「まんぷく」第83回~もの作りは趣味?ついに神部も仲間入り | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第83
第15週 「後悔してるんですか?」
もの作りは趣味?ついに神部も仲間入り

 

 

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あんな生き生きした萬平さんを見るのは

何年ぶりでしょう。

福ちゃんは、複雑な思いを抱いていました。

 

**********

 

<池田信用組合>

真一) 織田島製作所を手伝ってるんですか。

萬平) ええ。毎日定時に退社していた

 のはそういうわけだったんです。

 黙っていてすいませんでした。

真一) 福ちゃんは何て。

萬平) ああ…浮気じゃなくてよかったって

 安心していました。

真一) 織田島製作所を手伝うことは…。

萬平) ああ、それは別に構わないと。

真一) 構わない…。

萬平) ええ。

真一) そうですか…。

 まあ、理事長らしいというか、萬平君は

 もともとそういう人やもんなあ。

萬平) いや、僕も久しぶりにああいうことを

 して、毎日張り合いがあります。いや、実

 はですね…今はこの、ジューサーの遠心

 分離が課題なんです。ここをうまく改良で

 きれば、もう完成は見えてきたも同然です。

 ああ、あとはデザインもだ。あっ、色も考

 えないと。いやね、この本当に、なかなか

 丁寧なんですよね。こことかね。私の昔の

 信念に似てるんだよな。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

世良) なるほどな。福ちゃんは立花君が

 この8年間ず~っと我慢してきたんやな

 いかと、そう心配しとるわけやな。

福子) はい。

世良) まあ、信用組合の理事長といえば、

 聞こえはええし、実際に尊敬もされとる。

 けど、立花君自身は自分を押し殺してる

 んやないかと。

福子) 私たち家族のために。

世良) ほんまはもの作りがしたいん

 ちゃうかな~とそう思たわけや。

福子) そうなんです。

世良) さすがやな。

福子) えっ、何が。

世良) 僕や。この洞察力。

 1を聞いて10を知るとはこのことやで。

福子) 私は真面目に…。

客) お冷や下さい。

福子) はいただいま。

世良) マスター、

 このカレーむちゃくちゃうまいわ。

 これアメリカ人にもまねできへんでこの味。

アキラ) えっ…アメリカ人?

福子) 仕事でアメリカに

 行ってらっしゃったんです。

しのぶ) へえ…

 さすが、理事長夫人のお友達やわ。

福子) 昔からの腐れ縁です。

腐れ縁はないやろ、福ちゃん。

 何も心配せんでええ。

 立花君はちゃんと分かっとる。

福子) えっ?

世良) もう47やで。僕より2つ年上や。

 理事長職を全うする気でおるに

 決まっとるやろ。

福子) せやけど…。

世良) 立花君はな、趣味を見つけたんや。

 仕事帰りに、町工場を手伝ういう趣味を。

福子) 趣味。

世良) うん。会社の社長はな、こう、釣り

 始めたり、囲碁を始めたりするやろ。

 あれと同じや。なっ。

 趣味やと思えばええやないか。

福子) そうか…。

世良) ああ、ごちそうさん。うまかった。

しのぶ) ありがとうございます。

アキラ) サンキュー ベリー マッチです。

 聞いたかしのぶちゃん。

 アメリカには戦争で負けたけどな、

 僕のカレーで敵を取ったったんや。

しのぶ) すぐ調子に乗る。

アキラ) 痛っ。

福子) 趣味か~…。

 

**********

 

<香田家>

鈴) 違う。趣味で片付けられるもんやない。

克子) お母さん。

鈴) 萬平さんは、信用組合の理事長よ。

 手を油で真っ黒にして、町工場を手伝う

 なんて、私には理解できません。

克子) ええやないの。

 それが萬平さんの好きなことなら。

タカ) むしろそういう庶民的なところが、

 信用組合のお客さんから好かれてるのかも。

克子) うん、タカの言うとおりやわ。

鈴) 何で庶民的にならないといけないの。

 むしろ、あの人には、威厳が足りないんです。

 武士の娘の、娘婿でもあるのよ、萬平さんは。

克子) せやからこそ、そういう責任を忘れる

 時間が必要なんやない。

タカ) そうそう。

鈴) そんなことしなくても、

 8年間、ちゃんと勤めてきたやないの。

タカ) うちのお父さんかて、絵が売れて、

 周りからは成功してるように思われて

 るけど、悩んでるんよ。もっと違う絵を、

 描きたいって。

鈴) どうしてよ。今までどおりの絵を描い

 てればいいやない。売れるんやから。

タカ) せやから…。

克子) 萬平さんも忠彦さんも、何て言うの?

