

美都里) るい?

千吉) るい?

安子) るい。

 

The girl was named Rui.

女の子は、るいと名付けられました。

 

安子) るいはお母さんの子じゃ。

るい) お母さん。

 

Unfortunately

ところが

 

るい) I hate you.

 

She became separated from her mother.

娘と母は、離ればなれになりました。

 

**********

 

(病室に、1962年3月号の社内報)

千吉) 勇。

 これまで、ようやってくれた。

 一つ、頼みがあるんじゃ。

 これから、ますます暮らしぶりが変

 わって、需要が、少のうなっても、

 足袋ゃあ、作り続けてくれ。

勇) もちろんじゃ。足袋ゃあ雉真の

 1番バッターじゃからのう。いずれ

 また、打順が回ってくることもあらあ。

千吉) ありがとう。

勇) ああ。

千吉) これで、会社のこたあ、

 何も、思い残すこたあねえ。

 思いもかけん形じゃったが、

 後継ぎも作ってくれたしのお。

勇) ああ・・・ハハッ。

千吉) 心残りゃあ、るいのことじゃ。

 あねん明るかった子が、声(こよ)う

 出して笑うことものうなって・・・。

 わしが安子さんに、るいと、引き離

 すようなこと言わなんだら、こねえ

 なことにゃあ・・・。

勇) それだけじゃねえはずじゃ。

 あんこが、るいを置いて、

 アメリカへ行くじゃなんて・・・。

 よっぽどのことがあったはずじゃ。

 

程なくして、千吉は、

息を引き取りました。

 

**********

 

(白黒の画面に、連続テレビ小説

 「娘と私」の文字)

勇) 雪衣。何ゅうのんきに、

 テレビやこ見よんなら。

雪衣) 支度は全部整うてます。

勇) じゃからいうて、葬式の朝に。

雪衣) 今日が最終回なんです。

勇) はあ・・・。

 昇(のぼる)。

 おめえも、葬式の朝に・・・。

昇) 葬式が始まったら勉強

 できんから今やりょんじゃ。

勇) はあ・・・。

テレビ) 「少し頭を下げてから、

 一人でタラップを上っていった」。

 (旅立つ娘を空港で見送る父親)

勇) あっ、るいは?

(テレビを見ていた雪衣の顔が曇る)

 

**********

 

(ボールとグローブを手に、

 河原へ向かう勇)

勇) あ・・・。

 るい!

(川のほとりで振り向く、喪服姿のるい)

 

**********

 

(キャッチボールをする勇とるい)

るい) 勇叔父さん。

勇) あ?

るい) おじいちゃんのお葬式が終わって、

 いろいろ片づぃたら、私・・・家を出らあ。

 ナイスキャッチ。

 さすが往年の名選手じゃね。

勇) えっ、家を出るて・・・。

るい) 家を出て、岡山も出る。

 新しい町で、

 一人で生活う、始めるんじゃ。

勇) そうか・・・。

 もう、決めとるんじゃのお。

るい) うん。

勇) るいのために、積み立てとった、

 金がある。そりょお・・・。

るい) 要らん。

勇) えっ?

るい) アルバイトをしとったんじゃ。

勇) ええ?

るい) 学校の帰りに、小せえ古本屋で。

 誰にも雉真家のもんじゃいうんが

 分からんように。

勇) ハッ。いや・・・読書部に入っとる

 言よおったんは・・・。

るい) ごめん。うそじゃ。

勇) ハハ・・・。

るい) じゃけど、

 似たようなもんじゃろう。

勇) あ~かなわんのう、るいにゃあ。

 

るいは、

二度と戻らないと心に決めて、

岡山を、そして、

雉真の家を去りました。

 

**********

 

(小さな旅行カバンを手に、

 大阪の町を歩くるい)

(桃山剣之介の、派手な看板が

 かかった映画館)

(広場には、カラフルな屋台が並び、

 あちこちに風船が浮かんでいる)

(広場へ駆け出するい)

