「まんぷく」第82回~16年目の浮気!?うそがバレる萬平の巻 | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第82
第15週 「後悔してるんですか?」
16年目の浮気!?うそがバレる萬平の巻

 

 

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<パーラー白薔薇>

敏子) ありがとう福ちゃん。

福子) いや、お礼を言われるのは私やない。

敏子) 萬平さんにお礼を言うといて。

 織田島製作所の奥さんもすごく喜んでた。

福子) そやかて、あの万能調理器は絶対

 に売れるって萬平さん信じてるもの。

敏子) 私も紹介した甲斐があった。

 注文しないとね。そしたら…コーヒー。

福子) コーヒー1つお願いします。

アキラ) ユー アー コーヒー。オッケー。

しのぶ) ライスカレー スリー、

 スパゲッティ ワン。

アキラ) え~ユー ユー ユー ライスカレー。

 オッケー。ほんでユーはスパゲッティ。

 オッケー。

 

(回想)

萬平) 昔は僕も、ああやってもの作りをし

 てたんだよなって。時々フッと思うんだ。

 自分はこんなことしていていいんだろう

 かって。

 

(ドアが開く音)

しのぶ) いらっしゃいませ。

福子) いらっしゃいませ。

 

**********

 

<池田信用組合>

(理事長室に萬平)

(午後五時の時報)

 

**********

 

<理事長室>

(書類を手にドアをノックする真一)

綾) はい。

真一) 理事長は?

綾) もう帰られました。

真一) もう? 

 はあ…決済印をもらいたかったのに。

綾) 最近理事長は、定時になったら

 すぐに退社されます。

真一) どうして?

綾) ん~…早く家に帰って、お子さんの

 顔を見たいんやありませんか?

真一) ああ、ムカデか。

綾) ムカデ?

真一) ああ。源ちゃんとさっちゃんが黒豆で

 ムカデを作って、鈴さんを驚かせたんだ。

 福ちゃんから、やっぱり萬平さんの子ども

 ねって言われたって、喜んでた。

綾) 理事長が。

真一) うん。あれがうれしかったんだよ。

綾) それで、

 早くお子さんの顔が見たいんですね。

真一) (ため息)

 

**********

 

<立花家>

幸) 難しい。

源) 難しないよ。

鈴) その豆で、また、あんないたずら、

 するんやないわよ。

源・幸) はい。

鈴) 返事だけはいいんやから。

福子) 大丈夫よお母さん。

 私がしっかり言い聞かせときました。

 あんなことしたらおばあちゃんの

 寿命が縮まるって。

鈴) 縁起でもないこと、言わんといて。

世良の声) ごめんください。

幸) あっ。

源) 世良のおじちゃんや。

福子) 世良さん。

源) は~い。

 

**********

 

<玄関>

世良) おお!

 またちょっと大きなったのう源。

 幸も大きなった。

源) やっぱり世良のおじちゃんやった。

幸) 声ですぐ分かった。

世良) そうか。

 せや、2人にな、お土産があんねや。

 ほれ、アメリカのクッキーや。

源) クッキー!?

幸) わあ~。

福子) 世良さん。

世良) おお福ちゃん。

 昨日アメリカから帰ってきたで。

福子) へえ~。

 

**********

 

<リビング>

世良) これがツナ缶、これが、コンビーフや。

 これが、何や…あっそうや、

 オイルサージンや。塩利いててうまいで。

福子) 缶詰ばっかり。

世良) そらそうや。

 アメリカは缶詰の本場や。

福子) ふ~ん。

幸) おいしい。

世良) そうか。

源) 世良さんはもう半分アメリカ人なんやで。

世良) なわけあるかい!

鈴) それにしても大したもんやわ。

 あなたみたいに何べんも何べんも

 アメリカ行く人、ほかに知らないわ。

福子) 世良商事が大きくなったからよね。

世良) まっ、半年に1回やな。ロサンゼルス

 に行って大豆を輸入してくるんや。

福子) 英語は上達しましたか世良さん。

世良) あれは無理や。

 せやけど身振り手振りでなんとかなる。

 何とでもなる。うちの社員には英語が

 得意なやつもおるしな。何の問題もあら

 へん。日本はアメリカに負けたけどな、

 1対1やったら十分勝てるど。

福子) さすが世良さん。

鈴) 大したもんや。

源) 世良のおじちゃんアメリカの話して。

世良) 何て?