 一つの枠に収まるような人やないのよ。

 もともと自由に生きたい人なんやから。

 私は忠彦さんに、どうぞお好きなように

 って言いました。自分の好きな絵を描い

 て下さいって。

鈴) それが売れなくてもいいの?

タカ) お母さんは構わないって。

鈴) 私には、分からない。

 

**********

 

(真っ白なキャンバスの前に忠彦)

忠彦) 僕が描きたいもの…

 描きたいもの…。

(アトリエの中をぶらぶら歩く忠彦)

 

**********

 

<夕方・池田信用組合>

電・真一) やめる?

 やめるとはどういうことですか?

電・喜多村) ですから、ここに来て、

 急に景気が悪くなってきたんです。

 その…織田島製作所ですか。

 追加融資はやめて下さい。

電・真一) 今さらそんな…。

 万能調理器は完成の目処が立っています。

 商品化すれば必ず売れると、うちの理事長

 は確信しています。ここで融資を打ち切る

 なんて、その方が損ですよ。

 

**********

 

(理事長室にむかう真一)

(ノック)

綾) はい。

(部屋に入る真一) 

綾) 理事長はもう、帰られました。

真一) そうか。

綾) あの。いえ、何でもありません。

真一) 遠慮するな。言ってみなさい。

綾) 理事長は、織田島製作所の話を

 される時は、すごくうれしそうです。

 でも…あの会社に、入れ込み過ぎ

 なんやないでしょうか理事長は。

 大丈夫なんですか。

真一) 将来性のある会社を助けるのが、

 信用組合の役目だよ。

綾) あ…申し訳ありません。

 

**********

 

<廊下>

真一) (ため息)

 

**********

 

<立花家>

寿美江) はい、どうぞ。見てこれ。

福子) まあ、おみかん。

寿美江) 田舎から3箱も送られてきたのよ。

福子) こんなにたくさん。

寿美江) いいのいいの。

 源ちゃんやさっちゃんに食べさせてあげて。

福子) ありがとうございます。

寿美江) そしたらね~。

 

**********

 

<リビング>

(みかんを食べる源と幸)

源) 甘い。

幸) うん。

鈴) 源ちゃんさっちゃん。この中に、

 みかんの房が何個あると思う?

幸) ふさって何?

鈴) これよ。

福子) これこれ。

鈴) おばあちゃんは分かるわ。

源) どうして?

福子) 皮をむかずに分かるの?

鈴) いい? このへたを、取るんよ。

 そしたら、ここ、見て。

 小さな、点々が、あるでしょう?

源) うん。

福子) ある。

鈴) この点々の数が、

 中の房の数とおんなじなんよ。

 数えてみて。

源) 1、2、3、4、5、6、7、8、9。

幸) 9個。

鈴) そしたら、むいてみるわよ。

福子) え~ほんまに9つあるん?

 そんなん聞いたことない。ねえ。

幸) うん。

鈴) 数えるわよ。

 1つ、2つ…。

鈴・源・幸・福子) 3つ、4つ、5つ、6つ、7つ…。

福子) んっ!

鈴・源・幸) 8つ…。

源) ほんまや!

鈴・幸) 9つ。

幸) 9つや!

源) おばあちゃんの言うとおりやった。

鈴) へたを取ったら分かるのよ。

福子) 知らんかった。

 何で今まで教えてくれなかったんよ。

源) お父さん知ってるかな。

福子) 絶対知らないと思う。

幸) 帰ってきたら私が教えてあげる。

源) 今日は早く帰ってきてくれんかな。

鈴) ほんまにねえ。毎日毎日遅くまで。

 ほんまに、これでいいの? 福子。

福子) ん?

(子どもたちにも見つめられ、

 ぎこちなくみかんを食べる福子)

 

**********

 

<香田家>

神部) 萬平さんが町工場を?

タカ) 手伝ってるんですって。

吉乃) 信用組合の仕事が終わったあと。

神部) どこで?

