「なつぞら」第119回~君が、その道を作るんだよ | 日々のダダ漏れ

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「なつぞら」 第119
第20週 「なつよ、笑って母になれ」
君が、その道を作るんだよ

 

 

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<坂場家>

坂場) お義兄さんは大丈夫?

なつ) 光子さんがついててくれてるから…。

 だから亜矢美さんも、安心して、旅立って

 いったんだと思う。きっと、新しい自分と

 出会うために…。私はそう信じてる。

坂場) うん…。

(ブザー)

なつ) あっ、誰だろ?

 

**********

 

なつ) は~い。神っち…茜さん、下山さん。

下山) こんばんは。

茜) 急に、ごめんなさい。

神地) イッキュウさんいる?

なつ) うん。あ…どうぞ上がって。

坂場) お~…いらっしゃい。

神地) イッキュウさん元気そうだね。

坂場) お久しぶりです。

下山) 久しぶり。

坂場) えっ、何かあったの?

神地) あ…あっもう、あったなんてもんじゃあ

 りませんよ! もう腹が立って腹が立って!

下山) おいおい神っち、君が興奮すること

 じゃないよ。これはうちの問題なんだから。

なつ) 茜さん、何かあったんですか?

茜) もう…嫌んなっちゃった。

なつ) えっ? どうしたの?

 

**********

 

坂場) それは、今日言われたの?

茜) うん…今日が最後だから、明日から

 産休を取る挨拶に行ったの。そしたら、

 山川社長に…。

坂場) 産休明けからは契約にしろって?

茜) うん…。

 

(回想)

茜) それは…クビってことですか?

山川) クビなんて誰が言ったの?

 君の、働きたいという意思をくんで、

 契約にしたいと、言ってるんですよ。

茜) でも、契約というのは…もう社員

 ではないということですよね? 給料

 ではなくて、作画1枚につきいくら、

 ということになるんですよね?

山川) その方が、出勤時間はフリーに

 なるし、あなたは仕事ができるんだか

 ら、頑張れば、給料よりかえって高く

 取れるでしょう。あえて契約を望む、

 アニメーターも、増えているんですよ、

 うちには。

 

神地) 実質クビでしょクビ!

なつ) ちょっ…神っち、落ち着いて。

神地) 落ち着いていられるかこれが!

下山) おいおい、人んちだよここは。

 労働組合じゃないんだから。

神地) あ…あっ、ごめんなっちゃん。

なつ) いいけど…。

茜) 私、辞めるわ。

なつ) えっ?

茜) せっかく原画にもなったし、できれば

 仕事は続けたかったけど、そこまでして

 働くことはないって思ったの。

下山) 僕も、そう思う。

茜) 私やなっちゃんのあとに入ってきた

 女子社員なんて、入社する時に、子ども

 ができたら退職しますって誓約書を書か

 されたっていうもの。まあ、そうさせるの

 はうちの会社だけじゃないみたいだけど。

 しかたないのよ。世の中がまだそうなん

 だから。

神地) これじゃアニメーターの未来は暗いよ。

 それもこれも、アニメーションの地位が

 低すぎるからだ。その地位を上げなけ

 ればしょうがないんだよ。

茜) なっちゃん、ごめんね、

 なっちゃんにまで心配かけて。

なつ) 茜さん、こっちこそ、

 何の力にもなれなくて…。

 

**********

 

<夜・坂場家>

(テレビを見ているなつと坂場)

テレビ) 「私お姉ちゃまにケーキを作ったの」。

 「まあうれしい。でもどうして?」。

 「だって、今日はお姉ちゃまの誕生日

 じゃないの。あっ…あ~!」。(泣き声)

 「キラキラバンバン キラキラアニー!」。

 「うわ~!」。

なつ) 人間は魔法を使えないもんね…。

坂場) ん?

なつ) 何でもない…。

 

**********

 

<東洋動画スタジオ・テレビ班作画室>

 

それから、茜さんに替わって、

なつと同じ班の原画に入ったのは、

堀内さんでした。

 

なつ) 堀内さん。

堀内) うん?

なつ) 堀内さんの奥さんは

 仕上課にいたんですよね?

堀内) そうだよ。モモッチの後輩。

なつ) あの、やっぱり、入社する時に、

 子どもができたら、退職するって

 誓約書を書いたんですか?

堀内) そうみたいだね。でも、もともと結婚

 したら辞めようと思ってたらしいから。

なつ) 何の問題もなかったわけですか…。

堀内) うん。あ…なっちゃんとはうち

 の奥さんは違うよ。うちの奥さんは、

 良妻賢母のタイプだから。

なつ) ふ~ん…。

堀内) うん。

なつ) 私とは違うんですか。

堀内) あっ、そういう意味じゃなくて…。

なつ) じゃどういう意味ですか?

堀内) あの、だから…ごめん、あの、

 そういう…違う違う、ごめん…。

なつ) お邪魔しました。

堀内) あっ、違う違う、あれ…。

 

**********

 

<下山家>

なつ) かわいい…!

神地) 女の子ですか。

下山) ハハハ…かわいいでしょう?

神地) 茜ちゃんに似ることを祈りますよ。

下山) それだけが心配。

なつ) 名前は?

