「まんぷく」第30回~口に出せない思いは、誰にでもある | 日々のダダ漏れ

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テーマ:

「まんぷく」 第30
第5週 「信じるんです!」
口に出せない思いは、誰にでもある

 

 

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福子) 克子姉ちゃんもきっとそう思てる。

 忠彦さんは普通の人とは違うって。自

 分の旦那様で、子どもたちのお父さん

 やけど、その前に忠彦さんは画家やっ

 て。萬平さんもそうです。今は、食べる

 ためにはんこ作ってるけど、ほんまの

 あなたは違うでしょ? 萬平さんは、発

 明家。みんながびっくりするようなもの

 を作って、世の中の役に立つ。それが、

 萬平さん。私の旦那様です。

萬平) ありがとう、福子。

 

**********

 

<居間>

鈴) はあ…

 最初の頃は、よかったのにねえ。

福子) はんこ屋が儲かるって知って…。

 

(回想)

タカ) はんこ作りませんか。

福子) いかがですか、はんこ。

男性) 2本で13円や。どないや。

福子) あっ…ええ…。

 

福子) 同業者がたくさん出てきたから。

克子) しかたないわよ。

鈴) しかたないでは、済みません。

 収入が減れば、家計がどんどん

 苦しくなるんやから。

 大体この家は、人が多すぎるのよ。

福子) そうですね。

鈴) 食費だけでも、ばかにならない。

克子) はあ…いつになったら子ども達を

 学校に行かせられるのかしら。

 

**********

 

<アトリエ>

(目を覚ます神部)

(忠彦の姿に驚く神部)

 

**********

 

<台所>

克子) 忠彦さんが、

 キャンバスに向かってた?

神部) びっくりしました。

福子) 絵を描いてたん、忠彦さん。

神部) いえ、じっと、キャンバスを見てる

 だけです。とても声をかけられるような

 雰囲気やありませんでした。

福子) 克子姉ちゃん。

 

**********

 

<アトリエ>

(忠彦の脳裏に甦る照明弾の光)

(真っ白なキャンバスに線を描く忠彦)

(アトリエに来る克子と福子と神部)

克子) あなた…。

 やっぱり、描くんですね。

忠彦) 今までのような絵はもう無理や。

 せやけど、色が分からんのなら、

 分からんなりの絵が…。

 今までと違う絵が、描けるかもしれへん。

 やっぱり、僕は描きたいんや。

 許してくれ克子。

克子) 許すも何も、

 あなたは画家やないですか。

(頷いている福子)

福子) (小声で)そうよ。

 

**********

 

鈴) 堅気になるんやなかったの、

 忠彦さんは。

萬平) でもまあ、気持ちは分かります。

鈴) 分かりません。忠彦さんが働かな

 くなったら、はんこ屋はどうするのよ。

 それでなくても、注文は減ってるのに。

萬平) それなんですけどお義母さん。

 あの…僕たちは、

 この家を出ようと思います。

鈴) えっ!

福子) 私たちがいなくなれば、

 2人分の食いぶちが減るでしょ。

鈴) 出ていって、

 あなたたちはどうするのよ。

福子) それはまだ考えてません。

鈴) あ~…。

福子) 萬平さんならきっと何か

 思いついてくれます。

 私は、萬平さんのやりたいことを

 やらせてあげたいの。

鈴) 勝手やわ。私かて、

 いやいやはんこ屋やってるのに。

萬平) 子ども達と一緒で楽しそうやない。

萬平) お義母さんは、克子さんたちを

 支えてあげてください。

 

**********

 