♪「Come, come, everybody
 How do you do, and how are you?
 Won't you have some candy?
 One and two and three, four, five?
 Let's all sing a happy song
  Sing tra la la la la」。

(子供達と手を繋ぎ、輪になって踊る)

(スキップをしながら、通りを行くるい)

(手を振る子どもたち)

♪「Good-bye everybody,
 Good-night until tomorrow.
 Monday, Tuesday, Wednesday,
 Thursday, Friday, Saturday, Sunday.
 Let's all come and meet again,
 Singing tra la la」。

(ショーウインドウの洋服に見とれるるい)

(試着をしたるいに、帽子やスカーフ

 や靴を勧める定員)

♪「来い来い みんな来い
 こんにちはで ごきげんさん
 お菓子を召し上がれよ
 ひとつに ふたつに みつ よつ いつ
 どんどこ歌おうよ うれしい歌を」。

(買ったばかりのワンピースと靴で、

 軽やかに町へ飛びだするい)

♪「さよなら みなさん
 おやすみ またあした」。

るい) あっ・・・。

平助) ああ・・・!

るい) ああ・・・!

(自転車とぶつかって転ぶるい)

平助) ああ・・・。うわあ、すまんすまん。

るい) すいません。

平助) うわあえらいこっちゃ・・・。

 お嬢ちゃん。ちょっとおいで。

 ちょっとおいで。

るい) いや、あの、私、

 これから、仕事の面接が・・・。

平助) あかんあかんあかんあかん・・・。

るい) えっ、あの、面接・・・。

平助) 危ない! 危ないで。

 すんませんすんません。

 すんませんすんません。

(自転車の男に引っ張られ、連れてこ

 られたのは、「竹村クリーニング店」)

平助) はい。はい早く。洗濯や!

和子) お帰り。

平助) 大至急や!

和子) どないしたん。

平助) そこで、ぶつかってしもたん。

和子) またちょうちょでも追いかけな

 がらよそ見してこいどったんやろ。

平助) 誰がそないな小学生みたいな

 こぎようすんねん。

(るいのワンピースを見る和子)

和子) な・・・何ちゅうことすんねんな、

 かわいそうに。こんなんなったら、

 デート行かれへんがな。

るい) デート?

和子) おばちゃんがな、

 洗(あろ)といたげる。

 きれ~いにしといたげる。

 そやけどあかん。

 デートには間に合わん。

るい) あの、デートじゃのうて、面接・・・。

平助) お前の、何かないんか・・・。

 昔着とったあれ!

和子) 今取りに行こ思たんや。

 やかましな!

平助) ちょっと、待っとってな。

(店に一人残されたるい)

 

**********

 

<店の表>

るい) すみません、

 荷物まで預かってもろうて。

平助) かめへんかめへん。

 また後で取りに来い。

和子) いや~うちの若い時に

 そっくりやわ。

平助) どこがや。

和子) デート、頑張ってな。

平助) 面接や。

るい) 行ってきます。

平助) うん。

和子) うんうん。

 

**********

 

男性) そろばん検定1級。接客業は、

 やりはったことありますか?

るい) 古本屋さんで、

 アルバイトをしょうりました。

男性) 古本屋かあ。

 ホテルの接客とはだいぶちゃうなあ。

(笑い声)

男性) ほな、ちょっと立って、

 「おはようございます」「いらっしゃ

 いませ」って言うてみてくれる?

るい) はい!

 おはようございます。

 いらっしゃいませ。

男性) うん。声もよう通るし、

 ええんちゃうかな。うん。

男性) ちょっと、

 顔の表情が見えにくいな。

 前髪、上げてもらえる?

 ピンで留めて、おでこを出して

 もらいたいねん。ホテル業は、

 清潔感も大事やさかいなあ。

(るいの顔が強ばる)

(震える手を前髪に近づける)

(手を下ろす)

るい) 失礼します!

男性) えっ?