タカ) どこでって…。

神部) あの、工場の名前や。

タカ) ああ、確か…。

神部) 何を作ってはるんや萬平さんは。

タカ) えっと…。

神部) もうええ。

 もうお義母さんに聞いてくる。

 お義母さん。

タカ) えっ。

吉乃) 茂さんはほんまに萬平おじちゃんが

 好きなんやね。お姉ちゃんより好きかも。

タカ) 何言うてんの。

吉乃) はよう子どもつくらな。

 萬平おじちゃんにとられるわよ。

タカ) 吉乃。

吉乃) あ~甥っ子でも姪っ子でも

 いいから抱っこしたいなあ。

タカ) そんなこと言われても…。

 子どもは授かりものよ。

 

**********

 

<織田島製作所>

萬平) これでいけるんじゃないですか。

正) いけそうですね。

健三) やってみよう。

(入り口から見ている福子に気付く久美子)

久美子) 奥様。

福子) あっ、あの、これ、

 おみかんの差し入れです。

 皆さんで召し上がって下さい。

久美子) わざわざそんな…。

福子) うちでたくさん頂いたんです。

(赤ん坊の泣き声)

久美子) はいはい、はいはいはい。

福子) ほんまにどうぞ。

久美子) ああすいません。

 ありがとうございます。

 はいはいはい。

 どうぞ、中へお入り下さい。

(作業場へ行く福子)

萬平) おお福子。妻です。

健三) ああ…。

福子) いつもお世話になっております。

正) いえこちらこそ。

福子) あのね、萬平さん。源と幸が、

 今日は早く帰ってきてくれって…。

神部) 萬平さん、

 緩衝材はこれでいいですか? 奥様!

福子) えっ、何で神部さんが!?

神部) 萬平さんがここを手伝ってるって

 聞いて、居ても立ってもいられなくなっ

 てしもて。

萬平) これでいい。これを使いましょう。

健三) 分かった。よいしょ。

萬平) 福子、今日早く帰るのは無理だ。

福子) えっ?

萬平) 源と幸に、早く寝るよう言っとけ。

正) そしたら、入れてみますよ。

久美子) すいません。でも、立花さんと

 神部さんが手伝って下さって、すっごく

 助かってます。

福子) そうですか。

(萬平を見る福子)

神部) 危ない危ない。危ない。危ないです。

 

(回想)

萬平) 時々フッと思うんだ。自分はこんな

 ことしていていいんだろうかって。

(回想)

世良) 趣味やと思えばええやないか。

 

**********
 

萬平の織田島製作所への入れ込みぶりは、

かなりヤバ~い匂いがプンプン。秘書さんま

でが心配になるレベルに。真一さんとの絡み

が多いのが何気に気になってしまったりして。

真一さんは咲一筋でいてくれなければいけ

ないよ…いけないよ(視聴者の勝手な希望)。

 

鈴さんのみかんの話はちょっと懐かしかった。

そういえば子どもの頃、そんな話を聞いたこ

とがあったなあと。いたずらされてばかりだっ

たぶしむすが、孫たちに教えることがあって

よかった~。微笑ましかったし、それきっかけ

で父親にその話をしたいと思う子どもたちの

姿も自然だったし。もの作りに夢中になってし

まうと家族をほったらかしになってしまう萬平

さん再びの図。視聴者を、あ~やっぱりね~

うん、知ってたよ~って気持ちにさせるキャラ

設定が素晴らしい。戻ってきたよ、ダネイホン

に夢中になっていたマッドな萬平さんが。もの

作りの場に戻ったと聞いて嬉々として即効駆

けつける神部の忠犬ぶりに笑った。萬平さん

大好きなのが吉乃ちゃんにバレてるのもツボ。

 

茂さんはほんまに萬平おじちゃんが好き

なんやね。お姉ちゃんより好きかも。
はよう子どもつくらな。
萬平おじちゃんにとられるわよ。

 

いやいやいや…このセリフ、かなりヤバいっ!

腐った頭のせいなのか…朝ドラなのにこんな

こと言っちゃって~と深読みのしすぎで自爆w

 

夫に、どうぞお好きなようにと一足先に言えた

克子姉ちゃんを見習えるのかな? 福ちゃんは。

好きな人が、好きなように、その人らしく生きて

ほしいと願えるのは…愛だよね~。きっと…愛。

 

 

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