源) アメリカの話して。

幸) 聞きたい聞きたい。

世良) そうか、聞きたいか。

 そやな…そや、今回はな、

 向こうで映画を見てきたぞ。

福子) 映画!?

世良) ああ。アメリカ人いうのはな、

 ポップコーンいうのをこう、食い散ら

 かしながら映画を見るんや。

鈴) どんな映画見たの?

世良) 何やったっけな、え~セブンイヤー…

 「ザ・セブンイヤー・イッチ」。

福子) 「セブンイヤー・イッチ」?

鈴) どういう意味?

福子) セブンイヤーは、7年やけど…

 イッチが分からん。

世良) 僕もよう分からん。

 内容もよう分からんかったわ。

鈴) 何やそれ。

世良) せやけど主演の女優がえらい

 べっぴんでな。マリリン…マ…マ…。

福子) えっ、マリリン・モンロー?

世良) そう、マリリン・モンロー。

鈴) 有名な女優です。

世良) 何や知らんけどやな、地面の下から

 ブワ~ッと風が吹いてスカートがフワッと

 めくれるとこがたまらんかったな。

 「ワオ!」言うてな。

福子) それは「七年目の浮気」です。

世良) 「七年目の浮気」?

鈴) 映画の題名や。日本でもやってたわ。

福子) お母さんと2人で見ました。2年前に。

世良) 2年前!?

福子) うん。

世良) 今頃何言うてんの。もう、スカートが

 めくれるやなんて、子どもに聞かせる話や

 ないでしょう。

世良) 源は嫌いやないよなあ。

福子) 世良さん。今のは忘れて。

鈴) 外で、遊んでなさい。

源・幸) は~い。

幸) フワ~ッ!

福子) あっ、幸! まねしたら駄目。

世良) 2年前か。そうか。先に福ちゃんたち

 に言うといてよかったわあ。知らんとあっち

 こっちで言い触らすとこやった。

福子) せやけど世良さん。

 マリリン・モンローはべっぴんさんやけど、

 そんな話奥さんにしたら駄目よ。

鈴) 坊ちゃんも5歳になったんでしょう。

世良) せやけど昨日もう話してもうたがな。

 そうか。せやから今朝は機嫌が悪かったんか。

福子) 相変わらずやわ世良さんは。

世良) まあええわ。

 ところで、何で立花君はおらんのや。

 信用組合はとっくに閉店する時間やろ。

福子) 最近はもうずっと残業なんです。

鈴) 帰りは毎日、9時10時やの。

世良) それはおかしい。

 さっき会社に電話したら、理事長は定時に

 退社しました言うとったぞ。

福子) えっ?

鈴) 残業してるんやないの?

福子) そしたらどこに…。

世良) もしかして、女ができたんとちゃうか。

鈴) 女!?

世良) 残業いうたら女ができた時の

 典型的な言い訳や。

福子) いや…萬平さんはそんなことしません。

世良) 分からんぞ。

 福ちゃんは結婚して何年や。

福子) 16年目です。

世良) ほな…

 ザ・シックスティーンイヤー・イッチやな。

 16年目の浮気や。

鈴) あほなこと言わんといて!

福子) 萬平さんは浮気なんてしません!

世良) だから分からんて。

 ああいう真面目なやつほどやりよんねや。

 僕は全然してへんからな。

 

**********

 

<夜>

萬平) ただいま。

 うわっ!

(玄関に正座した福子)

福子) お帰りなさいませ。

萬平) どうしたんだ福子。

福子) お仕事ご苦労さまでした。

(唾を飲み込む萬平)

 

**********

 

<リビング>

萬平) 源と幸は?

福子) もうとっくに寝ました。

萬平) おおっ。

鈴) お帰りなさい萬平さん。

萬平) どうしたんですかお義母さん。

鈴) ちょっと、ここに、お座りになって。

萬平) えっ…。

鈴) お座りになって。

(鈴のいる和室にむかう萬平)

(鈴の前に正座する萬平)

萬平) 何ですか。

鈴) 福子は、

 自分の口からは聞けないだろから、

 私が代わりに聞きます。

福子) そんなにかしこまらなくても。

鈴) 今日は、

 どうして遅くなったんですか、萬平さん。

萬平) 残業です。

鈴) うそ。

萬平) えっ。

鈴) 今日世良さんがいらっしゃったの。

 世良さんが、会社に電話したら、理事長

 は毎日、定時に、帰ってらっしゃいます

 って言われたそうよ。

萬平) (小声で)あの人は余計な…。

鈴) 毎日、どこに行ってるの萬平さん。

 世良さんは、きっと、女をつくったんやって。

萬平) 女!?