 

**********

 

(化粧室の鏡の前に立つるい)

(手で、前髪を上げる)

 

るいは、額の傷を目立たなくする

手術を、受けませんでした。

いくら千吉に説得されても、

拒み続けました。

雉真家に縛られたくない。

それは、るいの、意地でした。

けれど、この傷が、かえって

自分を雉真家に、そして、母

安子に縛りつける鎖になって

いるのだと、岡山を出た、今

になって、思い知りました。

 

**********

 

<竹村クリーニング店>

(店の前に立つるい)

(笑い声)

るい) あの~。

和子) あ?

 あっ、あんたもはよこっちおいで!

 こっちこっち。ハハッ!

平助) ほれここ!

テレビ) (漫才)

(テレビに夢中の平助と和子)

(2人の間に座るるい)

和子) ヘヘヘッ。

テレビ) 「嫁はんがっかりしたやろな思て

 顔見ひょっと見たら・・・」。「顔見たら」。

(出されたせんべいを手に取るるい)

テレビ) 「驚いたねえ」。「やっぱ疲れた顔

 しとる。」「女性というのはああいうのが

 一番楽しみやねん」。「楽しみ」。

(るいがこぼしたせんべいのかけらを、

 さりげなく布巾で拭く和子)

テレビ) 「自分がよってよってよりぬいて

 ですよ、・・・で1円高いと分かってやね、

 売り場の棚に戻した時のその喜び方。

 感激や」。

(笑い声)

 

(いつのまにか、テレビを見ながら

 一緒に笑っているるい)

 

るいは、

なぜだか涙が止まりませんでした。

 

Rui could'nt hold back the tears,

she didn't why not.

 

**********

 

ヒロインは18歳のるいに。雪衣は勇の妻となり、

跡取りの息子も生まれ、千吉の葬式の朝、それ

ぞれの今で、どんな暮らしだったか察せられ・・・。

温かい家庭というには程遠い匂いがプンプンw

 

額の傷を治すのを頑なに拒んだところに、安子

のDNAを感じたよ。それに何より、今となっては

額の傷だけが、母・安子が存在した証しだしね。

雉真家に縛られたくないか・・・他人の安子とは

立場が違うんだから、堂々と傷を治してもらっち

ゃえばよかったのに~。安子DNA恐るべし~w

何だかホント、稔以外、安子に不当に疎まれた

雉真家の人々が気の毒だよ。千吉さんも不憫。

 

それだけじゃねえはずじゃ。
あんこが、るいを置いて、
アメリカへ行くじゃなんて・・・。
よっぽどのことがあったはずじゃ。

 

勇は本当に安子に甘いよね。 きっとるいにも甘

くて・・・雪衣の心を無自覚に凍らせていそうだ。

安子の「よっぽどのこと」は、いずれ、るいが知

ることになるのだろうけれど・・・。アメリカに行っ

てしまったことは、るいにとってはどんな言い訳

があっても、問答無用でアウトじゃないのかな。

いろいろツッコミどころがありそうなところは、こ

の際目をつぶることにして・・・るいに全集中~!

 

ものすご~く無理がある年齢設定とはいえ、さ

すが深っちゃん。ちゃ~んと若めの声だったし、

18歳らしい雰囲気、透明感が伝わってきたよ!

大河の無茶ぶりに比べれば、全然平気!(爆)

 

クリーニング店の、おじさんおばさんの安定感。

雉真家にはなかった空気感だよね。「たちばな」

にならあったかもしれないけど、るいは知らない。

これからもっと、笑えるようになれればいいなぁ。

18歳の深津るいが愛おしい。生まれた時から知

ってるんだから~!ってなる感じが新鮮。そして

次のヒロインのことも、ずっと見守れるのがいい。

因果は巡る。私たちは神の目のごとく知ってる。

それでも、隠された時間にいつかまた、心を揺さ

ぶられるんだろうなあ・・・。一体何が待ち受けて

いるのか、ハラハラドキドキ見守っていくつもり♪

 

 

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