<屋台>

世良) 確かに、

 立花君にはんこ屋は似合わへん。

 君は発明家や。食いぶちを稼ぐにしても

 何かおもろいことをするべきや。

萬平) だから今、それを考えているんです。

 戦争で負けてすさんでしまった世の中

 だからこそ、みんなが喜ぶようなことが

 できないかって。このラーメンみたいに。

 うまいよおやじさん。

店主) おおきに。

世良) ほな、ええ情報教えたろ。実は

 ある場所に軍の倉庫が残っててな。

萬平) 倉庫ですか。

世良) 僕の知り合いの不動産屋が

 誰かに貸したいと言うてんねや。

萬平) でも、倉庫って…。

世良) 値段は僕が掛け合うて下げたる。

 せやけど、中に何があるかは分からへん。

萬平) 何が残ってるんですか。

世良) まあ、カラやないわ。もしかしたら、

 鉄くずしか、ないかもしれへんけどな。

萬平) 鉄くず…。

世良) もしそやったとしても、

 加工して何か作れるかもな。

萬平) じゃあ一度そこを見せてもらって…。

世良) それは無理や。

 不動産屋は確実に借りてくれるもん

 にしか中は見せへんて言うとる。

 軍の倉庫やった物件やからな、

 いろいろあるんやろ。

 あ~! ごっつぉさん。

 やっぱりラーメンはうまいな。

店主) おおきに。

萬平) その倉庫はどこにあるんですか?

 

**********

 

福子) 泉大津?

萬平) ああ。確か、福子の友達の…。

福子) ハナちゃんが住んでるとこです。

萬平) ああ。

福子) 空襲を受けなかったから、

 畑もたくさん残ってて、

 食べ物に困らないとこやって。

萬平) でも、

 本当に鉄くずだけだったら…。

福子) 萬平さんならきっと何か

 面白いこと思いつきます。

 きっと。うん。

 

**********

 

<香田家>

男性の声) ごめんください。

克子) は~い。

 

**********

 

<玄関>

克子) 真一さん…。

真一) ご無沙汰しておりました。

 

**********

 

<居間>

福子) ご無事でお戻りに

 なられたんですね。

真一) 北支の部隊におりました。

重之) ほくし?

真一) 支那の北の方だよ。

 共産軍との戦いでひどくやられましたが、

 なんとか、戻ってこられました。

克子) よかった。

真一) 忠彦さんも、ご無事で。

忠彦) 帰ってこられました。

真一) よかった。いや、よかった、よかった。

 そうか。みんなで、はんこを作っているのか。

萬平) 真一さんはこれから、

 どうするつもりですか?

真一) 会社に戻るよ。

 社屋は焼け残ったっていうから。

忠彦) 真一さんに、あの絵を返さないと。

 

**********

 

<アトリエ>

(満開の桜の絵)

 

(回想)

福子) 忠彦さんがこれを?

咲) そう。やっぱり上手よね。

 

(絵を見つめる真一の目にあふれる涙)

真一) ただいま…咲。(涙)

忠彦) やっぱり、真一さんや。

真一) え?

忠彦) みんな、戸惑ってましたよ。真一さん、 

 まるで人が変わったみたいに明るいから。

真一) (泣)

忠彦) あなたも、見てきたんですね、地獄を。

真一) 忠彦さんも。

忠彦) 僕も、普通ではおられません。

 絵を描くことで、何とか、

 気持ちを落ち着けています。

(描きかけの絵を見る真一)

真一) 今までの色使いとは、違うような…。

忠彦) 戦争帰りですから。

(頷き、もう一度桜の絵を見る真一)

真一) できればこのまま、帰りたい。

 みんなの顔は見ずに…。

 

**********

 

<台所>

鈴) 帰った?

忠彦) アトリエから、直接出ていったよ。

 僕の靴を履いて。

克子) 何で?

鈴) 挨拶もなしなんて…。

 

**********

 

(玄関に残された真一の

 ボロボロの靴を見ている萬平)

萬平) いろいろとつらいことが

 あったんだろうな、真一さん。

福子) はい。

萬平) 口に出せない思いは、誰にでもある。

福子) そやけど、もう私たちも、

 みんなに言わないと。

萬平) (頷く)

 

**********

 

萬平) 2人で、

 泉大津に行こうと思います。

一同) えっ?

克子) 泉大津?