鈴) 16年目の、浮気やって言うてたわ。

萬平) そんな…

 いや、僕はそんなことはしないよ。

福子) そしたら何をしてるんですか?

萬平) えっ…。

福子) あれ…萬平さん、その、手…。

 あっ…どうしたの?

鈴) 何その汚い手。

福子) まさか…。

萬平) 織田島製作所を、手伝っているんだ。

鈴) えっ?

福子) 毎日?

萬平) ああ。

鈴) 織田島製作所?

萬平) うちが融資している、町工場です。

 新しい調理器具を開発していて、

 それを手伝っているんです。

鈴) 手伝ってるって…町工場で働いてるの?

萬平) まあ、そうですね。

福子) 萬平さん…。

鈴) 何なのよ。理事長夫人はパーラーで、

 理事長は町工場で。全くあなたたちは!

萬平) いやまあ、

 何なのよって言われましてもね…。

 ちょっとこれ崩していいですか。

 あ~ああ疲れた。

 

**********

 

次の日、福ちゃんは、

織田島製作所をこっそり訪ねました。

 

(入り口のガラス戸越しに中をのぞく福子)

久美子) どちら様ですか。

福子) あっ…。私、あの、立花萬平の

 妻の、福子と申します。

久美子) 理事長さんの。

 いつもお世話になっております。

 もう、本当に立花さんには。

福子) 主人は今、こちらに?

久美子) あっ、はい。

萬平) この刃の角度を、上向きにするんです。

 そうすると切るのと同時に攪拌されて、

 より細かく野菜を細断できます。

健三) なるほど。

正) やってみよう、お父さん。

健三) おお。

萬平) じゃあ僕はここで、

 設計図を描いてみますね。

正) お願いします。

久美子) どうぞお入り下さい。

福子) あっ、いえ、

 ちょっと様子を見に来ただけですから。

 もう帰ります。

 

**********

 

(商店街を歩く福子)

 

(回想)

萬平) 時々フッと思うんだ。自分はこんな

 ことしていていいんだろうかって。

(回想)

萬平) 完成したら絶対に売れるよ。

 きっとみんな喜ぶ。

 

あんな生き生きした萬平さんを見るのは

何年ぶりでしょう。

福ちゃんは、複雑な思いを抱いていました。

 

**********
 

そろそろ顔が見たいと思っていたところでカツオ

セラ登場~! 半年に1回はアメリカに行くぐらい

世良商事は順調で、結婚もしていて、5歳の男

の子までいると怒濤の情報…。世良に奥さん!

見たい! あの世良が選んだ嫁さんが見たい!

恋愛というよりは、いいところのお嬢さんを紹介

してもらっているイメージが強い。社長令嬢とか、

自分のビジネスに役立つ人で、それでいてちゃ

んとその人自身のことも好きというか…実は一

目惚れしていた…的な?感じだったらいいな~。

うわ~世良のプライベート妄想が止まらない~。

 

マリリン・モンローの「七年目の浮気」から、萬平

の16年目の浮気疑惑に発展。うそはバレる。て

か、うそを突き通せる柄じゃないよね萬平さんw

何気に動揺が隠せない福ちゃんが可愛いし、こ

んな時にはやっぱり頼りになるぶしむすが素敵。

ぶしむすの前に正座して問い詰められる婿殿の

構図が面白すぎる。何より、自白して「何なのよ、

あなたたちはもう」と言われて言い返したセリフ、

 

いやまあ、何なのよって言われましてもね…。

 

と萬平の言い回しが何ともツボる。義母・鈴さん

との関係も、随分こなれてきたなあと。フフフ…。

 

萬平の言うことが本当なのか、町工場に偵察に

行く福ちゃん。こっそり見ているつもりの怪しす

ぎる動きに笑った。奥さん、奥さん、挙動が不審

すぎますよ~。気持ちは分かるし可愛いけどね。

もの作りをしている萬平さんの生き生きとした表

情を見てしまった福ちゃん。あ~あ、見ちゃった。

相手が女性よりたちが悪いというか…強敵かも。

人の役に立つものが作りたい。もの作りの情熱

が、発明家の血が騒いでサンバを踊りだす~!

 

ずっと、あなたは発明家よと背中を押し続けてき

た福ちゃんだからね~見ちゃったら、見なかった

ことにはできないよね。壮大なブーメランがこん

な形で戻ってくるとはね。萬平覚醒の日は近い。

 

 

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