下山) あっ…。

なつ) あ~。

坂場) アキコか。

下山) 違う。メイコっていうの。

 命名、明子(めいこ)。

なつ) それがやりたかっただけ?

下山) いや違うよ。

 頭脳明晰、風光明媚の、明。

なつ) 明ちゃんか…。

 茜さんは、もう仕事に復帰することは

 考えてませんか?

茜) うん、今はね。でも、仕事を辞めて

 本当によかったと思ってるわ。

 この子を置いて会社に行くなんて…

 今じゃとても考えられないもの。

なつ) そうですか…。

 でも、本当にかわいい。

(そっとなつを見る坂場)

なつ) どうしたの…。

茜) 眠たいかな?

なつ) かわいい…。

 

**********

 

そして、ひとつきがたち、秋も深まる頃。

 

(なつの手が止まる)

なつ) (ため息)

堀内) ん? どうかした?

なつ) あ…ちょっと気持ち悪くて…。

堀内) えっ! ちょっと本当に大丈夫かい?

なつ) うん。

荒井) どないしたんや?

なつ) 何でもありません。

堀内) 気分が悪いって。

荒井) 何や、風邪か?

なつ) 違います。

堀内) 働き過ぎですよ。いくらテレビで止め

 絵が多いっていったって、一日に10カット

 は描かないと間に合わないんだから。

荒井) しゃあないやろが!

なつ) ちょっと、外の空気吸ってきます。

堀内) うん。

荒井) 遅れてまうねんで。

(よろめくなつ)

堀内) おおっ、大丈夫か!?

荒井) 大丈夫か? なっちゃん?

 ちゃんと休まなあかんて。

(しゃがみこむなつ)

堀内) あ…なっちゃん!

 水、お願いしていい?

荒井) はよはよはよ…!

 

**********

 

<病院>

なつ) ありがとうございました。

看護師) お大事にどうぞ。

(廊下の長椅子に腰をおろすなつ)

 

**********

 

<坂場家>

なつ) ただいま。

坂場) あっ、お帰り。

(台所で指に絆創膏を巻いている坂場)

坂場) 早かったね。

なつ) うん…。また切ったの?

坂場) 大丈夫、もう慣れたから。

なつ) 指を切ることに慣れないでよ。

坂場) そっちはどうしたの?

 顔色があんまりよくないみたいだけど。

なつ) うん…。ちょっといい?

坂場) うん。

(向かい合う2人)

なつ) 今日、仕事中に、貧血を起こして、

 倒れてしまったの…。

坂場) えっ?

なつ) あ…それは大丈夫なんだけど、

 念のため、お医者さんに診てもらったら…。

坂場) うん。

なつ) できてた。

坂場) えっ?

なつ) 赤ちゃん。

 赤ちゃんが…できてた。

坂場) よかったじゃないか。

なつ) 本当に?

 イッキュウさんはうれしいの?

坂場) うれしいよ…

 君は、うれしくないのか?

なつ) うれしいよ…。

 お医者さんに、言われた瞬間は、信じられ

 ないくらい、うれしい気持ちになった。だけ

 ど…どうするの? 私は仕事を辞めるわけ

 にはいかないよ…。辞めたくないよ…。

(なつのそばへ行く坂場)

坂場) できた以上は、産まないという

 選択肢はないだろ、僕たちに。だった

 ら、そんなことはとても小さなことだ。

 君が、母親になるってことに比べたら。

なつ) やっぱり…

 仕事より、大事ってことよね。

坂場) そうじゃない…。

(なつの手を握る坂場)

坂場) 産むと覚悟を決めて、仕事の

 ことは考えればいいと言ってるんだ。

 一緒に考えよう。

なつ) 一緒に?

坂場) うん。幸い僕は今、家で働いてる訳

 だし、君を支えることができると思うんだ。

 たとえ契約になったとしても、仕事を続け

 たいなら、好きなだけ続ければいい。そ

 れでもし、会社が、その後の君の仕事を

 認めれば、次からはほかの女性も働き

 やすくなるだろ? 子どもを育てながらア

 ニメーターを続ければ、そういう戦いにも

 なるんだ。君が、その道を作るんだよ。

なつ) 道を作る…。

坂場) そういう開拓精神が、

 君にはあるはずだろ。

 一緒に、頑張ろう。な。

なつ) じゃあ…喜んでいいのね!

坂場) 当たり前だ。

なつ) ありがとう。

坂場) こちらこそ。

 

おめでとう。

なつよ、笑って、母になれ。

 

**********
 

子どもができたら退職しますという誓約書…。

普通にあったね~。子どもができたらなんて

まだいい方で、結婚ですら退職だったかも…。

理想はまだまだ遠いけれど、先人が道を作っ

てくれたおかげで、制度はよくはなったよね。

問題は、なかなか変わらない、人の意識…。

 

何かというと「開拓精神」に結び付けようとす

るというか、それが主題だろうから仕方ない

けど、無理くり感がね…ちょっと、引っ掛かる。

描きたいところは分かるけど…もち~っと素

直に妊娠を喜ぶところが見たかった…かも。

 

 

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