福子) いつまでも克子姉ちゃんたちの

 お世話になってる訳にはいかへんから。

鈴) ちょっと待って。

 はんこ作りはどうするの?

 萬平さん達がおらんようになったら…。

神部) そうですよ。

萬平) この仕事はもう頭打ちです。

 むしろ、従業員を減らした方が、

 収入が、安定すると思います。

福子) この家の家計も、

 私らがいない方が楽になるわ。

 忠彦さんかて、

 絵に専念できると思います。

忠彦) 福ちゃん…。

タカ) 萬平おじちゃんと福子おばちゃん

 がおらんようになってしもたらさみしい。

萬平) 僕たちだってさみしいよ、タカちゃん。

福子) そやけどおばあちゃんがいるやない。

鈴) 私だけ残るの?

福子) 孫たちと一緒に、楽しく暮らして。

鈴) 楽しくって…。

神部) 俺も連れてってください。

萬平) え?

福子) 神部さんは子どもたちの

 家庭教師でしょう?

神部) 萬平さんたちがいなくなるのに、

 他人の俺だけ、残る訳にはいきません。

鈴) 私も、出ます。

萬平・福子) え?

忠彦) お義母さん。

鈴) 克子たちだけになれば、忠彦さんの

 田舎も、また助けてくれるわ。はんこ作

 りは、克子とタカとで、つつましくやって。

 あとは、田舎からの助けで、十分、食べ

 ていけます。

タカ) みんな出て行ってしまうん?

克子) 急にそんな…。

忠彦) 僕たちに、止める権利はない。

 お義母さんたちがいてくれたおかげで、

 僕がいない間、お前たちは生活できた

 んや。快く、送り出してあげよう。

萬平) ありがとうございます、忠彦さん。

克子) 分かった。

 泉大津なんてすぐそこよ。

 いつでも会いに行けるわタカ。

タカ) うん。

(鈴に抱きつくタカ)

タカ) (泣)

福子) 泣かんといてタカちゃん。

 

**********

 

みんなで助け合って、終戦直後の

つらい時期をしのいだ福ちゃんたち。

でも、ここから、将来に向かって、

それぞれの道を進んでいくことに

なったのです。

 

**********
 

福子は、心から萬平を信じて励ましているし、

萬平は福子の信頼と応援を嬉しく感じている。

だから、この2人の相性では問題ないのだけ

れど…。人によってはプレッシャーに負けてし

まう人もいるだろうなとちょっと思ってしまった。

つまり…相性ってホント大事!この相性が悪

いと、本来持っている能力を活かせず、良か

れと思ったことも裏目に出てしまうことになる。

福子と萬平さん、克子と忠彦さん、そして咲と

真一さん。それぞれベストカップルだったなと。

 

戦地から無事に帰ってきたものの、とにかく明

るい安村…いや、真一さんに戸惑う福子たち。

多くを語らずとも通じ合う、戦地で地獄を見て

きた忠彦さんと、真一さん。そして、ボロボロの

靴を見て、真一さんの心を思いやる萬平さん。

 

口に出せない思いは、誰にでもある。

 

あるね。出せない思い、出したくない思いも…。

いつか、口に出せる、出したくなる思いもね…。

いろんな立場の、いろんな傷を抱えた人が、さ

りげなく描かれる。わかりやすい傷もあれば…

わかりにくい傷もある。目に見えやすいもの…

目に見えにくいもの…みんないろいろ抱えてる。

いいことばかりもないし、悪いことばかりもない。

「禍福はあざなえる縄のごとし」、なんだよね…。

 

新天地で2人、やっと2人きりになれると思いき

や…ついていく宣言のぶしむすとワンコ神部w

まあ、想定内だし面白そうであるけどね。フフフ。

相変わらず孫の扱いが雑な鈴さんを見られなく

なるのはちょっと寂しいけど…。鈴さんと神部の

関係がどうなっていくのかは、ちょっと興味深い。

 

 

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